北京初日

北京初日
成田空港7時集合って、誰が朝から移動できるんだよという集合時間でしたので、成田に前泊。
ホテルのバスで、成田到着がざっと6時半。しかしすでにそれらしき人がいる中、カウンターに人が入るのを待つ。
6時45分くらいには係の人がやってきたので、さっそくあれこれ受け取る。
こちらが大事なパスです、と、この後4日間ご一緒する添乗員さん、私は(杉村)大蔵と心で呼ぶことになる若いお兄ちゃんから渡される。
大蔵「名前入りで世界に1つです」
いわしくん「シールじゃないですか。印刷してくれればいいのに。彫るとか」
やめとけやめとけ。大蔵はこれから辛い旅に出るのにやめてやれ。
表にはメンバーの写真。ライブ会場などで飾られていたやつです。
しかし、このパスはツアー参加者であることを示すので、バスに乗る時やら、ホテルの朝食の時やらは、必ずしておくようにと言われる。
…き、厳しい…!
必死になって隠すことはないが、私はこれが好きです!と赤の他人にアピールすることもなかろう、という私にとって、この仕打ちは厳しい。まぁ、本当に必要な時だけやろうぜ、と、いわしくんとしまう。
Tシャツも渡される。
西武園で握手してる時にSMAPさんが着てたやつかなーと思ったら、このデザイン!

おおぅ!
いやがらせか!と思いましたが、背中は可愛い。
可愛い〜〜♪
ちなみに、事前に送られた書類の中に、荷物用タグが。これもツアー参加者の印となりますので、つけておかねばなりませんが、当然つけてない私といわしくん。
だってー、傷んじゃうじゃんっ?こいつは、最後の最後。成田に着いた時、添乗員さんがそれを目当てに荷物をピックアップする時に必要となりました。どうもつけてなかったの、私たちだけだったようで…!他の人の荷物がどんどんピックアップされる中、私たちは、自分で取る、というね。
このようなタグが。
その他、Eチケットをもらって、それぞれでチェックイン。2万円ほど両替して、出国。
なんと美しい空であることか!
飛行機はエアチャイナでしたので、ガチ中国語。機内誌中国語オンリー。アナウンス、中国語と英語のみ。ガチ!
これから先、日本語が通じたのは、最終日の免税店の店員さんくらいか。
また、3列3列という、岡山にでも飛ぶのか、というちんまりした飛行機で、前の席との間隔もせまくて、いわしくんとか背が高いので、大変そうでございました。
途中、大蔵が僕の席はあそこなんで、さびしくなったら来て下さいね♪と言いに来ました(笑)でも、誰も来てくれないそうです(笑)
機内食もいただいて、北京到着、現地時間12時頃。
デザートがムーンライトー!間違いない安心のお味(笑)
どでかい空港なので、延々歩いて歩いて、入国して。それから、シャトルに乗って荷物を取りに行くことに。広いなーー。空港ーー。
北京にいらっしゃい!ピクミン的な子のお出迎え。北京の空や、やや茶色でございました。
ツアーの人が全員集まったのはその時で、ちょこちょこ男性の姿も見かけます。ご夫婦でいらしてるのねー、と思えば、一人参加の男性も。本気すぎる!後に、誰のファン?と聞くと、中居くんファンでした。ダンスが好きなんだと。
現地のガイドさん(印象が澤穂希で、でも、澤さんより女の子らしい可愛らしい顔。心でサワと呼ぶ)も合流しまして、バスでホテルに向かいます。
ホテルは国貿飯店。似たような名前のいいホテルもあるんだそうですが、地味な外見に反して中綺麗!シャングリラの姉妹ブランドになるホテルがそうで、ホテル内にいると、自分が中国にいるとは思えない感じ〜。
テレビもでかいねー。NHK見られます。おひさま見た(笑)
しかし、何よりも可愛かったのは机の引き出しの中ーー!
可愛い〜〜♪♪こんな机に憧れる。
で。ホテルに入ったら、まずネット接続ができるか確認。
やってみましたところ。
◆中国でのインターネット接続
○ホテルのインターネット接続OK。ただし、twitterなど繋がらないサイトあり。
◎そこで、インターネットVPNサービスを利用。
http://tsunagarumon.com/
これを使うと、日本にいるのと同じように使えます。HPのアップもOK!
◎携帯電話:私はauですが、海外でもそのまま使えます。twitterだろうがなんだろうが、まったく問題なし。お手軽に使えます。
でも、料金が心配…。海外W定額で、上限決まった金額にしかならないはずなんだけど、使おうとするたびに、高額になるかもだからね!?高額かもだよ!?と聞いてくるんだもんーー!海外W定額大丈夫なところにつなげてると思うんだけどーー…!まぁ、使ったもんはしょうがない…。
●さらに、モバイルルーターもレンタルしていきました。こちらは、定額で使えるのはいいんですが、中国国内で接続になりますので、twitterとかは繋がらないのがちょっと面倒だったな。格別作業がないのなら、携帯だけでいいかも!です。
ネット依存症なので、ここを確認してホ。
この日は、6時半から北京ダックを食べるという予定だけ。
じゃあまずはホテルの地下を散策。ホテルの地下から、最寄地下鉄の駅までの間が、ずーっとショッピングモールになっていて、高級スーパーも入ってるんだそうです。
道に迷いながらスーパーに行きますと、日本で言うと、紀伊国屋って感じなんですかね、日本のお菓子が、日本のパッケージで輸入品として置いてある。
違う。そうじゃないんだ。もっとばったもんみたいなものが見たいんだ。
日本のレトルト牛丼とか、絶対美味しいけど、そうじゃないんだ。
しかしこれといったふざけた商品には出会えず、原汁、って書いてある麦茶っぽいものを買いました。…飲む暇なく、そのままホテルに起きっぱになってしまうことをするよしもない時代でした。
だって、毎日、毎日、ミネラルウォーター1本ずつくれるんですもの…!
後、いわしくんが、これ美味しいの!といったフルーツ購入。でかいザボン的な。ここでは、店員さんとの心の交流がありました。言語としての交流が無理だったもので。
試食してもらえてるのはこれか?それとも、これなのか?こっちはいくらだ?といったことが、心の交流の果てに通じたのです。多分(笑)
さっぱりと美味しいかんきつ類でしたー!すでに、皮に切れ目を入れてくれてるものを購入〜。
一度部屋に戻って荷物置いてから、私がおうふい、と呼ぶ「王府井」へ。
世界的には、ワンフーチンと呼ぶそうです。
移動は地下鉄。5駅ほどです。地下鉄は、一律2元。手荷物検査あり。チケット買って、荷物を空港の検査機みたいなのを通して、それから乗るだけ。簡単。
そうしてついた王府井駅は、駅ビル直結で、その中のお店も偵察。吉野家とか、バーガーキングとか、気軽に入れそうなお店がいくらでもありました。
安心ね、と思いながら、ビルを出て、メインの通りに出たはいいが、それからが大変。
横断歩道を渡らなければいけません。
以前、今は亡き紳助さんが(←死んでません)、中国で道を渡る時優先されるのは、勇気があるものだとゆってました。あれは何年も前の話でしたが、今も、優先されるのは勇気です。
添乗員さんから、そんな勇気を試すことはない。地下道や、横断歩道があちこちにあるからそっちを使いなさいと言われてました。
でも、その横断歩道は、わずか2車線分。その、端から1/4ずつ、すなわち、全体の1/2は、歩行者がじりじり前に出てきている。いやいや。君たち君たち、ガチで赤信号やだなと思っても、勇気のある人たちは前に行きたい。
その間を、クラクション鳴らしながら車がすり抜けていく、しかしなおも前に行く歩行者。すり抜ける車!行く歩行者!クラクションならす車!渡りきる歩行者!
こんなゲームみたことあるわー。カエルが行ったり戻ったりしながら、車に轢かれないように道を渡っていくゲームウォッチのやつ。
こんな時、ど素人の私たちは、現地の人間にまぎれて、どうにか渡りきるしかないのです。
でも、渡った先は歩行者天国。
もうここは安心ねーーと、ぷらぷら歩いてたんですが。
…中国の建物は、でかい。道も広い。同じような建物が、ずーーーーーーっと続いてるような気がして、自分がいまどこにいるのか解らないような気分になります。
天気わるっ!
かと思えば、横浜中華街的なごちゃごちゃした場所も。
屋台のお店が一杯出てるってところで、人が一杯、色々つまみ食いしながらうろうろしてます。
えっと。
虫と、サソリと、ヒトデが、1本の串に刺さっていますよーーー。
その中で、サソリが、うごうご蠢いてるの見ちゃいましたよーーーーーー。
ばかーーーー!!
いわしくんは、フルーツの飴がけに興味があったんですが、フルーツの数が多すぎる。串が長すぎる。ミニリンゴ飴くらいでいいんだよ!と手が出ず。
後、人気は、肉の串でしたが、どう見ても同じ串を、2本、3本と持って食べてる人らがいて、ごめん、ちょっと意味解らないと、よれよれとその横道を出る。
その場所で何かを吸い取られたのか。朝早くから動いているからなのか。機内食以降何も食べていないからなのか。
私たちは異常な疲れ感じていました。
これはいかん…と、デパートの中にあるお茶屋さんへ。
お客さんが、何人もテーブルに突っ伏して寝ているという不思議な店で、そこの椅子に座って、ほんっとに疲れてることを感じました。
重力がより強くかかる星にやってきたような体の重さ。
疲れたーーー!と、ちょっと食べて、ちょっと飲むことといたしました。
プーアル茶に、何かプラスされたもの。あっつあつ。飲みやすくて好き。

左の背の高い卵焼きは、スパニッシュオムレツみたいでおいしゅうございましたよ。右のはしゅうまい気分でたのんだけど、中身はちまきっぽいご飯。おいしゅうございましたー。
一茶一坐というチェーン店でございます。
↑ この記事みたら、私たちのホテルのところにあったげな(笑)

おっと!そうそう。忘れちゃいけない大事なことが!
バスの中で、添乗員さんの(杉村)大蔵から説明がありました。(ノリの軽さが大蔵っぽいんです(笑))
チケットのことです。今回のツアーは、Aブロック確約でスタートしたのに、レイアウト変更により、Bブロックの人が出ることになってしまってました。
そりゃあHISもがんばったでしょうが、泣く子と中国には勝てない。
ジャニーズ事務所から届いたチケットは、A、Bが半分くらいだという。
そして、じゃあどのように席を決めるのかは、抽選だと言います。
翌日の昼食会の時に『部屋単位』で抽選をする。
抽選をするのは、部屋の代表者。
いぃ、いやああああーーーーー!!
もちろん私はいわしくんに抽選して!とお願いしました。
そんなプレッシャーに耐えられない!
いわしくんは、私は西武園落ちてんだよ!と言いますが、言いかえれば、その分まだ運をもってるはずだと!
また、神もそれを後押しされました。
部屋の鍵は、バスの中で、封筒に入れて渡されました。そして代表者の封筒の中に、抽選権が入っているというのです。
今回のツアー、私が代表者で申込、これまでの点呼でも、私の名前が呼ばれ続けてきました。
なのに!
今回の抽選券は、はなっからいわしくんの封筒に入っていたのです!
頼むーーー!!
私ら、どんな席でもいい派やないかーーー!
しかも、スタンドのチケットも持ってるやないかーーーー(笑)!
私たちは、二人で申込ですから気付いてなかったんですが、『部屋単位』というのにいくつか落とし穴があります。
4人組がツイン2部屋に分かれていた場合、それぞれ別の席になります。
また、1人参加の人が、相部屋OKにしていた場合、その二人は、同じ席になります。
代表者が引いて、それがよけりゃいいけど、悪かった場合、どこにどううっぷんをぶつければいいんだか!

そんな恐怖を翌日に控え、私たちはお茶をしてました。
テレサテンの曲が流れる店内。ムーディーな北国の春も流れてます。
違うお茶を頼んで、のんびりしてたら、お湯を追加してくれて、その頃にはもうお腹いっぱい。眠気もひどい(笑)
このままじゃあ、北京ダックに間に合わないよー、とゆるゆるおでかけです。
その途中、別のフロアでむちゃむちゃ可愛いスヌーピーのバッグを発見。
いや、これ可愛い!と思ってたんですが、ほんとに北京ダックに間に合わないー!とダッシュ。
想像以上に遠かったです…!
6時半に予約で、6時33分到着、という感じになりましたが、おされげな店内にさーっと通してもらえました。
あー、疲れた!疲れた!とぜいぜいしているところに、はいよー、どうするー!とやってきたメニュー、実に60ページ越え。
…えっと…。
テーブルもそこそこでかく、向い合せに座ってるんですが、すでにお皿などがセットされてますんで、メニューを広げる場所がなく、一緒に見ようとしたら、どっちかが立ち上がる必要があります。
ダック可愛いぜ、ダック。
そして、メニューそのものがでかい!びっくりドンキーくらいでかい!
でも、大変美しいメニューです。
写真がいちいち美しい!
海外のレストランって、写真がない、というイメージがあったんですけど、綺麗な写真がたんまり。それが60ページも…。さらに、季節のお勧め的なメニューもあって、もうどうすれば…!
私たちは北京ダックが食べたいんだぜ、と、ともかく北京ダックをくれ。二人分くれ。ようするに一羽分くれ、ということを、つたなすぎる英語で伝える。
店員さんは、それだけか?と言う。
じゃあ、野菜の炒めものもくれ。後、この中国茶をポットでくれとお願い。
そこに、日本語が入る余地は一切なかった…。
き、厳しいぜ、中国…!

大董ダック店 海参店/王府井金宝匯 、というこちらのお店、人気のお店ということで、予約代行をお願いしました。レストランの予約だけしてくれるサービスがあるんですねー。
http://www.alan1.net/jp/asia/beijing/sg/2347/ag/11283/
4人までなら40元で予約してもらえます。
オーダーサポートまでしてもらえりゃあ楽だったんでしょうが、後悔はしておりません。
写真うすぐらっ!テーブルにダックがやってきて、とりわけてくれます。ちみちみあっちを切り、こっちを切りってやってんなーと思ったら。
おひとり様分、どーん!き、綺麗!
ちみちみちみちみあっちを切って、取り分けて、こっちを切って取り分けて、がこの完成形になるわけです。同じものをもう1つ作ってシェフ退場〜。
薬味もあれこれ。ネギと、きゅうりと、味噌くらいしか知らんがな。左端の、紅ショウガ的なものと、ちらっとしか見えてない、漬物的なものが私は好きでした。いわしくんは、砂糖をつけていただくのがお気に入り。この写真には映ってませんが、グラニュー糖的なものもついてきます。
骨部分もばきーん!とやって登場。頭もどしゅっと脳天唐竹割になってます(笑)
野菜炒め。なぜか添えられているバラの花びら。お耽美な野菜炒め(笑)解りにくいと思いますが、一人じゃ無理だ、という量です。お皿が相当でかい。
これまた勝手なイメージですが、海外って、お皿の種類が少ないような気がしてました。丸いお皿が大小あるだけみたいな。こちらのお店は、お皿の種類が色々ある、というだけでも、なんか、中国っぽくないなーとか思ったりして。失礼かーゆん。
しゃれめかしたお店でした。クラブっぽい感じとでもいうのか。

食事が終わる頃に、フルートグラスに入ったシャーベットが登場。薄い綺麗な緑色で、メロン?と思わせておいて、何味か解らない。口に入った時のひんやりと甘味が、美味しっ!さっぱり!と思わせておいて、後味が何か残る。…豆…?とか、なんか、野菜的なものを感じさせるんですが、何か解らない。
そして、これ何?とも聞けない(笑)美味しいけど何か解らないものをいただきます。
さらに、氷が引かれた器に、ぶどうがどーん!
この辺りは、サービスで、出てるのかな?と思われます。
もー、おなかいっぱい…。
テーブルでお支払いして、アンケートにも答えて(こちらは英語)帰ります。
いくらくらいだったのかしら。共通お財布からいわしくんが払ってくれたのでさだかではないんですが、ポットのお茶と、北京ダック一羽分と、野菜炒めとで、600元だか、700元だか?ダックが一人前198元だったように思います。
もう向こう3年大丈夫、というほどの量をいただいたような気分。

おなかいっぱいだねーー、と、ぷらぷら歩きながら、昔ながらのお菓子があるっていうお店を覗いてみようと、どんどん地元の人ゾーンへ。
ウェディングドレスのお店が一杯あるところを見ながら、せっせせっせと歩いていたら。
お店、もう閉まってました。
あー、閉まってるねぇ、と暗い店内を見たら、上半身はだかのおっちゃんが店内歩いていて、ひゃあ!でした(笑)
この、大董ダック店。中居さんのヘアメイクを担当している人のブログで、北京ダック食べに行ったと写真を載せてたお店かもしれません。あら、同じ店に1日違いでいっていたのかも!もしかしたらね〜。

この時間、日本では、SMAPが記者会見した!とかいうのが、ニュースのトップを飾るなどえらいことになってました。
ホテル戻って、NHKつけて、パソコンにキーホールテレビってのダウンロードして、探してみてましたよ。
人民大会堂についた車から降り立った中居さんのカッコいいこと!ひぃやぁーーー!でございました(笑)
翌朝は、6時からホテルのレストランが開いているので、そこで食事。その後、8時45分に集合して、昼食会場へ移動。そこから抽選でございます!

 

 

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