ライフハック心理学、というセミナーに行ってきました。ほんとにセミナー好きですね♪
こちらは、佐々木正悟さんというかたが講師で、何度かこの方のセミナーにも行かせてもらってるんですが、毎回勉強になりますわー。
今回のテーマは「不安」
漠然と感じる不安とは何か、というテーマでしたが、面白かったです。不安障害というのは、内からいくらでも不安を出してくるので、実際の問題を解決するだけじゃよくならないとか。心臓がどきどきしたらどうしよう、と不安になることで、実際に心臓がどきどきして、あっ!心臓がどきどきしてる!とさらに不安になるとか。人ってややこしいですなー!
色々心に残ったことがあるんですけど、「頑張って」という言葉の力、とでもいんでしょうか。
頑張れ、という言葉に、人は応えてしまうそうですよ。
思いっきり握ってくださいと指示して握力を測る時、認識できないくらいのスピードでモニターに「頑張れ」って出したのを見ただけで、本人にはそんなつもりもないのに、握力が上がるとか。
反射的に頑張ってしまうので、うつの人に言っちゃいけないんだとか。
また、フロイトを押しのけて華やかに台頭してきた行動心理学ですが、こちらの提唱者は、人間に心なんかない、というスタンスだったそうです。
すべては反射であると。パブロフの犬と同じだと。
でも、心あるじゃん、というテスト結果がどんどん出てきて、またフロイトのゆり戻しがあったりしたそうです。
その心あるじゃん、という証明のテストが面白かったです。
早くできたらご褒美があります、という条件で、頭の中で12時から6時にしてくださいといわれた人と、12時から12時にしてくださいといわれた人がいたら、12時にしてくださいといわれた人は、6時にしてくださいといわれた人の倍くらい時間がかかるそうです。
さ。
わからなくなりましたね(笑)!?
もし、人が反射で動くのなら、12時から6時にして、といわれたら、その瞬間に6時!って言うはずなんです。早くできれば早くご褒美がもらえるんだから。
でも、人はそこにはない時計を思い浮かべて、その針を動かす。
それこそが、心がある、ってことらしいです。
説明はぐだぐだですが、ともかく興味深かったんですよ!
もしかして来られてるかしら、と思った、lifehacking.jpの堀さんも来られてて、終わった後で6月くらいにセミナーする予定ですなんて話も聞けてよかったわー。またいこう!