
ここでは、簡単な整備の方法を紹介したいと思います。法定点検は車検後でもいいのですが、ずるを
すると二度手間になってしまいます。かくいう私も適当にやったら三度手間になっちゃいました。(一日
で終わったのでよかったのですが。)車検後にやったのは、オイル交換とエアクリーナーの交換でした。
(とくに改造もなく、ノーマルであることを前提に書いてます。多少の変更は大丈夫ですが。ここに書い
てある通りにしたのに車検が通らなかった、としても責任は一切とりません。自分の力でがんばってね。)
光軸と灯火系 |
灯火系では重要です。私もひっかかりました。調整の仕方は壁から3メートルの位置で、ハイビームで照らしてライトの位置と光の中心が同じ高さになること。ドライバーだけで調整できるのが多いです。他のウインカー等の灯火類は点灯してレンズに破損がなければ大丈夫です。 |
車体関係 |
ボディーは大きな凹みでなければ大丈夫です。小さい場合はパテを使えば安上がり。色に関しては規制はないようです。ただ、ボディーパーツに関しては難しいです。専門の業者に相談したほうがいいでしょう。ちょっとしたエアロはOKかも。 |
ガラスなど |
フロントガラスは検査標章と点検ステッカーだけはりつけOK,運転席、助手席は一切不可。カーフィルムもだめです。そして大きな傷もだめです。最近はガラスの修理業者もいるので頼みましょう。カーフィルムにも確か透過率制限があったような・・。 |
ワイパー、ミラー |
ワイパーは作動すれば問題はありませんが、ゴムの劣化や拭き取りが正常でないとだめです。ウォッシャー液も出ればOK。ミラーも破損がなければ大丈夫。 |
タイヤまわり |
タイヤの溝、損傷をチェック。ゴムは生き物ですから、溝があっても亀裂が著しいと不可のこともあります。ホイールやナットのがた。検査のときにはホイールキャップははずしてください。無いものはそのままでOK。 |
ブレーキ |
ディスクブレーキの場合、パッドの減りを調べる。キャリパーからオイルが漏れてないか、引きずりがないかもチェック。ドラムブレーキの場合、ドラム部分をはずし、ブレーキシューが減ってないかチェック。ひきずりも。いずれもタイヤをはずして行う。重要パーツなので、自身のない人はプロに任せよう。 |
緩衝装置 |
サスペンションのがたをチェック。ジョイントブーツの損傷をチェック。ショックアブソーバーのへたりを要チェック。この下回りのゴム部品には注意!よく亀裂が入ったり破れているまま気づかないことが多い。 |
マフラーなど |
排気漏れや損傷をチェック。取付部のがたも見るべし。触媒、遮熱版も。 |
動力伝達装置 |
トランスミッション、トランスファー、デファレンシャルはオイル漏れのチェック、シャフト系は緩みなどを見る。ダストブーツの損傷。 |
燃料、オイルパン等 |
タンクやホース、オイルパンなどそれぞれにじみなどないか見る。ゴムパーツは注意。 |
かじとり装置 |
ハンドルを動かしてみたり、ジョイント部分のがたを見る。 |
全般 |
検査員が見るので綺麗に掃除したほうがいいです。人によっては落とされるかも?! |
| エンジン | プラグの点検。とくに変化なければOK。コード類が劣化してなければ大丈夫。エアクリーナーはほこりを取ればよい。オイルはゲージで点検。半年に一回交換。 |
| ステアリング系 | パワステオイル、パワステベルトの点検。 |
| 冷却装置 | クーラントの補充。ファンベルトは張りを調整。その他、ラジエーターやホースから水漏れしてないかチェック。 |
| 燃料系 | キャブレターやインジェクションのがたを点検。知識のない人は下手にいじらないこと。ホース類の漏れも見る。 |
| ブレーキオイル | リザーバータンクを見て補充。他のオイル類も同様。わからない場合はプロにお任せ。 |
| 電装系 | バッテリーのターミナルが汚れていれば清掃。バッテリー液の量と比重をチェック。他、電装コード類が汚れてる場合は、専用の缶タイプクリーナーで清掃すれば簡単に綺麗になります。 |
| 全般 | 常に清掃していれば、具合の悪い部分は一目瞭然。綺麗にすることは、車の寿命を延ばすということなのです。 |
| ステアリング | がたつきがなく、スムーズに操作できればいいでしょう。純正でない場合はちょっと難しいです。(追記・・・社外ハンドルで検査しましたが、OKでした。黒革張りでシンプルなのはとおりやすいそうです。・・・業者談 2000.10.26) |
| ブレーキ | エンジンがかかってるときに踏み込んで、床にあたらずすんなりとまればOK。異常を感じた場合はチェックするか、見てもらおう。サイドブレーキは引きがあまくなってないか、坂道でとまればいいでしょう。 |
| クラッチ | 遊びの調整と床板との隙間を点検。また、走行中の切れも感覚で確認する。 |
| 発煙筒 | 期限の確認。切れていれば交換。 |
| シートベルト | がたや損傷がなければOK。重要な部分なので気をつけてね。 |
| その他室内 | クラクション、ルームミラー、メーターなど特に異常がなければ大丈夫です。 |
これらの点検結果は点検整備記録簿に記入します。基本的に書式は自由ですが、購入時についていた
整備手帳などについています。中古で買った場合でも陸運局内で大体手に入ります。もし、合格しなくて
も、受験日内であれば検査は何回でも(時間制限はありますが)受けられます。手直ししたり、簡単な部品
交換で済む場合は自分で行い、業者に頼む場合は後日不合格の部分だけ直せばOKです。そのために
も受検をする時間は早めに、そして受験日は余裕を持って決めましょう。
| 指定工場 | 車検の整備から、整備後の検査までできる民間車検場といわれる所。ただし車検証は陸運局の発行です。 |
| 認証工場(代行業者) | 整備のあと、陸運局に車両を持ちこんで検査を行うところ。 |
| 法定点検 | 6ヶ月、12ヶ月24ヶ月などといろいろありますが、普段整備してれば12ヶ月や24ヶ月(つまり車検期限前)でいいと思います。 |
| 完成検査 | 検査員と機械を使用して行う、重要な項目です。整備された車両が保安基準に適合しているか調べるのですが、検査員は主に外観検査、機械の方はブレーキの利きやスピードメーターの検査といった具合です。 |
| 車検の代行 | 指定工場は、整備から検査まで一貫しており、保安基準適合証、自賠責、車検証を陸運局に提出して新しい車検証を受け取って終了です。認証工場は陸運局の検査に合格してから手続きとなります。 |
| 手続き | 各種書類の代行と申請です。 |
いまいち不透明な部分の多い整備代、そして手続きや書類作成の代行料などです。(内訳などを明確にして
いる優良業者ももちろんいます。)これを自分でやってしまえばいいだけです。金に余裕のない人はGO!
これらを揃えてしまえば、当日わからないことだらけでも何とかなるでしょう。最近は、ユーザー車検をする人が
増えたため、以前に比べれば、陸運局内もわかりやすくはなってきているようです。後は、なるべく早めの日に
早めの時間に受けられるように準備したほうがいいです。そのため、陸運局の見学をお勧めします。そのときに
書類も購入してそろえておけば当日は楽勝です。
かなり安く済むのは間違いないです。ただしこれは普段のメンテナンスを実行したことが前提です。自分で
できることは自分でやり、難しいことは詳しい知人やお店に任せましょう。ちなみに私が今回受けてかかった
費用はトータルで、32720円!(ちなみに私の車は、4ナンバーの1年車検です。)私が思うのは、ほとんど
の人は、車検時の出費に困る人が多いわけですが、例えばオイル交換など自分でしてれば、その費用は
車検代として計算しなくてもよい。つまり、そういったメンテを後回しにする人が結局車検時のつけにまわし
てしまい、車にも負担をかけてしまう、といったことだ。自分で管理して、必要に応じてそのときに修理や交換
を行えば、結果として安く長持ちするのです。まずは自分でできることからはじめましょう。(そういう私もたい
したことはできません、実際。)
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