告 白 の 小 部 屋 |
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(管理人より)
今回のくみちんさんからのお便りには,さすがに言葉を失ってしまいます。
こんなことが世の中にあっていいのか?
こんなことが許されるのか?
本当にあったお話?・・・できれば,作り話だよと言ってもらえた方がずっと気持ちが楽になるのですが・・・・・・。
世の中には,不幸なことですが,レイプ事件や集団での輪姦事件など身勝手な男達の犠牲になってしまう女性が少なからずいらっしゃるのでしょう。
でも,それらは少なくとも,夜の暗がりとか他人からは見られることのない 隔絶された世界で,犯罪者の男達もそれは犯罪で後ろめたいことだと知って隠れた場所で行われているはず・・・だと思います。
それが,今回のくみちんさんの事件はどうでしょうか。
お便りを読む限り,場所を確保することさえ難しかったようなお花見の名所で周りには大勢の花見客が居るはずの場所で事のすべて,一部始終が行われたように思われます。
この事件は,お花見の余興や罰ゲームといった類いで済まされる問題ではありません。
悪質ないじめを伴ったセクハラ事件から発展して,最後はひとりの女性を嬲りものにした陰湿な会社ぐるみの強姦,それも集団レイプ事件なのです。
世の中には集団レイプ事件も存在するのだろうと思いますが,まさか会社全体(課長以下の集団かもしれませんが)がレイプする側の当事者となり,しかもそれらの行為がお花見という大勢の人間が周りにいる公的な場所の中で行われたという衝撃的な事実が私の心を暗澹とした気持ちに陥れます。
こんなことがあっていいのか?
こんなことが許されるのか?
この会社の人間は鬼や悪魔ばかりなのか?
周りの大勢の花見客達は何をしていたのか?
止めに入ったり,警察を呼んだりしてくれる人間はひとりも居なかったのか?
いろんな思いが頭の中をぐるぐると渦巻いてしまいます。
怒りと憤り・・・,そしてそれらを通り越した絶望的な人間に対する不信感のようなものがあふれ出てきます。
輪姦した相手が会社,少なくとも課の全体であり,しかも周りに大勢の人間がいたはずにもかかわらず,これらのくみちんさんに対する行為を誰も阻止しなかったという信じられない状況がすぐには現実のものとして受け入れられない気持ちでいっぱいです。
こんな悪魔のような人間達ばかりが住んでいる世界なら,もう二度と生まれて来たくない。
私ならそんな気持ちになってしまうかもしれません。
くみちんさんが受けたショックと傷の大きさは計り知れないものがものがあるだろうと思います。
こんな会社は許せない。
誰も止めに入らない周りの社会も許せない。
もし,私がくみちんさんの彼氏だったとして,この事件の全貌を知ったとしたら,悪魔に魂を売り渡して復讐鬼となってしまうかもしれません。
くみちんさんをレイプした男ひとりひとりを襲い,くみちんさんが味わった惨めさ,悔しさ,そして失ったプライドとかすべての苦しみを自分自身の身で味合わせてやりたい,そんな気持ちにすらなってしまいます。
今回のくみちんさんの告白に対しては,エッチなコメントを付け加える気持ちにはなれません。
もちろん,そういう要素がないわけではありませんが,それよりも何よりもまず怒りと憤りが先に来てしまい,どうしようもない気持ちだということです。
何故このような事件が起こってしまったのか?
今更言ってみても仕方のないことかもしれませんが,二度とこのような哀しい出来事が起こらないためにも,自分自身がこんな事件に巻き込まれないようにするためにそのあたりを探ってみることにしたいと思います。
まず,最初に触れておかなければならないのは,みなさんもお気づきのとおりくみちんさんが入社1週間目にもかかわらず,自分の見栄のために会社のお金をこっそりと借りてしまったことですね。
いくら少額とはいえ,無断で会社のお金を借りるのは絶対に駄目です。
入社数日の新人OLに経理のお金をすべて任せると思いますか?
くみちんさんが帰った後,ちゃんと上司か先輩社員がもう一度確認してると思いますよ,毎日しっかりとね。
くみちんさんのプライドと会社のお金を秤りに掛けること自体が間違っていますよ。
きついことを言うようですが,くみちんさんのプライドなんて経理の仕事に必要な信用の重みに比べれば,比較にならないほど小さなものにしかすぎないのだと思います。
今回の件に関して言えば,周りの同僚達にお金を借りることのできないという窮屈なプライドが引き金になってしまっているということにお気づきでしょうか?
この時に,気楽に
「銀行からお金おろすの忘れちゃったの。ごめん,お昼代貸してくれない?」
という一言が言えていたなら,今回の事件は起きなかったと言えるでしょう。
「一事が万事」ということわざがあります。
くみちんさんのプライドの高さは,このことだけでなく,いろんなところで顔を出していたのだろうと思います。
貴方達よりもいい大学を私は出ているのよというような思いが,知らず知らずのうちに滲み出て会社の周りの人達にも届いていたのでしょう。
そんなプライドの高さをまだ短い入社日数にもかかわらず,周りの男性社員,女性社員を問わずみんなが感じていた,そしてくみちんさんのことをこころよく思っていなかったのではないでしょうか?
そしてそんな中,くみちんさんがこっそり会社のお金を2千円,借りてしまったことが発覚。
少なくともその日のうちに,遅くとも翌日にはそのことは上司にはわかってしまっていたのだと思います。
会社から借りたお金ならすぐにでも返しておかなければならなかったのに,それをうっかりと忘れてしまうところにも,くみちんさんの危機意識の薄さが見えています。
いくら新人OLとはいえ,くみちんさん自身も自覚が足りなかったところは反省しておかないといけませんね。
もっともそのことはくみちんさん御自身が今回の事件で身をもって感じていらっしゃることだとは思いますが・・・。
例えどんないい大学を出ていたとしても,そのこと自体が社会でいい仕事ができるという証明にはならないのです。
職場でいい仕事をして,周りもそのことを認めてくれて初めて評価をもられるものだと思います。
それもひとつやふたついい仕事をしただけではまだまだです。
普段の何気ない誠実な仕事の積み重ねこそがその人の評価につながるのではないでしょうか?
協調性やチームワークも大事な要素のひとつです。
ま,最近はそれだけでも駄目でプラスαがなければなかなか生き残っていくのは難しいのかもしれませんが・・・。
なんだかお説教みたいになってしまってごめんなさい。
かくいう私自身もまだまだ未熟者です。
リストラされないために,私自身も不断の努力,常に休むことなく走ち続けなければいけないのだとは思っているのですけど,ついつい怠けてしまいがちです。
本当はHPの管理人なんてやってる暇はないのかもしれないのですけどね。(笑)
話が脱線してしまいましたが,今回の事件は,彼らにしてみれば,酔った挙げ句の酔狂だったということなのでしょうか?
でもそれは彼らの勝手な言い分に過ぎないと思います。
酔ってたから何をしてもいいというわけにはいかないでしょう。
確かに出発点は過ぎた余興,罰ゲームだったのかもしれません。
でも,それは確信犯としての余興です。
会社のお金2千円を使い込んだ?くみちんさん,そして普段お高くとまっているくみちんさんをあらかじめ,ターゲットとして上司は野球拳をやることを計画していたのだろうと思います。
でも,果たしてここまでやろうとはさすがの上司もその時は考えていなかったのだと信じたいですね。
余興の野球拳が進むにつれ,酔いがまわっていることもあり,どんどん行為はエスカレートしていった。
会社のお金を無断借用して返していないという弱みはあったにしろ,くみちんさんは上司達の言うことに予想以上に従って自らの手で脱いでいった。
このあたりにも今回の事件のひとつの要因があるのではないかと思います。
嫌なものはどんなことがあっても断固として断る,はねつける。
上司に弱みを握られて,逃げ場を失ってしまったくみちんさんの気持ちもわかります。
だけれど,職場の飲み会での余興として,許される範囲というのが当然あると思うのです。
その範囲を超えようとした時に,くみちんさんはそこから先の行為は断固として拒否すべきであったのだと思います。
結果論かもしれませんが,結果的に会社を辞めざるを得なくなってしまったくみちんさん。
当たり前ですよね,こんなことをする会社に居続けられるわけがありません。
頼まれたって寸時も居たくないですよね。
どうせやめるなら途中の段階で辞める覚悟で逃げ出せばよかったのにと思ってしまいます。
ひょっとしたら彼らは,会社のお金を無断借用して返していないくみちんさんを,最初から辞めてもかまわないというつもりで常識を超えた行為をしかけてきたのではないかなどとも邪推してしまいます。
抵抗をみせつつも,最後には彼らの野蛮な行為を受け入れてしまうくみちんさんに彼らは一線を超えた行為を犯してしまった。
そして,集団レイプした後,くみちんさんの衣服を全部持ち去った行為自体にも激しい怒りを感じます。
いったい彼らは何を考えて生きているのか?
若い独身女性を全裸にして見せ物にし,挙げ句の果てに集団レイプして,そして衣服を返さずに裸で帰れと言う行為は同じ人間のやることだとはとても思えません。
くみちんさんがかつて勤めたその会社が社会の厳しい荒波に洗われて既に倒産の憂き目に遭っていることを,本当に心から祈らずにはおれません。
絶対に思い出さないようにしていたというくみちんさんの今回の事件。
それはそうでしょう。
こんな悪夢としか言いようのないひどい行為,会社ぐるみでお花見の席上で裸にされ,輪姦されたなんて決して思い出したくない出来事ですよね。
だけど,これほどショッキングな出来事を記憶から消し去ることなんてできっこないことも事実でしょう。
とても信じられないような出来事,絶対に思い出したくない出来事を告白してくれてありがとう・・・,と一言で言ってしまっていいのだろうか?
私もとても複雑な気分です。
くみちんさんが,このような辛い出来事があったにもかかわらず現在を生き抜いてくれていることに私は感謝したい。
くみちんさんにエールを送りたい気持ちでいっぱいです。
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