com.nttdocomo.lang
クラス XString

Object
  |
  +--com.nttdocomo.lang.XObject
        |
        +--com.nttdocomo.lang.XString

public final class XString
extends XObject

携帯電話のネイティブが管理しているデータで、 携帯電話外に持ち出せない文字列データを表すXObjectを定義します。

XStringは、 電話帳のデータなど携帯電話のネイティブの機能により管理されているデータをiアプリから取得した場合に、 そのデータを携帯電話外に持ち出せないように導入された 特別な型の文字列オブジェクトです。 XStringは、 携帯電話のネイティブの管理データのうち 携帯電話外に持ち出すべきでないデータを取得した場合に生成されます。 アプリケーションが直接コンストラクタにより生成することはできません。 その内容を携帯電話外へ持ち出せないようにするために、 通常の文字列オブジェクトと比べて限られた操作しか許されていません。

XStringは、 UIの低レベルAPIによる文字列としての描画、 高レベルAPIによるラベル文字列等への使用が可能です。 しかし、通常の文字列オブジェクトのように、 文字列の内容をバイトデータとして取り出すことはできません。 したがって、 その内容をHTTP接続やOBEX接続を用いて携帯電話外に持ち出すことはできません。 また、各文字の内容を調べたり、他の文字列と比較したり、 検索を行ったりすることもできません。

通常、キャンバスやイメージからは画素データを読み出したり、 描画内容をJPEG形式等の形で取り出したりすることができます。 しかし、 XStringが一度でも描画されたキャンバスやイメージに対してはこれらの操作は許可されず、 重大なセキュリティ違反であるとしてアプリケーションを強制終了します。 これは、XStringの描画後にclearRectメソッドにより キャンバス等をクリアした場合にも適用されます。 また、クリップ領域の指定などにより 実際にはXStringが描画されていなくとも適用されます。 すなわち、キャンバスやイメージから取得したグラフィックスオブジェクトに対し、 XStringを引数に取るメソッドを呼び出した場合は常に適用されます。 また、XStringが描画されたイメージを 別のイメージやキャンバスに描画した場合にも適用されます。

導入されたバージョン:
DoJa-3.0
関連項目:
XObject

メソッドの概要
 int length()
          XStringの文字列の長さを取得します。
 
クラス com.nttdocomo.lang.XObject から継承したメソッド
equals, hashCode, toString
 
クラス Object から継承したメソッド
getClass, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

メソッドの詳細

length

public int length()
XStringの文字列の長さを取得します。

戻り値:
文字列の長さを返します。


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