|
|
|
|
仏 銀色 たえず、微笑みをうかべ、 たえず、厳しげな目をむけ、 たえず、我らの側にいる。 仏よ。 その慈悲はいかなる時もかわらぬのか。 仏よ。 私はあなたがいることを感じることができぬ。 美しき仏と出会っても、 あなたの存在を確かめることが出来ない。 仏よ。 あなたは何処にいるのか。 仏よ。 あなたは何処に私を導くのか。 外に救いを求め、身の内を呪った私に、 あなたは慈悲の手を差し伸べ 身の内の浄土へと私を誘った。 仏よ。 あなたの微笑みは我が母の微笑み。 |
作者紹介/銀色。ここだけの詩を書きたくて書きました。 |