2002年6月10日
国歌斉唱が終わったあとは、地鳴りを感じさせるような応援が始まり、いよいよオレのワールドカップが始まる感じ・・・。前半は、ポルトガルが向こう側でポーランドがこっち側。ポルトガルが責めてくれば、オレの眼下にやってくるのだ。
はっきり言って何がなんだかわかんないんだけど、オレらの席は、スカパーのタクティカル映像みたいな感じの席で、両チームのスペースなんかがよく見える感じだった。 まあ興奮しているので、スペースを見る余裕もなく、ボールの位置を目で追ってる感じなんだけど・・・。
そして時間なんかわかんないけど、パウレッタのゴールが決まる。 ウォーッ! 歓声がこだまする。ゴールの瞬間は、ポーランドサポーターも席を立ち上がり純粋にゴールを楽しんでいる。テレビで見るより小さくしか見えないけど、この興奮は生じゃないと味わえない。やっぱりワールドカップなのか? しばらくすると反対側のスコアボードにロスタイムの時間が表示される。 ・・・もうそんな時間なのか。 普段、サッカーを見るときは、退屈なゲーム展開に居眠りしたりするもんだが、今日は違う。あっという間に時が過ぎ、何がなんだかわかんないうちに時間だけが過ぎていく。
ときどき攻め込まれる厳しい時間もあったけど、終始押し気味でゲームは進んでいく。 そして、ジョアン・ピントに替わりルイ・コスタが投入される。 「おい、ルイ・コスタじゃ!」 パウレッタは、その後2ゴールを決め、ハットトリックを達成するし、途中出場のルイ・コスタもゴールを決めた。 後半は、叫びまくってる間に、いつの間にか時間が過ぎていた感じ。ロスタイムが何分あったのかも知らないけど、レフェリーの笛が鳴り、ポルトガルは勝っていた。 4−0!初戦を落としたポルトガルにとって、大きな大きな勝点3であり、ベスト16につながる大量得点だったのだ。(6/10現在の話です。) |
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