実は私は高校時代は学校では模範生でした(あはは)。
大学に合格するまでは週末のオナニスト(こんな言葉あるのかな)だったんだけど、それからは毎日オナニーのことばかり考えて生活しています。
授業は一応まじめに出ていますよ。
入学式には両親が出席し、母はその後も1週間ほど私のマンションにいついていました。
内心は「早く帰ってよ」、でも表面はスポンサーでもあることなのでにこにこ。
つらいときでした。
まあ、自動車の運転練習のナビゲーターにもなってもらったから感謝はしているのですが。
母を駅まで送ってマンションに戻ったときの解放感。
まさしく「やったー」って感じ。
母に見つからないように隠していた「おもちゃ」を部屋いっぱいに
ならべてその日は深夜まで発情しっぱなしでした。
その日から私の本当のオナニストとしての生活がスタートしたのです。
その翌日から私は周辺をロケーションしました。
これから深夜のお散歩をしていくためには綿密な調査が必要です。
徒歩で、自転車で、そして自動車で。
いくつかのめぼしいスポットも見つけました。
人通りの少ない住宅街で塀をめぐらせている道路。
自動車で50分くらい行ったところにある森林公園、小高い丘の上に
ある小学校、団地のそばの児童公園のトイレ、日帰りで入浴できる
温泉などなど。
そして前回の河川敷も。
自分で地図を作ってみたりしました。
コンビニの所在地と店を開けている時間帯まで地図に記入し
ました。
その合い間に大学のオリエンテーションや授業やコンパが
ありまして(逆ですよね)、地図の完成には4月いっぱいかかりました。
で、今回は森林公園に行ったときのことを書きます。
6月の梅雨どきでした。
空が曇っていてときどきぽつぽつと小雨の降る日でした。
平日ということもあり、駐車場はがらがらでした。
私は大きめの長袖のTシャツにざっくりとしたジーンズのオーバーオールといういでたちでした。
あまり見られたコーディネートではないのですが、着脱がスムーズなんです。
実用本位、といったところでしょうか。
さて、その森林公園は小高い山を中心に、周辺に広々とした敷地があり、
いたるところにさまざまな樹木の小さな森が点在しています。
山の頂上まではアスファルトの通り道があって、そこには大きな
山小屋風の休憩所があります。
小さな森の中には自由に出入りできるのです。
アスレチックの遊具のある場所もいくつかあります。
まさに絶好の「遊び場」なのです。
私は小さなデイパックを持ってどきどきしながら門を入りました。
まずはぐるりとひとまわりして様子を探りました。
ウィークデイの、それも小雨模様ということで、園内は人がまばらでした。
小さな子どもを連れた家族連れが何組か遊具で遊んでいただけで、
あとはお年寄りのカップルが何組かアスファルトに沿ってゆっくりと
散歩しているだけでした。
ただ、園内のところどころに監視のカメラが設置されていましたので、
その場所も入念にチェックしておきました。(リスクは最小限にね)
通り道のそばにあるトイレに入りました。
そこで私はさっそく素っ裸になりました。
外では小鳥の声がしました。
こんなのどかな場所で私はこれからまた卑猥な行為に走るのです。
そう考えただけでわくわくしてしまいました。
個室の窓を少し開けて、通り道の方をうかがってみました。
誰も通りません。
私は服をデイパックにしまいそれを背負って個室を出ました。
スニーカーだけです。
トイレの入口から外の様子をそっとうかがいました。
もちろん誰もいません。
「さあ、出発よ」
「だめ、いつ人が来るかもしれないのよ」
でも私の本能が私の足を前へ進ませるのです。
通り道は前も後ろも誰もいません。
曇り空とはいえ、私は白昼素っ裸でその場に立ち尽くしていました。
私は意を決して通り道を上っててきました。
さっき、この上には誰もいないことを確認していたのです。
でもここの通り道は網の目のようにいりくんでいます。
他の通り道を通って今下ってくる人もいるかもしれないのです。
私はどきどきしながら坂道を上りました。
と、坂の上の方から人の話し声がしたのです。
私はあわてて木立の中に飛び込みました。
太い木の根元に身を隠しました。
さっきまで遊具で遊んでいた親子連れのようです。
わいわい言いながら坂道を下っていきました。
その声が遠ざかる中で
「やっぱりだめ。どこに人がいるかわかんないんだもの、今日は中止にしよう」
「本当にいいの?このまま帰ったら絶対後悔するよ。見つかったっていいじゃない。あなたはそれも望んでいるんじゃないの」
結局私はいつものように危険な選択をしてしまうのです。
声が聞こえなくなり、私は背中のデイパックを下ろし、木立の中に隠しました。
そして本当に素っ裸のまま通り道に出てしまったのです。
私は坂道を一気に駆け登りました。
途中でまた誰かに会うかもしれないという危険があるのに。
でも坂の上まで誰とも会うことはありませんでした。
私はいくらか見晴らしのいいそこで息を切らして通り道の真ん中に
立っていました。
ぐるりとあたりを見回すと遠くの方で遊具で遊んでいる別の親子連れが
見えました。
でも私の姿には気づいていないようです。
私はとっさに森林の方に飛び込んでいきました。
雨で湿った下草をスニーカーで踏み締めて進んでいきました。
奥の方へ行くと森林の中は薄暗く、夕方のようでした。
私は草の上の大きめの石の上に腰掛けました。
空を見上げると小さな雨の粒が線になって落ちてきました。
からだは冷えていました。
私はその寒さを忘れるためにおま○こに指を入れてかきまわしました。
内側からとろとろと暖かさが沸き上がってくるようです。
尖った乳首は触れるだけで全身に電気が走るようでした。
「ああ、私はこんなところに独りぼっちなんだ」
変な悲壮感に囚われてしまったのです。
私は湿った草の上にぺたんと座り込みました。
そして足を大きく開いてそのままおしっこをしました。
しゃーっと大きく放物線を描いておしっこは足元にびちゃびちゃと落ちました。
その放物線に手をかざし、両手で受け止めると、てのひらに私のぬく
もりがありました。
そしてそれを口にもっていってぴちゃぴちゃとなめたりもしました。
ああ、我ながら変態。
しばらく放心していましたが、立ち上がってまたどんどんと奥の方に進んで
いってしまったのです。
でも途中で気づいたのです。
「この森はどこまで続くのだろう」
公園の中であることは確かです。
でも私が確認していたのはいずれもはほんの数十本のミニチュア
森林でした。
「だめ、デイパックのある場所へ戻ろう」
デイパックの中には自動車のカギも入っています。
お財布も入っていました。
私は不安になって急いで今来たところを戻りました。
でも森を抜けて出たところは私の知らない通り道でした。
私は自分のいる場所がわからなくなってしまったのです。
迷子になっちゃったのです。素っ裸のままで。
今まで来た道をしっかりと確認してきていたつもりなのに。
このときばかりは本当に冷や汗が出ました。
「どうしよう」
人がいつ通りかかるかもしれないので、とりあえず森の中に戻りました。
森の中は薄暗く、不安をかきたてられます。
私は通り道に沿って森の中を歩くことにしました。
そうすれば最初のトイレに帰れると思ったのです。
このときは本当にどきどきしました。
あんなに注意していたのに。
泣きたくなる思いでした。
通り道を見失わないように、なおかつ人に見つからないように、
私は細心の注意を払って歩いて行きました。
「本当にこのまま行って大丈夫かしら」
不安が常に頭をよぎっていきます。
どれくらい歩いたでしょうか。
最初のトイレから迷ったところまでかかった時間よりもはるかに長い時間歩いていました。
「こっちじゃない」
私はうすうす気づきましたが、とりあえず進んでみることにしたのです。
すると目の前が突然開けました。
なんと着いたところは入場門のすぐ手前なのです。
私はもう目の前が真っ暗になりました。
「だめ、こんなところにいつまでもいちゃいけない」
私は気を奮い立たせて再び戻りました。
「そうよ、この道のとおり行けばトイレに戻れるはず」
私はどこかでそれを見落としたらしいのです。
今度は見落とさないようにとゆっくり森の中を歩いて行きました。
ところが、しばらく行ったところで、森の向こうからかすかな人の声と
小枝を踏んで折れるような音がしたのです。
「誰か来る!!」
私はとっさに太い木の陰に隠れました。
「どのへんにいるんだろう?」
私は息をひそめてじっと耳をそばだたせました。
複数の男の人たちのようです。
ときどき枝を折るようなぽきぽきという音がしました。
アスファルトの通り道ではないのです。
私は動揺しました。
「見つかる!!!」
私はなかば観念していました。
見つかったあとのことを考えると生きた心地がしませんでした。
男の人たちの声が大きくなって来ました。
幸い彼らは少し離れたところを通っていました。
でもいつ気まぐれをおこして私のいる方に来るかもしれません。
下草を踏む,ずるっずるっという音が近づいてきます。
「もう、だめだ!」
私は木の根元でからだを小さくして目を閉じていました。
音が私の隠れている木のすぐそばを通りました。
そして、何も気づかずに通り過ぎて行ったのでした。
男の人は3人でした。
私は木の反対側から彼らの後ろ姿をのぞいていました。
振り返る気配もなく遠ざかっていく彼らの姿を見つめ、このときばかりは本当に、神様にお礼を言ってしまったんです。
全身から力が抜けました。
そのまま私は湿った草むらにぺたんと座ってしまいました。
からだは草の汁や泥で汚れていました。
髪も雨に濡れてべとべとでした。
「私、何してるんだろう」
たった今危機を脱したばかりの私はこのときばかりは自分自身が嫌になってしまいました。
でも危機は続いているのです。
デイパックを見つけないと私は帰れないのです。
「ひょっとしたら誰かが見つけて管理室に届けてしまったかも」
のんびりはしていられません。
また誰か来るかもしれないし。
私は思い切ってアスファルトの通り道に出ることにしたのです。
このまま何度も行ったり来たりしているわけにはいかないのです。
左右を確認して私は汚れた素っ裸のまま通り道に飛び出しました。
「ここからならそんなに時間はかからないはず」
私は記憶をたどりながら通り道を小走りで駆け登りました。
「お願い、誰も来ないでね」
祈りながら私は駆けました。
幸い誰にも行き会うことはありませんでした。
そして向こうにトイレを見つけました。
見覚えのあるトイレです。
そしてその向こうの木の根元付近にデイパックがあるはずです。
「ひとまずトイレに隠れよう」
今まで野良犬みたいに素っ裸でうろうろしていたので、緊張の糸が張りつめていました。
「少し休みたい。休憩したい」
という気持ちでした。
トイレには誰もいませんでした。
ところがほっとしたのもつかの間、個室のひとつが閉じていて中でごそごそと人の気配がしたのです。
「誰かいる!」
私は息を飲んでもうひとつの個室に飛び込みました。
あまりきれいなトイレではありません。
でも文句は言ってられません。
私は隣の人が出ていくのをじっと待ちました。
水を流す音がしてドアがばたんと開き、その人が外に出て行く気配がしました。
「ふー」
私はこっそりとドアを開けてトイレの中をうかがいました。
誰もいません。
私は個室から出て今度は入口から外をうかがってデイパックの
ありかを探しました。
トイレから少し離れたところの木の根元に私のデイパックがありました。
「ああ、これでやっと帰れる」
緊張の糸がぷっつりと着れてしまった私は、不用意にそのまま外に出てし
まったのです。
すると木の下のベンチのところに私と同じくらいの年頃の若い女の人の
二人連れが雨宿りしていたのです。
思わず目が合ってしまいました。
私もその人たちも一瞬固まってしまいました。
先に気を持ち直したのは私の方でした。
私はあせってデイパックに駆け寄りました。
ところがあわてていたので湿った下草にすべって転んでしまったのです。
それもその人たちの真ん前で。
驚いた様子のその人たちはあぜんとしたように、突然現れた素っ裸の
私の様子をじっと見ていました。
「もうだめ!」
濡れた地面に突っ伏して私の目の前は真っ暗になっていました。
どれくらいの時間そうしていたのでしょう。
髪の短い方の人がおずおずと話しかけてきました。
「どうしたんですか?」
私は顔も上げられません。
「あの、誰かに何かされたんですか?」
そう考えるのが当たり前です。
でも私は答えられません。
自分の意思で素っ裸になり、公園の中をうろついていたなんて。
もうひとりの人が私を助け起こそうとしてか、近寄って来ました。
そのとき私はとっさに立ち上がり、
「いえ、何でもないんです」
と妙に毅然と答えたのです。
「でも、泣き寝入りしちゃだめよ」
どうやら私が園内でゴーカンにあったと考えているようなのです。
そのまま逃げてもよかったのですが、もし管理室に届けて大事になっては
大変です。
私は生まれて始めて自分の性癖を他人に話したのです。
「違うの、私は自分ではだかになったの。はだかでいるのが好きなの」
その答えに驚いたらしく、二人ともまたまた動きが止まってしまいました。
私は大股でデイパックに駆け寄り、中からTシャツとオーバーオールを出してその場で着替えました。
その様子をふたりはぽっかりと口を開けたまま(本当に開けてた)黙って見ていました。
私は空っぽのデイパックを肩にかけてその場を逃げ出しました。
「見られちゃった。それだけでなく、私は自分の意思でこんなことをしてるんだってことを話しちゃった」
半泣きで通り道を駆け降りていきました。
駐車場に戻り、猛発進で自動車で飛び出しました。
自動車の中で私は
「あの人たち、私と同じ大学じゃないよね」
もしそうだったら私の身は破滅です。(でも今の今までキャンパスで彼女たちを見かけたことはありませんでした)
動悸を抑えるためにしばらくコンビニの駐車場で休憩しました。
パンでも買おうと思ったのですが、顔も髪も手もぐちゃぐちゃに汚れていたので買えませんでした。
それから私はようやくマンションに戻ると、すぐにシャワーを浴びました。
シャワーのお湯が真っ黒になっていきました。
でも私は自分が汚れるのが好きなんです。
めちゃくちゃに汚れてみたいという願望が強いのです。
思えば、中学、高校時代もそうでした。
おしっこや泥にまみれることによって私の理性はしぼんでいくのです。
そして動物のように本能に支配されるのです。(でもどうしても大きい方はいまだにだめなんですよね。これが私の理性のとりでなのかしら)
管理人さんはそういうことってありますか。
自分で自分を汚したくなるってことが。
やはり私は変なのでしょうか。
こんな私はアマゾンにでも行ってそこで他の動物たちと暮らした方が幸せなのでしょうか。
ごめんなさい。
妙にペシミスティックですね。
今日はここでおしまいです。