SPSSについての参考書はたくさん出版されています。
また、SPSSのヘルプメニューの下にある「トピック」、「チュートリアル」、「統計コーチ」が非常によくできているので、それらを参考にするのが一番手っ取り早いでしょう。
SPSSの初歩的な使い方についてはこのプリントを参考にしてください。
特にお薦めの参考書を以下に掲げます(多分これらの本は心理学研究室に数冊ずつ用意されるはずです)
タイトルのとおり、分散分析についてはかなりいろいろなデザインのものまで、その実行方法が書かれ ており、多重比較(下位検定)についてもかなり詳しく説明がされている。
重回帰分析や対数線形分析(名義尺度データの分散分析のようなもの)、多次元尺度法、因子分析、 共分散構造分析(最近注目されている分析手法で、上手に用いれば因子分析と同じようなことや、潜在 因子を仮定した因果関係の分析などができる)などについて書かれている。 各手法の原理の説明は、あまり簡単とはいえず、省略が多くて読みにくいが、SPSSでどんな風な データからどんな風な結論が導き出せるのかについて、実例が多く触れられている。
アンケートのデータ集計や分析について、かなり細かく書いてある。特に対応分析(アンケートに対 する回答パターンの類似性によって解答者を分類する手法)などについては適当な例を用いて、かなり わかりやすく書かれている。