明け待ち
琥珀
ただ温度のない遠き灯を見つめ
星の下 今 耳痛き夜
頬を張らせる刺すような風
見ぬ人の眠りのもたらす静けさよ
次に見るのは月か陽か
自らあける朝は来ぬものか
ただその方を見るしかないのか
空が白み 答はやってくる