オウム病の予防と対応
オウム病は適正な飼い方で予防が可能です。
1.インコと遊ぶ前後に手を洗う
2.インコとキスをしない
3.口移しで餌を与えない
4.ケージを清潔にする
5.食事中にインコを遊ばせない
6.インコと寝具を共用しない
ドバトの糞や野鳥の巣などは身近な感染源となりうるので注意しましょう。また、新しくインコを迎える時には鳥の健康診断とともにクラミジアの検査を動物病院で受けさせておくと安心です。もしもインコが検査で陽性であっても抗生剤で治療することができますので、そのインコをあきらめる必要はありません。
万が一、人間が体調を崩して前ページに該当するような症状があるときには早めに医療機関を受診しましょう。診察の際には鳥を飼っていることを自己申告してください。また、オウム病のような珍しい病気はすべての医師が詳しいわけではありません。しかもクラミジアの診断は特殊な血液検査が必要なので、呼吸器専門の内科医がいる総合病院の受診をおすすめします。