2002年6月10日 試合開始まではまだまだ時間があるので、スタジアムの中を歩いてみることにした。少しずつ人が増えてきている。そして、来る人来る人オレらを指さしている。「オレらってそんなに目立ってるのかなぁ?」 カメラを持ったいろんな国の人たちが、オレらに声をかけてくる「良かったら写真を撮らせてもらえないか?」(たぶん、そう言ってたと思う。)
オレらも調子に乗って「いいよ」ってことで一緒に写真に写っていくんだけど・・・。 もしかして、オレらはスターじゃない?東急ハンズで買ってきたサッカーボールがこんなに役に立つとは・・・。韓国(全州)ではとても珍しいみたいだ。
メガレッドにしても、スリムFにしてもこんな経験があるはずなく、にわかスターになった気分を満喫していたのだった。 それにしても、何人くらいに声をかけられただろう。オレらのカメラで撮ってないのがほとんどなんで、オレらのこの姿は、世界のどこかでワールドカップの思い出として後世に語り継がれるのだろう・・・。
「たぶん、これがワールドカップなんだ。これが国際交流なんだ・・・」などと思いながら、かわいい子が写真を撮らせてくれって言ってこないか待ちこがれていた。 結局、オレらのカメラには残っていないけど、いろんな国の人が写真を撮っていったと思う。韓国、ポーランド、ポルトガル・・・。それから、ポーランド・ポルトガルのサポーター、純粋に試合を見に来た人・・・。 国籍なんか関係なく、純粋にワールドカップを楽しみにいろんな国の人が集まっている感じがしたのでした。 そうそう、唯一話しかけてきた日本人(滋賀から来たらしい)のおかげで、顔に色を塗ることができたのでした。 さあ!いよいよキックオフだ。
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