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怪談というテーマをいただき、「震え上がらせるにはどうしたらいいだろう?」と途方に暮れた挙げ句、こんなものになりました。なんといっても、自分には怪談なんて別世界のこと、と思ってたものですから。
ですが、製作中に身の回りで不思議なことがいくつかありました。廊下で足音がしたり、天井で何とも形容しようのない音がしたり、室内ドアが勢いよく閉まったり。
そういえば妻が以前から「この家(築30年の中古建物)、絶対なんかあるよ」とは言っていたのですが。彼女はリアリストといってもいい、夢想的なところのまったくない者なので、引っかかってはいたのですが。さらにそういうぞっとする最中に、以前住んでた人が近頃死んだらしい、などと碌でもないことまで思い浮かび、かなり
ぞっとしたものです(笑)
今も夜中は勿論、白昼の一人っきりすら弱いです。別世界だなんて、灯台下暗しでした。(笑) |