ハンドメイド・ルアーに挑戦
冬の期間は釣りシーズンに爆釣を夢見て(笑)、自分でルアーを作ってみましょう。
オレもアワビから削り出したスプーンとバルサ張り合わせや木から削り出したミノーを作ってます。
スプーン・・・湖山荘の若旦那から教えてもらった方法を自分なりにアレンジしてます。
材料 アワビの貝殻
透明ウレタンなどのコーティング剤
スプリット・リング
フック
道具 ディスク・グラインダー
グラインダー、リューターなど
耐水サンドペーパー、コンパウンドなど
ピンバイスなどの小さいドリル
マスク
1.アワビの貝殻にマジックで下書きし、ディスク・グラインダーで切る。
好きな市販のスプーンに合わせても良いので、良く泳ぎそうなアール(湾曲)した部分を生かす。
幅は狭めのほうが泳ぎは良いようです。
結構破片が飛び散るので注意。
2.外側の黒い部分をグラインダーやリューターなどで削ってきれいな部分だけにして形を整える。
削る時に大量に出る粉は吸うとむちゃくちゃ体に悪いらしいのでマスクは必須です。
黒い部分全てを削ると薄くなり過ぎる場合は残しても良いようです。(↓の写真、3番の左から2番目)
途中、スプリット・リングやフックを付ける穴をピンバイスで開ける・・・手動のほうが良いでしょう。
電動ドリルは振動で割れそうです。
穴はあまり外側に開けないほうが良いでしょう・・・割れます。
良いと思うところまで削ったら、耐水サンドペーパーの240番>600番>800番>1000番・・・という様に
目の粗いもの>細かいものに変えて磨く・・・最後にコンパウンドでフィニッシュ。
3.透明ウレタン塗料などにドブ漬けしてコーティング
乾いたらドブ漬け・・・何度か納得いくまで繰り返す。
慎重にスプリット・リング、フックを取り付けて完成!(^^)
4.スイミング・テスト
ちゃんと泳ぐかテストします・・・少しくらい泳ぎが悪くても、フックを大きいもの(または小さいもの)に換えて、
バランスを変えれば泳ぐようになったりします。
それでもダメな場合は残念ながら、もう1度削って形を細めにしましょう。

ミノー・・・最近はハンドメイド・ミノーの製作How to本も多く出てますし、釣具店にキットも売ってますので簡単に。
材料 バルサの板やブロック、またはラワン材など
ピアノ線やヒートン
アルミホイルなど
釣具店で売ってる「ライブ・アイ」などの目になるもの(書いてもいいです)
スプリットリング
フック
ウェイト(ガン玉など)
透明ウレタンなどのコーティング剤
道具 カッター、ナイフ、
エアブラシ
塗料
ヤスリ、耐水サンドペーパーなど
A.バルサ板を左右対象にミノーの形に切る。または木を削ってミノーの形にする。
貼り合わせの場合はピアノ線を曲げて、アイやフックを取りつける部分を作って挟みこみます。
ウエイトも忘れずに・・・。
ラワン材などの木から削り出した場合はナイフなどでウロコ模様を刻む。
形になったら、コーティング剤にドブ漬けを何度かして木目が触ってもわからなくなるまで「目止め」する。
B.アルミホイルを貼って塗装。
アルミホイルはヤスリの上で擦ってウロコ風模様を付けるとグーです。
そして、またドブ漬けを何度かしてコーティング。
エアブラシで塗装・・・リアルにするか、派手さでアピールするかはあなた次第・・・。
またまたドブ漬けコーティングを何度か・・・途中で「目」を付ける、または書く。
またまたまた・・・(^^) 納得するまでドブ漬けコーティングを何度か繰り返して完成。
C. スイム・テスト

↑99年、銀山湖にて自作アワビ・スプーンで釣ったサクラマスさんです(^^;
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