KNOWN UNKNOWN
八木隆充
物言わぬ凍てついた土の下
抗いきれず崩れようとする亡骸
全ては予定調和だと振り返ってみれば
誓いなど何の意味も持たない
それでいいの?それでいいの?
分かりきった結論に思索なんて不毛だ
そんなことを言いながら
祈り続けるような日々を過ごす
随分と時間が経った
私の知らない所で
私の知らない朝の中で