◆ルパン三世「エピソード0 ファーストコンタクト」3
脚本(米村正二)絵コンテ(大原実)、演出(のがみかずお)、総作画監督(平山智)、メカニック作画監督(石本英治)、作画監督(宮繁之、片岡康治)、監督(大原実)

というわけで、夏恒例のルパン三世TVスペシャル。
今回は、ルパン達のそれぞれの出会いを描くという、この頃流行りの過去話。
ダイヤモンドよりも堅い物質という「クラム・オブ・ヘルメス」を巡ってルパン達が出会い仲間になるって話。
まあまあ面白かった。
初っ端は、ルパンの次元の出会いが非常に格好良く、ハードボイルド全開でドキドキして良い感じだったんだけど、中盤辺りからはなんかいつものようにダレダレな感じで、いつものように普通な感じだったかな。
二時間でやるような内容じゃないかも。
でも、作画は良かったからアクション自体は良かった。
やはり次元のガンアクションや五エ門の斬鉄剣アクションは面白くていい。
それにしても・・やっぱ五エ門との出会いは捏造ですか?(笑)
確か五エ門との初の出会いは第一期の時「十三代五エ門登場」で、五エ門の性格ももっとアレだったはずだしねえ。
まあ、ルパンの脚色された嘘ってことなのかもしれないが(笑)
なんか所々、弾丸同士がかち合うか、偽物斬鉄剣や、磁石や液体燃料とか、これまでのパロみたいのもあったしねえ。
あと、真・不二子は、どやら映画の「シャム猫」(確か)を意識しているようで、それっぽい造形だったな。
で、いつものように起こる声優問題は、やはり栗田貫一の声は聞きずらいねえ。
あと、他のメンバーも若干年寄り臭いしねえ・・特に銭形(納谷悟朗)と次元(小林清こころざ)。
まあ、あと一人二人死なない限り、総とっかえって訳にはいかないだろうな。


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