北京四日目

ついに北京とお別れする日がやってきました。
などという感慨にふけるヒマはありません。
5時45分に出発なのん、片付けないまま寝てしまい、4時から片付けです。
私は、ネットへの接続が上手くできなくて、無駄に時間を取られました。
中国では、アクセスできないサイトが結構あるってことで、VPNサービスを使っていたのですが、一時的にそこもブロックされたのか、何か不具合があったのか。
他にもVPNサービスはあったんですが、瞬時に使うということができず、あわあわしました。あわあわ。
いや、とにかく荷物を片付けろー!放り込めー!重いーーー!大騒ぎーー!
とはいえ、そんなに買い物をしたわけでもないので、通常の旅行よりはだいぶ楽ですね。
後、冷蔵庫が最初から封印されており、追加料金がかかることがないもんですから、カードキーをフロントに返すだけでOK。それも、これ!と置いてきゃいいだけにしてくれてるんで、並んで返すもしなくていいそうです。
ちなみに。
いわしくんは部屋の電気を入れっぱなしにするため、ショップカードをカードキーを刺すところにぶっ込んでくれましたので、充電とか、空調入れっぱとかできて便利でした。
え?誰でもやってる?あ、っそう…。
たまたまカードキーのサイズが、日本のものよりちょい小さかったんですが、お部屋にははさみがありますから(あの可愛いデスクの引き出しに!)それで、じょきじょき切って調整しました。
快適に過ごしたお部屋から離れ、フロント前で待っていてくれたガイドさんにキーを渡し、バスに乗り込めば後は空港に向かうだけ。
そして、空港までの朝ごはんとして渡されたのがこちらでございます。

サンドイッチ。ヨーグルト。水。バナナ。りんご。
が入ったコンビニ袋(的な袋)。
アメリカの小学生かーーーーーーーーー。
ヨーグルトがありますが、ついているのはスプーンではなく、ストロー。それもヤクルトとかに使うようなほっそいヤツ。
添乗員さんが言いました。
「さじはないのかと聞きましたら(さじ!?さじって、あなた若く見えるけどいくつ!?)ない、と言われました。どうもヨーグルトは食べるものではなく、吸うもののようです」
ほんとに!?
じゃあ、容器は四角いけど、飲むヨーグルトっぽいものなのかな。
そんなことはありません。多少とろとろ気味ですが、黒米??とかシリアルなんかが入ったヨーグルトで、絶対吸えない。物理的にシリアルがストローを通ることはあり得ない。私がマジシャンセロでもない限り。
と言う訳で、蓋を開けて、傾けて、流れ落ちるヨーグルトを口を開けて待ちうける方式をとりました(笑)
ヨーグルトそのものは、シリアルのぷちぷちが美味しかったな。日本ではないのかな。ちょっと検索しただけじゃ出てこなかったけども。
ざっくりラップで包まれたサンドイッチは普通においしゅうございました。
バナナ、おいしゅうございました。
りんご、手の出しようがありませんでした。
アメリカの青年みたいに、ポッケから出して、ジーンズでごしごしして、かぷっ!とかやりにくいわ、バスの中で!
帰る日もいい天気で、あっという間に空港に到着。
あっと言う間に出国できるはずが。
はーい、飛行機2時間遅れでーす。
…。
え?
台風のせいで機材が遅れてる説と、エンジントラブル説と二つあったんですが、まぁ、どっちにせよ、2時間遅れてます。9時台の飛行機に乗るため、空港には6時半とかについてますんで、ここから9時でも長いのに、さらに2時間プラス。
どうすればいいのか…!
さらに、二人でチェックインしたのに、席バラバラのを渡されてどうすればいいのか!?
(それは添乗員さんがやってくれました。ありがとう大蔵(仮名)!)
てな訳で、北京空港を散策。
かっちょいーー!
お土産らしいお土産を買ってみました。

これは、ビニール袋に好きなお菓子をつめて、重量で買うシステム、にも関わらず、欲しいのがちょっとだけだったので、すっかすかになっております。昼食会で出たいもようかんが欲しいと思ったんで、ようかん的なものを買ってみたんですが、これらはすべて、単なるようかんのような気がしています。ようかんって書いてあるし(笑)
本屋さんにも入りましたが、私が欲しいと思っていた三国志の可愛いマンガはなかった。後、何かSMAP関連はないかと思ったんですが、見つけられなかったなぁ。KPOPの人が表紙のファッション誌があって、いわしくんの友達が好きな人たち。同じ雑誌で表紙が2パターンあったから、もしかしたらレア?とも思ったんですが、ファッション誌は、全世界共通で重い。ま、まぁ、やめとこ…と(笑)
一応、端から端まで見たんですが、そんなに時間もつぶせず、お茶することに。
眠くてふらふらしますが、私は空港内の無線LANにつなごうとしてみました。
北京空港の無線LANは、無料で使えます。
でも、ID、パスワードが必要。
それをもらうのには、パスポートが必要です。
空港内にあるID、パスワード発行マッシーンに、パスポートを突っ込むと、うぃーんって出てきます。
…これを理解することができなくってね…。
皆さん、英語で説明してくれるのね…。
3回くらい色んな場所で聞いて、ようやく、あぁ!そゆこと!?と理解できました。
日本語以外だったら、英語の聞き取りならまだできる気がしてたんですが、気がしてただけでしたね…。
くっそう、空港でも日本語は無理か…!
このネット依存症!といわしくんからののしられながら、ちょっとだけ接続。結果、接続する時間などほとんどなかった、ということになりました。
2時間も飛行機遅れたのになぜ!?
…免税店をくまなく回ったからです…。
私たち、日本円で3万円ほど両替して北京に挑んだんですが、現金を使うチャンスがとんとなく(北京ダック、SMAPCD、私が買ったスヌーピーのバッグくらい)、そこその元を抱え込んだままになっておりました。
ここで何か使わなくては!
私は300元ちょっと。いわしくんは、もっとたくさん持ってましたんで、それで買えるものを探すゲーム〜。
これで買える化粧品はないかーーー、と探しますが、高い化粧品ですと、買える!と思ったら、目元ケアもの。目元もそら大事だけど、土台をどうにかできるものは…。
で、300元でお釣りがきたのは、エスティーローダのニュートリシャス ビタ−ミネラル ローション。

ちょうど化粧水が切れかかってたので、よし、と思っております。
頼むぜ、ざくろ…!
後、中国で見た中で、最も可愛かったデザインのお菓子。

可愛いーーーー!!!
中国のチョコは美味しくない、と聞いているので、食べるガッツはないんだけど、死ぬほど可愛いーー!と思いまして(笑)
じゃあ、どーすんだよこれ、って感じですが(笑)
ここらで、タイムアップ。
搭乗口に向かわなきゃいけなかったんですが、へーい彼女、乗ってかなーい?って車が。
送ってってくれるというのなら送ってってもらおうぜ、と乗ったんですが。
…有料でした♪
20元です♪
でも、搭乗口がめっちゃめちゃ遠かったので、それくらいならよかったんじゃね!?と思っておりますです。
バスで連れてかれるってことで、一階の待合スペースに行くと、お弁当を配ってまーすと言われました。
2時間遅れて、食事の時間がずれるからかしらね、ともらってきたのがこちらのお弁当。

だからもう機内食はでない、と思っていたら、機内食は機内食で出ました。
このパンはあんぱん!
あんぱんは持って帰りました。おいしゅうございました。にしても、お弁当と似てるね…。
おなかいっぱいーー。
飛行機に乗るところ。

昭和か!

行きの飛行機は3列3列で、岡山にでも帰るんかって感じでしたが、帰りは、2列・5列・2列。前後の幅も、行きの機材よりは長く、映像なんかも流れます。日本語のアナウンスまでありましたよ!(あ、空港で日本語が聞けたのは、免税店でした。あそこの女の子は日本語でも話してくれた…!)
しばらく寝てたんですが、ふと起きて見始めたドラマ、だか、映画だか、は、よく解らないものでした。
森理世的美女が、パーティーで、一般人男性に絡んでいる。
酔っぱらってトイレにまで入ってきた彼女はくにゃんくにゃんだったので、連れの金持ち風彼氏に任せて、一般人は帰るのだが、帰り途で、酔っぱらった彼女が再び現れ、後ろから飛び蹴りをくらわせる(確か(笑))
でも、酔っぱらってて、体がくにゃんくにゃんなので、その子のうちまで連れてって、寝かせる。
ということは、このセレブな美女と、一般人の恋愛ドラマなのかなと思ったら、どんどん登場人物が増えてきて、もう何が何やら!?
金持ち風男性、一般人男性、一般人男性の友達で、着ぐるみを着ている男。森理世風美女、着ぐるみを着ている男を見ている、売店の女。
なんなんこのドラマ!?
解らないまま、飛行機は日本についてしまいました。
飛行機で帰る時は羽田に帰る、という頭になっているので、あれっ、海がなくなったよ!?とびっくりしましたが、そう、ここは成田。
SMAPさんみたいに羽田には帰れない〜〜。
いわしくんは家族に内緒で。
私は会社に内緒で、北京に行ってました。
国内に足さえ踏み入れりゃあ勝ったも同然。
最後は、ツアーの人たちが集まって、荷物を取ったらお別れです。
添乗員の大蔵(仮名)が、ツアータグのついた荷物をどんどんピックアップしてくれます。私といわしくんの荷物にはついてないので、自分らで取ります(笑)
慌ただしくも、なんか愉快な旅でした。
中国、また行ってもいいよ。
用事があったらね!(もうSMAPさんの海外ツアーは勘弁してーーー)

 

 

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