名前： Ｊ子

性別: 女性

メッセージ：　わたしは、小さな鉄工所で事務をしています。

　先月の土曜日に会社の庭でバーベキューが行われました。

　そのとき、男の人がライターでコンロに火を付けまして、そのライターを、わたしが預かりました。

　なにげなくジーンズのポケットに入れました。

　バーベキューも終わるころ、わたしは、ライターを入れたポケットのところの足の付け根がヒリヒリ痛むのに気付きました。

　そのときに、男の人にライターは返しました。

　ライターはオイルライターです。

　トイレに行ったついでに見てみますと、足の付け根のところから陰毛のあたりまで、すこし赤くなっていました。

　その日は、お風呂でも湯をかけるとしみるので、湯舟にはつからず、湯がかからないようにシャワーだけしました。

　月曜日は、会社を休んで皮膚科へ見てもらいにいくことにしました。

　皮膚科は、個人の医院で、待ち合い室は、小さな子供連れのお母さん、おじいさん、二十歳ぐらいの男の人などがいました。

　受け付けでは、保険証をだすときに

　「どうされましたか？」

　と聞かれるものですですから、炎症の場所を答えるのが恥ずかしい気持ちがしました。

　何人かの人の名前が同時に呼ばれて、診察室の方へ入っていきました。

　子供連れのお母さんが、最初に先生に見てもらっていました。

　おじいさんの人は、看護婦さんに呼ばれて、壁際のベットでシャツを脱いで背中を見てもらっていました。

　二十歳ぐらいの男の人が先生の方へ、呼ばれ行きまして、最初は椅子に座って、話しをしているようでしたが、やがて立ち上がって、ズボンを降ろしました。ワイシャツの裾の下の方から、少しお尻が見えました。

　わたしは、とても嫌な心配な気持ちになってきました。

　その男の人は、看護婦さんに呼ばれてズボンを上げて、おじいさんの座っているベットの方へ行って、そこで、またズボンを降ろしていました。

　前の方にピンセットで摘んだ脱脂綿で塗り薬をぬってもらっていました。

　次にわたしの名前が呼ばれて、先生のところへ行きました。

　わたしは事情と場所を説明すると、脱いで見せてくださいと言います。

　やはり、その場所でジーンズを降ろしました。

　下着が、丸見えになりましたが、先生も看護婦さんも何も言わず、ただ黙って事務的な表情をしています。

　どうも、下着も降ろさなければならないようです。

　ほんの数秒の時間だと思うのですが、とても長い時間のような気もしました。

　わたしは、思い切って下着も降ろしました。

　上はポロシャツですから、裾は短くて、わたしのお尻は、おじいさんや、男の人から丸見えになっていたと思います。

　先生は、炎症のところを見て

　「蒸発したオイルが布に付いて、炎症部が広がってしまったようですね。」

　と言いました。

　わたしは、ようやく下着とジーンズを上げました。

　でも、看護婦さんに呼ばれて、おじいさんのいるベットの近くまで行きました。

　そこで、薬を付けますからと言われて、ジーンズと下着を降ろしました。

　もう、男の人はいませんでした。

　待ち合い室へ、出ていくと、さっきの男の人が、まだ居まして、わたしの方をチラっと見たような気がしましたが、わたしは顔を合わせると、とても恥ずかしい気持ちがしました。

　お金を払って、薬を貰って帰りました。

　２〜３日したら、また見せに来るようにと言われましたが、翌日ぐらいには治ったようですので、もう行きませんでした。