Last update Mar.27,2000

Fair Warning / 4(Four)裏レビュー

やっと曲を冷静に聴けるようになったので、楽曲についてわたしなりの感想を書いてみます。

Fire BomberのNewAlbumです。

あっ、でも歌詞英語なんでどっちかって言うとEnglish Fire!のほうですね。

マジ、声が熱気バサラにそっくり!
きけんです。Fair Worningのこと知らないアニメファンがこのCD聴いたら、 絶対にFire Bomberだと思うはずです。
ホントにメチャクチャ似てます。
ボーカルの声や唱法だけじゃなくて、曲構成、よく使う曲のキー、ギタートーン、ベースライン、リズムパターン、バックコーラスの入れ方すべてがそのまんまっ!
特にギタートーンはヤバイですよ。
Fire Bomberの曲を実際に演奏しているハミングバードのギタリストって確かストラトを使っていたはずですが似てるんですよね。まぁ、スカイギターも基本はストラトらしいし。

しかし、訴えられてもおかしくないほど似ています・・・
これであとはミレーヌみたいな女声のバックコーラスがあれば完璧です。 ここまでそっくりなのにどうして今まで気づかなかったのか我ながら不思議でしょうがありません。

まぁ、それほどHelgeのスカイギターによるプレーに衝撃を受けていて、曲なんて全く耳に入っていなかったという証拠なんでしょうが・・・
いや、ホントに衝撃でした。

って、イカンっ!
いまTr05:Tell me when I'm wrongというバラードっぽい曲がかかっていて、ちょうどギターソロなんですが・・・

あー、また泣きそう。
ここのところHelgeのせいで涙腺、緩みっぱなし。
スカイギター使ってそのメロ弾かれちゃあ。ねぇ?

気を取り直して楽曲解説
っていうか、タレコミ

Tr02:Trough the Fire

アニメのオープニング「seventh moon」Ver.2って感じです。
しかもサビでタイトルの「Trough the Fire,take me higher」と連呼するので、ますますFire Bomberっぽさが増しています。

歌メロのそっくり度という点ではTr06:dream がヤバイです。
もう、Aメロが全く同じ、Bメロもほぼおんなじ、サビにも全く同じメロが出てきます。
って、こんだけ一緒だともうおんなじ曲ってことじゃんっ!
おまけに声そっくりだし・・・
これマジでヤバイよ・・・
なんか「I know it's true」とかいかにもバサラがいいそうなことサビで連呼しまくってるし・・・
一応ギターソロだけは多少ネオクラっぽいこと演っているんで印象違うんですが、 でもこれで「Fire Bomberのこと知らない」っていってもオレぜったいに信じないからなっ!

つぎの七曲目はメタル度の高いマイナーキーの曲で、八曲目はプログレッシブなリズムパターンとアンビエント系のダンスポップのようなシンセとアコギをフューチャーした曲なのでそれほどでもないのですが、また九曲目からFire bomber度が増していきます。

そして最も問題のTr10:find my way
アカペラコーラスのイントロで始まる曲なんですが・・・

もうのっけからそっくりっ!
おもわず頭の中で勝手に「オレの歌を聴けっ!」とか、「いくぜっ!」とか「Fire!!」とか聞こえちゃいます。
曲のタイトルは忘れてしまいましたが「たった一曲のRock'n'rollひびいてく 〜おまえをさえぎるものはなにもない」という曲まんまです。
Helgeのギターソロもオーソドックスなロックンロール調なので本当にそっくりです。
後輩と二人で大笑いしました。

とにかく「Fair Warning」と「Fire Bomber」のどちらか一方しか知らないファンの方はぜひ、もう一方も聴いてみてください。
きっと満足されるはずです。

っていうか一方が聴けて、もう一方が聴けないということは絶対にありえません。
だって、ホントそっくりだから。

スカイギターによるリードがある分Fair Warningの方がちょっとお得ですが・・・

あっ、そうだ!
アニメ見ない人にはFire Bomberといっても何のことだかさっぱりわからないんですよね。

Fire Bomberというのは、超時空要塞マクロスの続編である「マクロス7」というアニメの中に出てくるバンドのことです。
このマクロスシリーズは音楽の存在が物語りの根幹において重要な要素を担っているので、主人公の「熱気バサラ」をVo&Gtrのフロントマンに据えたFire Bomberというバンドの歌が番組中でかかりまくります。

ストーリー上で歌がどのくらい重要化というと、歌で敵を倒しちゃうくらい。いや、最後の辺なんか確か歌じゃないと敵を倒せないっていうくらい歌が重要です。

で、この主人公のバサラは「戦いなんてくだらねーぜっ!」「そんなもんよりオレの歌をきけっ!」と常々主張していて、敵が攻めてくると自分の愛機ファイヤーバルキリーを駆って戦いの真っ只中に突っ込んで行き、敵味方を問わずに自分の歌を聴かせまくるというクレイジーなヤツです。

そうとう笑えるので未見の人は是非どうぞ。