変数を用いた計算・変数の変換

 既にデータエディタにある変数を用いて、変数の計算(たとえば「前期試験」と「中間試験」と「後期試験」の平均を求める)や、変数の変換(たとえば「反応時間」を逆数変換する)などのことが、データエディタ上で簡単にできる。

このためには「変換」メニューから「計算」を選び、「変数の計算」ウインドウを表示させる。

最初、「目的変数」のところに新たに作る変数の名前を入れ、必要に応じてラベルの定義を行なう。

この後、既存の変数とや演算子、関数を選択して、「数式」と書いてあるウインドウに式を定義する。

OKボタンを押すと、新しい変数がデータエディタに現れる。

SPSSのデータファイル
 例1:比例尺度のデータ
 例2:名義尺度のデータ(値ラベルの例)
 例3:分類変数の例(実験群と統制群の反応時間データ)
 例4:分類変数の例(2つの高校について3つの科目の得点データ)
 例5:大規模なデータ

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