京庵童話劇場〜シンデレラ〜


注意:この話は、管理人が突然の思いつきで書いたものなので、
多少(?)本文と違う部分があります。笑って許してね☆

ある所に一人の少女(?)がいました。名前をシンデレラ(京:笑)と言います。
シンデレラはいつもママハハ(社)とイジワルな姉たち(真吾&K’)
にいじめられていました。
シンデレラはママハハたちにいつもみすぼらしい格好をさせられていました。

ある日、ママハハと姉達がお城の舞踏会に行くといいました。

「じゃあ、ちゃんと家事してろよな!」
「るっせえ!!なんでオレサマがんなことしなくちゃなんねえんだよ!!」
「あ、あの落ちついてくださいよ〜。ね?ちゃんとシンデレラしてくださいよ」
「そうそう。いつもテメェの思いどうりにはならないってこった」
「・・・じゃあな・・・オリジ・・・いや、シンデレラ・・・」

そう言い残すとママハハたちは行ってしまいました。

「う〜〜〜。くそーー。ムカツク〜」

家事なんかぜんぜんせずに、愚痴っていると魔法使い(紅丸)が現れました。

「そんなに舞踏会に行きたいの?」
突然現れた魔法使いに驚きもせず、シンデレラは不機嫌そうにため息をつきました。

「舞踏会に行きたいとかじゃなくてこんな役がらなのが気にいらねえんだよ!」
「(ちょっと京ちゃん、ダメだよ台本どうりにやってよ・・・あ、ほら、舞踏会に行けば
八神に会えるよ?)」
「え、うそ。マジ?なんで?」
「(だって八神は王子役だもん)」
「ふーん・・・じゃあ行く」
「(ほ・・・)じゃあ馬車を作ってあげるよ」

そう言うと魔法使いは魔法で馬車を作ってくれました。

「その格好も何とかしなきゃね」
魔法使いはまた魔法で綺麗なドレスを着させてくれました。

「・・・・・うげ・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・って、なんだよこのドレス!!!」
「しょうがないだろシンデレラなんだから!!俺だって嫌だよ!!(涙目)
っていうか、七枷たちだって着てただろ!!」
「一番強烈じゃねェか!これ!!」

「12時までに帰って来るんだよ!そうしないと魔法がきれちゃうからね!!」
「いや、別にきれてもいいけど・・・」
「お話上ダメなの!!ほらさっさと行った行った!」
「おお、ありがとなー」

こうしてシンデレラも舞踏会に行くことができました。

そのころお城では楽しげな舞踏会を進めていました。

「おい、赤毛。つべこべ言わずに俺と踊れ」
「・・・・・・・・なんだキサマその格好は・・・・・」
「・・・・・聞くなよ(泣)・・・・・」
「あ、やが・・・じゃなくて王子サマ!俺とも踊ってくださいよ〜」
「この城にはマトモなヤツはいないのか!!」

いるにはいましたが、ママハハたちの異様な雰囲気に近寄れないでいました。

そのとき・・・・。

バタン!!!

「ちょぉっとまったぁ!!いお・・じゃなくて王子!!俺と踊れ!!」

―――――シーーーーーーン――――――

お城は奇妙な沈黙に包まれました。
みんなが固まっている隙にシンデレラは王子の手を無理やりとってぐいっと引き寄せました。

「な・・ななな・・・・・・」
「お前に会いたいがためにこんな格好までしちまったぜ。ふぅ、愛だな、愛☆」
「だ・・・誰か・・・」

ボーン・・・ボーン・・・ボーン・・・・・・

無常にもそのとき12時を告げる鐘が鳴りました。

「ちょ・・・ちょっとまてや!!まだなにもしてねーぞ!!?」
「(た・・・助かった・・・)ほら!!12時だ!!シンデレラは帰れ!!」
「お、おい!コラ!!・・・・・あーーーもうっ!!しかたねえな!ほらガラスの靴!!」

靴を残すとシンデレラは猛ダッシュで帰っていきました。
その場に残された人々はまだ固まったままでしたが・・・。

後日、王子はガラスの靴の持ち主を執事(紅丸:二役☆)と共に探しました。

「おいっ!!二階堂!!何でオレがあんな人外探さなければならないんだ!!
見つかったらあんなのと結婚しなくてはならないんだぞおれは!!」
「うん、そーだねえ・・・。でもお話だし?諦めなよ」
「嫌だーーーーー!!はーなーせぇ〜〜〜!!!」

なんだかんだ言ってるうちにママハハたちの家に着いてしまいました。
執事はその家の人間を集めるとガラスの靴を取り出しました。

「さー、どんどん履いてねー。これが履けた人は問答無用で
王子のお嫁さんだからヨロシクー!」
「じゃあまず、オレサマが履くぜ!!」
「ボディーが甘いぜ!!」  
ボウッ!!
「がはっ!!な、なにするんだてめえ!!」
「うるせえ!!お前の足で履こうとなんてしたら割れちまうに決まってんだろ!!」
「やってみねーとわかんねーだろが!!!」
ママハハとシンデレラはケンカを始めてしまいました。

「さあ、あの2人はほっといてどんどんいこーねー」
「じゃあ、オレ履いてもいいですかー?・・・・・・・ああダメだ、ちょっと大きいや」
「あ、残念。じゃあ・・・K’」
「・・・・・・・・・」

スポッ

「あ」
「・・・・はいった・・・・」
「おめでとー!!お嫁さん決定ー!!」

「な・・・・・・なんだとおーーーーーーーーー!?」(ママハハ&シンデレラ)

こうして、長女(K’)は王子サマと静かに暮らしましたとさ。
おしまいおしまい・・・・。

「納得いかねーーー!!!」(ママハハ&シンデレラ)

END

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しらす:あーー楽しかった!!(そりゃあ、あんだけやりゃ・・・)
次は何がいいかな!?(次があるんかい!!)
お約束なオチでごめんなさい!!

 

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