丸山高地さんが極短時間で作られた小説です。
これほどのものがそんなに短い時間で出来るものなんでしょうか…。
「caution」をよく読んだ上でお楽しみ下さいね。

LAWBREAKERS(0)

 !CAUTION!

本書(?)を楽しく読むために次の注意をしっかり読んでください

 

注意@
 この作品は完全オリジナル作品だと思っているため途中盗作と思われるかもしれない箇所がいくつかあるかもしれませんが苦情などは絶対に受け付けません(笑)
  なお、この作品の著作権は有るか無いかしりませんが権利者の許可なく複製・転載はとりあえずやめて下さい。

注意A
 この作品はとある人物の手により漫画化する恐れが有りますので取り扱いには十分注意してください。
 暴発・足が生えて逃げるなどは無いと思われますので多分安全です。
 もしこの作品で何らかの被害に遭われた場合は何の保証もございませんのでご了承を

注意B
 はい、段々と読むのがだるくなってきましたね それではどうぞ読んでください。
 ずぶの素人が書くんだ、読みにくいかもね

 

 

Create

キャラクター@
 ジャグレル・ランバード(通称ジャグ)18歳
 本編の主人公。
 中肉中背だが、巨大なバスターソードを片手で振りまわせるほどの怪力の持ち主。
 割と普通の性格で、新聞なんかも読んだりする。
 一人称は、俺。
 好きなものは静かな空間。雑誌。
 嫌いな物はエイジ。全ての不幸の元凶であり、いつか決着をつけようと考えている。

キャラクターA
 相馬英嗣(通称エイジ)18歳
 ジャグとは昔からの腐れ縁らしく、今でも何故か彼といっしょに行動をしている。
 結構軽い性格で、いろんなことに首を突っ込んだり、おかしな行動をとったりする。
 一人称はジャグと同じで、俺。
 好きなものは甘い物全般(特にようかん)
 嫌いな物はジャグ。自分に意見をする唯一の存在で、いつか決着をつけようと考えている。

キャラクターB
 ガルシスト・オブ・メニーグラッド(通称メグ)19歳
 いつのまにか二人の旅についてきている女性。
 実は二人よりも年上だったりもする。
 性格はわりとわがままな面があるが、しっかりとしている。
 一人称は、わたし。
 好きなものは楽しいおもちゃ(ジャグとエイジ)
 嫌いな物は虫

 

 

LAWBREAKERS vol.0

 そこは深緑とまではいかないが、多くの木が太陽の日差しをほぼ遮られていた。避暑地にはもってこいだと俺は思った。

 俺は相棒のバスターソードを中段に構えると一気に横に薙いだ。目の前にいた奴は見事に真っ二つになり、俺が考えていたよりも遠くへと吹っ飛んでいった。俺は相棒を見ながらまるでバッターになったような気分になった。……もっとも、スポーツは嫌いなんだけどな。

「くそったれがあ!!」

 さっき倒した奴の仲間が向かってきた。今度はショートソードの二刀流だ。見たところ……素人の様だな。しかし何で俺はこんな面倒な事に巻き込まれているんかね。……そうだ、みんなあいつが悪いんだ。畜生……

 そうこう考えている内に間合いを詰めた敵が、思いっきり剣を振り下ろしてきた。俺はその斬撃を軽くいなすと素早く後ろに回りこみ、その勢いで相手の延髄に上段廻し蹴りを放った。蹴りは見事に決まり、そいつは地面に顔面から突っ込んだ。

 ……痛そうだな。と思いつつも俺はそいつの頭を思いっきり踏み付けた。靴底にしこんである鉄板と俺様の素晴らしい脚力のせいで、そいつの頭は卵を落としたかのように見事に潰れた。血液と脳髄が辺り一面を紅に染め、胸糞悪い匂いが広がる。

「殺らなきゃ俺が殺られるんだ。悪く思うなよ」

 

 

 あいつがいつも自慢しているバスターソードで相手を吹っ飛ばしたのを見てから、俺も目の前にいる奴に切りかかった。相手はかなりでかい……がそれだけのようだ。俺は相手の攻撃をかわしながら少しずつ自分の間合いを取っていった。

「アンタ中々やるじゃないか。でもな、俺のほうが強いぜ」

「…………」

 男は無言のまま攻撃を繰り出す。

 勝負に必要なのはスピードだ。俺は一瞬の隙をついて俺特製の刀――こっちではトーヨーブレードと言うらしい――で相手の手首を切り飛ばした。怯んだ相手に俺は容赦なく剣を突き出し、心臓を貫くとそのまま引き抜いた。大男は鮮血を撒き散らしながら後ろにぶっ倒れた。

「俺の勝ちだ!!」

 

 

「あ〜あ、二人ともまた自分に酔っているよ」

 わたしは今木の上に乗っかっているんだけど、下の方でドンパチやっている連中は皆気が付いていないのかな? ……ありゃ? エイジがジャグに喧嘩を売っている。なになに、戦いに必要なのは力じゃなくて速さだって? ……まったくあの二人は。いったい同じ事を何回やれば気が済むのかなあ?

 ふと気付くと、こっちに気付いた一人が木をよじ登ってきている。あともう少しといったところか。

「えい」

 無常にも顔面に蹴りが炸裂。そいつはそのまま落ちていって鈍い音と共に動かなくなった。


続く


一言感想欄
作者さんへの感想、助言等一言でもいいので書いてくださいね。

                  


2000.07.17