SPSSについての参考書


SPSSについての参考書はたくさん出版されています。

また、SPSSのヘルプメニューの下にある「トピック」、「チュートリアル」、「統計コーチ」が非常によくできているので、それらを参考にするのが一番手っ取り早いでしょう。

SPSSの初歩的な使い方についてはこのプリントを参考にしてください。

特にお薦めの参考書を以下に掲げます(多分これらの本は心理学研究室に数冊ずつ用意されるはずです)

SPSSによる分散分析と多重比較の手順(石村貞夫・著、東京図書、\2,800)

 タイトルのとおり、分散分析についてはかなりいろいろなデザインのものまで、その実行方法が書かれ
ており、多重比較(下位検定)についてもかなり詳しく説明がされている。

SPSSによる多変量データ解析の手順(石村貞夫・著、東京図書、\2,800)

 重回帰分析や対数線形分析(名義尺度データの分散分析のようなもの)、多次元尺度法、因子分析、
共分散構造分析(最近注目されている分析手法で、上手に用いれば因子分析と同じようなことや、潜在
因子を仮定した因果関係の分析などができる)などについて書かれている。
 各手法の原理の説明は、あまり簡単とはいえず、省略が多くて読みにくいが、SPSSでどんな風な
データからどんな風な結論が導き出せるのかについて、実例が多く触れられている。

すぐわかるSPSSによるアンケートの調査・集計・解析(内田治・著、東京図書、\2,800)

 アンケートのデータ集計や分析について、かなり細かく書いてある。特に対応分析(アンケートに対
する回答パターンの類似性によって解答者を分類する手法)などについては適当な例を用いて、かなり
わかりやすく書かれている。


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