Last update May.17,2001
1st publishing May.17,2001

ヌイグルマー / 特撮

おーけんのボーカルがどうしようもなく胸にしみる。 マジで下手なんだがこの域までくるとテクなんて関係ない。 Tr11:鬼火 は圧巻。歌詞との相乗効果も凄まじい魂の絶叫に圧倒されるのみ。 このバンド、おーけんのボーカルがあってこそだがバックの演奏もけっこうキテいてテンションすごい。

言葉の壁など軽くブッちぎって世界に通用するプログレだ。 所詮ヘビメタにしかすぎない日本の自称メタルバンドなんてこの本物の存在感の前には足元にも及ばない。マジでこれ聴いて出直してきて。 とくにコアやパンク、デス、スラッシュ(ようするに全部、正統派なんていないから)気取ってるフニャチン野郎ども。

歌詞なんてオレの中ではずっと同じ音だと飽きるからなんとなく変化をつけているだけのオマケにしかすぎないのだがこいつは良いわ。 どれほどの想いを抱えてこの言霊と歌唱がうまれるのだろう。