街角に埋もれて
yuu
街ゆく人ごみの中に
まぎれていると
周りの誰もかれもが
まるで
1枚の 冷たい風景画のように感じて
暗がりの中で ひとり
うつむいてるような感覚が 押しせまる
誰もかれもが 何処かに 向かって 足早に
こころなく
だけど
あの遠い空から 見下ろせば
僕も ただの ちっぽけな人間だと
そんな風に思ったら
自分も 風景の 一部のような気がして