隕ちた星は夢を見ない。
人々の願いに引きずられ、この地上へ降りてきたのだから。


隕ちた星は、夢を見れない
見る事すら許されない
天上に還る事無く、人の為に身をすり減らし、
自らの光さえわけあたえ、消えてゆく。

最後に残るものなぞ何も無い。

隕ちた星は
《希望》と言う足枷を嵌められ
もう二度と天上(そら)に還る事はないのだ。



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