うた 琥珀
君に心を預けようと思った 震える耳に響く緊張 頭をつまみ上げる自分の戒め 何かに託すのは古くさいと云う 誰かにねだるのはわがままと言う ただ1枚の紙にありありと 私のすべて描けたらいいのに 一番君に届くものはなに ただ一言でも眠りを覚ます 誰よりも透明な部分を奏で 体に染みる痛みを伝えよう 生まれ変わる細胞のひとつでいい 私の代わりに歌となり 光を以て 君へと届け |
作者紹介/琥珀。刺激がないと詩って浮かばないものですね。最近滞ってました、琥珀です。HPもよろしく。 |