オリジナルラブ


−庵サイド−


「たまにはかわったHがしたいっ!」
「ぶはっ!」

俺はその一言を聞いて飲んでいたコーヒーを吹くという
お約束な行動をしてしまった。

真昼間から人の家に上がりこんでると思ったら、
何を言い出すんだ、コイツは・・・。
しかし、このバカに付き合ってたんじゃ身が持たん。
とりあえず、聞かなかったことにしよう。

「なんだよ、いおりィ〜。シカトすんなよー」
「キサマがあほなこと言うからだ」
「庵は足りないとか思わないの?」
「俺は今のままで十分・・・
あっ、いや、違う!!そんなことはどうでもいいのだっ!!」
「・・・・・・・・・・・いおりん、かわいい〜〜☆」
「う、う、うるさいっ!!」

くそ、誘導尋問か?このごろ京につられて俺までバカになってきてないか?
どうも、いっつもコイツのペースに合わせられてしまう。

「そんなことよりっ!!今日はそんな俺達のために愛の道具を持ってきたぜ!」
道具だと?また変なこと考えている顔だな・・・。
「見たい?」
「見たいわけあるか。何を持ってきたのか知らんが、さっさと持ち帰れ」
「じゃあ、見せてやるよ、しょうがねえな〜☆」
「人の話をちょっとは聞いたらどうなんだっ!?」

俺が呆れつつ、怒鳴ると、京はポケットから二枚の布を取り出した。
なんの変哲もない布だが・・・?

「はいはい、ちょっとじっとしてろよー」
京が隙をついて俺の両腕を後ろへ捻じ曲げた。

「いっ・・・!京!!」
「だからじっとしてろって〜」

見えないが、きっとさっきの布で俺の両腕を縛っているんだろう。
・・・・なんで俺がいつもいつもこんな目に・・・。(怒泣)

「・・・・・気は済んだか?」
「まさか。まだなんもしてねーのに。これからこれから☆」

本当になんでいつもいつも・・・。(以下略)



−京サイド−


俺はもう1枚の布で庵の目を隠した。目隠しプレイってやつ〜?☆

「ど?目隠しされるとなんか不安になんない?」
「この変態!全部解け!!!」
あ、不安なんだ。否定しないし。かわいい〜〜☆

「せっかく用意したんだから、実践してみようぜ」
服の上から庵の体をつうっと撫でると、庵はいつもよりも過剰にびくっと反応した。

ちゃっちゃと邪魔な服は脱がして〜っと☆
庵はいつものドレスシャツだけになった。

そんな格好で目隠しして腕を戒めてソファーの上に膝をおって
座ってるってのはなかなかいやらしくて・・・。
俺はばれない様につばを飲んだ。

「何する気だ・・・」
「いつもしてること☆でもきっと今日はいつもより気持ちよくなるぜ」

そう言って俺は庵の両足を大きく開いた。
さっき下着も脱がしたからもちろん、なにもはいてない。
まだ普通の状態の庵のそれを俺はいきなり口に含んだ。

「・・・あっ!?」
目隠しのせいで俺の先の行動がわからない庵はホントにビックリしたようで、
大きく体をくねらせた。
腰を引いて逃げようとするけど、そんなの無駄無駄☆
足首を軽く掴むだけで簡単に捕まえられる。

舌を使って追い上げていくと、庵のがだんだん熱を持ってくる。
「あう・・ん・・きょ・・・おぉ・・っ!!」
庵が甘い声を漏らしつづける。・・・目隠しプレイ、成功かも☆

なんかやばそうだったから、イク前に口を離す。
庵の精液がつうっといとをひいた。

ふと、顔を上げて庵の顔を見ると、不安そうな、困ったような、そんな顔をしてた。
「んな顔しなくても、ちゃんとイカせてやるって」
「め・・かくし・・とってぇ・・・・」
「まだだめ〜」

庵の秘部に指を押し入れると、もう十分に濡れてたから、
簡単に入った。いつもよりも濡れてる。
「アッ・・!」
「もういれるぜ?平気だろ?」
「う・・・・ん・・はや・・くぅ・・」

ぎゃ〜〜〜〜!!「はやくぅ」だってよおいっ!!
たまんね〜〜〜〜っっ!!(オヤジかい)

「じゃあ、ソファーから降りて・・俺が座るから、庵はこっちむいてその上のって」
いわゆる対面座位ってやつですか☆俺らがこれやるのはわりと珍しいから
新鮮でいいな☆

庵は目隠ししてるから俺が上へ導いてやる。
でも庵は上に来てもなかなか腰を落とそうとしない。
ま、いつものことだけど。
「大丈夫だって。ほら・・・いおり・・・」

耳元で名前を低く囁いてやる。庵はこれが好きらしくて、特にHの時に言ってやると、すっと力を抜く。
俺はその隙に庵の腰を掴んでぐっと下ろした。

「アアアッ!!!きょ・・・・きょおっ!!」
「・・・入ったぜ」

「ん・・・あっ・・め・・・めかくし・・」
「ああ・・・・そろそろいいかあ・・ほら・・・」

俺がちょっと残念に思いながら、目隠しを取ってやると
庵は飛びつく様にキスをしてきた。
深く深く、息ができないくらいに。
珍しいな・・・どうしたんだ?

唇を離して庵の顔を見ると、瞳が潤んで今にも泣きそうな、
でも怒ったような顔をしていた。

「あ、あのさ・・・・・・・そんなに嫌だった・・・?」
「・・・・・」
「・・・・そんなに不安だったのか・・・な?」
「・・・・・・・違う・・・・」

じゃあどうした?と、顔を近づけると、そらす様に下を向いて、
蚊の鳴くよりも小さい声でぼそぼそと言った。

「目隠しをしてると・・・・き・・・キスしたいとき・・に・・・・できない・・・から・・・」

か・・・・・・・
かわいい・・・・・・・・・・・・。

なんでこいつ、
こんなかわいいんだよ〜〜〜〜〜〜〜っ!!!

今度は俺から触れるだけのキスをする。
甘いムードのとこ悪いんだけど、俺の、入ったまんまなんだよね・・・。
腕を縛ってた布も取ると、ゆっくりと動き始める。

「アアッ!!ああぅっ!!!ん・・・ああっ!」
庵はすがるものを求めて手を伸ばす。その手を俺の背中へ回させた。
「思いっきりしがみついてていいからな☆」
「んん・・・は・・・あ・・っ!!」
いわれるままに背中に回る腕に力を入れた。
動くたびに庵の爪が背中に傷をつける。
ある意味勲章だよなあ、なんて考えながら、動きを早める。

「あ・・あんっ!!きょ・・・も・・イ・・・っ!!」
「いいぜ、イケよ・・・」
「ア・・・アアアッ!!!」
それにつられるように俺も庵の中に放った。



−庵サイド−


・・・・すっごく自己嫌悪中。

よくあんな恥ずかしいこと、普通の状況じゃなかったとはいえ、言えたものだ。
おかげでさっきから京がすごく上機嫌だ。

あのあと、寝室に場所を移して2回ほどやったから俺はもうよれよれで、
眠りにつく寸前だったりする。

その様子を京が何が楽しいのか、にこにこしながら片肘ついて見ている。

「・・・・・にやにやするな・・・みっともない」
「庵にあーゆーこと言って貰えるなら、どんなにみっともなくてもいいぜ、俺☆」
とたんに顔が熱くなる。
きっと赤くなってるんだろう。
その証拠に京の笑みが深くなっている。

「あっ、あれはだな・・!!」
「本音だろ〜〜?」

「・・・・っ!!!!もういいっ!寝るっ!!」
何を言い返しても墓穴を掘る気がして俺はふとんを頭までかぶった。
「はいは〜〜い☆おやすみ〜〜♪・・・・・ぷっ・・・・くくく・・・・・」
京の耐え切れずにもれた笑い声が聞こえる。

頭にきたけど、今は無視しておこう。

END

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しらす:甘いのにもほどがないかい??まあいいか〜☆
Hクリアしたし〜〜☆もう満足っすよ〜〜☆
ちなみに下書きしてませ〜〜ん☆直接パソうち☆楽ちん。

 

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