◆第25話(最終回)「合格発表!!心の丘に花の咲く?」4
脚本・絵コンテ(今川泰宏)、演出(小林孝嗣)、作画監督(西田亜沙子、松本文男)

アバンタイトルが泣かす・・。
というわけで、ついに、ついに7人のナナも最終回。
今回は、ナナと黒ナナの最終決戦・・そして受験当日って話。
うむ、なかなか面白かった。
流石は今川イズム・・最後は語り合いながらのスーパーガチンコバトル・・東方は赤く燃えている!
演出作画も冴え渡り、最終回を盛りに盛り上げてくれ・・燃えて泣けた。
ナナの「邪悪な心」とか見せておきながら、実は「みんなの本当の心、みんなの正直な気持ち」であった黒ナナとのバトルは熱く、そして語りが泣けた。
やはり、Gガン、Gロボ、ハーメルンなどと同じく、最後に「真意」を見せるというのが今川的ドンデンでいいね。
そして、それぞれのナナと言葉を交わしての、感動のみんなとの別れが泣かせて良かった。
でも、ちと心配していた通りに、最後は実はみんな生きていて、またドタバタが始まるというのは残念だったな。
まあ、お約束なんだけど、できれば最後は一人に戻って、みんなは心の中に生きているみたいな展開が良かったなあ。
ハッピーエンドではあるんだけどねえ。
あと、最後に言わせてもらうが、ナナ・・神近なんかのどこがいいんだよ!!
やはり、最後まで神近の良さはわからなかったなあ・・最後は別の女に逝っちゃうヘタレ野郎だし・・。
やっぱナナには瞳ちゃんの方が・・(笑)

で、総論。
「7人のナナ」4(70点)
なかなか面白かった。
受験アニメの決定版という売り文句の通りに、なかなかにきちんと受験生な描写が描かれていて、懐かしく面白くあった。
まあ今川脚本らしく、トンデモな展開もありながらも、それぞれのキャラを成長させての、丁寧に描かれた脚本・演出も良かった。
でも、作画は丁寧な所もあったんだけど、全体的に結構ムラが多かったのは残念であるな。
古都の町を描いた丁寧な美術は綺麗だったけどね。
あと、途中はダレ気味な所もあったが、ナナの失恋、そして黒ナナ登場って感じでクライマックスは盛り上げてくれたねえ。
やはり今川の良さは、「真意を持った敵」だよな。
それと、教頭・生活指導という、オヤジキャラに魅力があるところも今川ならではであった。
というわけで、スタッフの皆様ご苦労様でした!
で、今川監督復活おめでとうございます!・・次回作に期待してます!!



◆第24話「受験前日!!最後の対決(たたかい)ナナvsナナ?」4
脚本(今川泰宏)、絵コンテ(うえだひでひと)、演出(栗山美秀)、作画監督(柳瀬雄之、晶貴孝二、今木宏明)

というわけで今回は、受験前日に黒ナナが萱野さんをさらい、そしてナナ達が黒ナナとの決戦を迎えるって話。
なかなか面白かった。
正直、展開は色々無茶な所もあったが、最終回直前ってことでクライマックスがなかなかに盛り上がっていて良かった。
一応萱野さんのフォローもあったしね・・神近はますますヘタレだが(笑)
で、特に決戦前のパーティのあとの、ED曲「Birdie,birdie」がかかりながらのラストバトルが、なんか切なくて良い。
そのままED突入も燃えるしねえ。
で、次回はついに「七人のナナ」も最終回。
果たしてナナの恋と受験は?、ナナ達は元に戻れるのか?、神近は最後に男を上げれるのか?
どんな終わりが待っているのか、楽しみです・・ちょっと不安ですが(苦笑)


◆第23話「推薦取り消し!私の恋と受験はどうなるの?」5
脚本・絵コンテ(今川泰宏)、演出(桝井剛)、作画監督(松本文男)

というわけで今回は、黒ナナの行動により、ナナの推薦が取り消しになるって話。
いやもう、怒涛の展開で熱くて泣けるはと、メチャクチャ面白かった。
まあ、残念ながら作画は少しヘタレ目であったが、今川脚本・演出によって素晴らしい出来であった。
もう何と言っても、やっぱり生徒想いのいい人であった、教頭と生活指導のセリフが熱くて泣けること泣けること・・2人の校長もいい味出してたし。
やっぱ今川アニメはオヤジアニメだな。
そして、極め付けはちょっとやらしかったナナと黒ナナのベッドシーンの所での、ラジオでの応援メッセージ・・初っ端の623が伏線だったのもいい。
もう泣ける泣ける・・最高でした。
しかし、やはりひとつ残念なのは、ナナが好きな神近と、神近が好きな萱野さんに魅力を感じないということ、だな。
人を好きになるのに理由はいらないとは言え、あんなののどこを好きになるのか理解に苦しむ所ではあるな・・神近、後半馬脚現しまくりだしなあ・・人間味出てきたといえば、そうなのだが・・。
教頭・生活指導や瞳ちゃん・3人組の方が断然魅力的だもんなあ。
まあ、最後辺りにその辺フォローして欲しいところである。
で、次回は受験前日に黒ナナとの対決・・ラストバトル(笑)
果たして、黒ナナの真意とは・・最終回ももうすぐか・・さてさて、どう締めてくれるか楽しみです。


◆第22話「対決!ナナと神近君!面接試験で推薦合格?」3
脚本(今川泰宏)、絵コンテ(佐藤順一)、演出(桝井剛)、作画監督(菅井嘉浩、丸英男、宮田奈保見、西田亜沙子)

というわけで今回は、八坂扇にナナと神近が推薦の面接を受けるって話。
まあまあ面白かった。
まさか合格するとは思わなかったな・・ちとあっけなさ過ぎて、残念ではあるな。
ナナの面接の辺りは良かったけど。
それと、黒ナナもなかなか格好良くて良かった。
しかし、この作品の作画的なものを現しているかのように、話の中での作画のムラが凄かったな。
後半の黒ナナ変身の辺りの作画はメチャ良かったけど、前半はパタパタしてたからなあ。
作監が4人だしな・・そいや絵コンテは佐藤順一だったな。
にしても、あっさり受験も終わってしまって、今後どうなるのであろうか?
で、次回は推薦取り消し?
うむ、そう来たか・・。


◆第21話「消えたシャーペン!驚き桃の木8人目のナナ?」4
脚本(今川泰宏)、絵コンテ(山口晋)、演出(山内東生雄)、作画監督(関口雅浩、山口晋)

というわけで今回は、受験が近づく中、神近からもらったシャーペンがなくなりケンカするナナ達。
そして8人目のナナが現れるって話。
演出作画も久々に丁寧でテンポ良く、、なかなかに面白かった。
シャーペンではなく、みんなからもらったおまじないのお守りっていうのがやはり良いね。
で、ついに8人目のナナ、ダークナナ登場。
物語もクライマックス間近で、ラストが楽しみである。
で、次回はナナと神近が対決。


◆第20話「絶対合格!おまじないで大迷走?」3
脚本(小林靖子)、絵コンテ・演出(高橋滋春)、作画監督(柳瀬雄之)

というわけで今回は、まじないに振り回されるナナ達って話。
まあまあ良い話で面白かった。
やはり、おまじないは程々にってことだな。
で、8人目のナナ登場?


◆第19話「家族そろって大みそか!パパ・ママ帰国で大ピンチ?」4
脚本(池田眞美子)、絵コンテ・演出(池端隆史)、作画監督(松本文男)

というわけで今回は、急遽ナナのパパとママが帰国して、ナナがアメリカに行くことになるって話。
いつも通り強引な展開であったが、なかなか良い話であった。
一人前に認めてもらおうとする7人のナナのドタバタと、自分たちの町並みを車で走りながら昔の事を思い出すって展開がなかなか良かった。
で、次回はおまじないで大迷走。


◆第18話「雪降る告白?ナナとみんなのHappyX’mas!」3
脚本(今川泰宏)、絵コンテ(うえだひでひと)、演出(桝井剛)、作画監督(梶浦紳一郎、柳瀬雄之)

というわけで今回は、ナナがクリスマスの日に神近に告白するって話。
まあまあ面白かった。
しかし、全体的にちとドタバタしていたな。
ナナを励ますためにプレゼントしようとするナナ達とか、神近からのプレゼントを喜ぶナナ達とか、最後にサブタイトルが来るところとかはなかなか良かったけど。
しかし、ナナが神近のどこがいいのか、神近が萱野のどこがいいのかがいまいちよくわからんな。
どっちも人間的に魅力を感じないからなあ。
よくわからないといえば、瞳ちゃんも生活指導に懸想した模様。
まさかそんな展開で来るとは・・生活指導はやめて欲しかった(笑)
で、次回はナナのママが帰国してナナをアメリカに連れ帰るって話。


◆第17話「ナナが消える日、出てくる日?」4
脚本(小林靖子)、絵コンテ(川瀬敏文)、演出(松浦錠子)、作画監督(西田亜沙子)

というわけで今回は、文化祭の日に失恋したナナは落ち込み、そしてひとりづつナナが消えてしまうって話。
うむ、面白かった。
今回は、演出作画も良く、それぞれのキャラの表情や仕草が非常に良かった。
3人組のモーちゃんのボランティア話を絡めながら、「好き」という気持ちを思い出すナナというのも良かったですな。
3人組って結構重要な役所だよなあ。
あと、やはり友達思いの瞳ちゃんの、ドタバタあわてふためきぶりが笑えました。
で、次回はナナがクリスマスについに告白?
しかし、この時期にクリマスネタか(笑)


◆第16話「恋散る文化祭!涙も枯れる大舞台?」3
脚本(池田眞美子)、絵コンテ(山内東生雄、山口晋)、演出(山内東生雄)、作画監督(山口晋、関口雅浩)

というわけで今回は、文化祭の実行委員になったナナは、ナナレンジャーショーの出し物をすることになり、そして神近の告白を聞くことになるって話。
3人組のオチがちょっと強引に見えて、脚本作画と、ち〜とドタバタしてる感じはあったが、まあまあ面白かった。
で、ついに神近の本命がわかり失恋してしまうナナ。
しかし萱野月枝(小谷朋子)さん、前の時と髪の色とか顔つきとか全然違うと思うんだけど。
俺には別人にしか・・(笑)
で、次回は失恋したナナ達が消える?


◆第15話「それぞれの受験!未来は我が手が誰の手に?」3
脚本(面出明美)、絵コンテ(うえだひでひと)、演出(桝井剛)、作画監督(丸英男、牛島勇二)

というわけで今回は、3人組の話で、舞妓学校の受験をするは〜ちゃんって話。
みんながそれぞれの目的や夢に向かって頑張っているっていうのがなかなかに懐かしく恥ずかしい感じで良かった。
でも、話はなかなか良かったのだが、作画がちょっとヘタレ目だったのは残念。
しかし、舞妓学校っていうのはホントにあるんすかね?
てっきり学校とかでなく、落語家のように師匠の下について学ぶもんだと思ってたですから。
で、次回は文化祭で神近君の告白を聞くナナって話。


◆第14話「ホームステイで受験勉強!サンフランシスコで大騒ぎ?」4
脚本・絵コンテ(今川泰宏)、演出(小林孝嗣)、作画監督(伊藤良明、浜津武宏)

2クール目突入で、夏休み最後話。
というわけで今回は、アメリカに残ったナナ達を追いかけて、サンフランシスコにやって来たナナはハニーさんと再会し、神近君とベビーシッターをすることになるって話。
相変わらず、今川脚本・絵コンテらしい、強引かつ豪快な展開である。
どうやら、前回今回の「アメリカ編」は、今までキャラクターの見えなかった神近君の掘り下げ話のようである。
前回今回の話で、神近君も普通の中学生のように笑ったり、悩んだりしている「等身大さ」が見えてきたな。
「勉強って何だろう?」みたいな、根源的な問いかけを入れているのもいいね。
あとそれと同時に、ナナと神近君の距離を近づけて、新展開の2学期へと突入させている。
第1回と同じ宅配屋さんの話を再びふってみたり、ハニーさんを再登場させたり、次回も3人組の掘り下げ話のようだし、なかなかにお約束ではあるが、ちゃんとしたシリーズ構成が取れているな。
で、今回の舞台はサンフランシスコであったのだが、まあ背景が本物の写真とか使われているのは賛否もあろうが、まるで観光案内みたいな感じだったのは面白かった。
あと、ナナレンジャーがアメリカではプリティレンジャーと呼ばれているっていうのは、なんか生っぽくていいね(笑)
日本の特撮戦隊が、パワーレンジャーって呼ばれているようなものだな。
で、次回は3人組の掘り下げ話で、後半戦の2学期突入である。


◆第13話「恋する英会話!神近君とお空の上でランデブー?」4
脚本(今川秦宏)、絵コンテ・演出(高橋滋春)、作画監督(梶浦紳一郎、晶貴孝二、柳瀬雄之)

というわけで今回は、ホームステイのためにサンフランシスコに行く神近君の飛行機が事故でピンチに陥り、それを助けるためにナナレンジャーが出動するって話。
なんかすげえ強引な話だったが、面白かった。
「羽の上は歩けるんだね」とか言って羽の上を歩いたり、「パイロットは別のものを食べてる」とか言いながらパイロットも食中毒で倒れたりと、無理を通せば道理は引っ込む展開が凄かった(笑)
飛行機(ジャンボジェット機)の着陸も、ゲームと英会話を絡めたりして面白い。
ほとんど「パーマン」状態のそれぞれのナナが協力しあい、っていうのも良いね。
ナナ達もコロコロ良く動いていたのが可愛いかったし。
あと、今まであまりキャラが表に出てなかった神近君も、ナナとかの絡みで少しキャラが見えたのが良かった。
前回と同じく、今川脚本だからか、強引さとコメディっぽさや、キャラの生き生きさが良く出てる話で、これが「7人のナナ」って感じだったったなあ。
で、次回はサンフランシスコでホームステイ。
あれ、またアメリカに行くのかな?


◆第12話「真夏の集中合宿!ドキドキ恋の肝試し?」4
脚本(今川秦宏)、絵コンテ・演出(えんどうてつや)、作画監督(松本卓也、西田亜沙子)

というわけで今回は、真夏の集中合宿にやって来たナナは、集中力をつけるために肝試しをやらされるって話。
なかなかに面白かった。
肝試しと集中力っていうのはちと強引する気もするけど、ベストスタッフで丁寧な演出と動きの良い作画でドタバタも面白く、ちょっぴり泣かせる所が良かった。
やっぱり、あの先生たち結構いい先生ではあるな・・なんかやり方に問題がある気はするけど(笑)
先生、最終回では泣いてくれそう。
あと、今回は6人のナナ達のそれぞれ違った水着と、オリジナル・ナナと瞳ちゃんの入浴シーンのサービスがあったのも良い。
メガネを外した瞳ちゃん・・。
で、次回は神近君の乗った飛行機が行方不明に?


◆第11話「二兎を追うモノは一兎を得ず?」3
脚本(横手美智子)、絵コンテ(うえだひでひと)、演出(山内東生雄)、作画監督(関口雅浩)

というわけで今回は、お祭りの日に、ハモ料理と、神近君を得ようとするナナって話。
まあまあ面白かった。
夏や、お祭りの情景がよく描けていて良かった・・季節感はないけど(笑)
しかしハモ料理に、大文字の送り火かあ・・ほんとに京都な感じだなあ。
それぞれ元ネタがあるであろう探偵服のナナ達や、それぞれたたずまいの違う浴衣のナナ達も良かったが、小料理屋の着物を着ていた瞳ちゃんが一番可愛かったな(笑)
相変わらず、いい娘だしねえ。
で、どうやら神近君が資料として写真を提供しているであろう、絵を描いている少女が登場・・ライバル出現か?
にしても、あれだと絶対7人いることばれそうな展開であったな。
で、次回は特進クラスの集中合宿で、肝試しって話。


◆第10話「恐怖の赤点!期末テストを突破せよ?」3
脚本(横手美智子)、絵コンテ(山口晋)、演出(桝井剛)、作画監督(丸英男)

というわけで今回は、のんびりマイペースのナナっこの話で、赤点を取ると夏休みに補習授業をうける期末試験を受けるナナって話。
マイペース・のんびりのナナっこの優しさが、なかなかに泣けて、ちょっと感動でした。
やはり物事は日々の積み重ねですなあ。
でも、話の良さに比べて、今回は演出・作画がちょっとヘタレ目だったのは残念。
しかし、この時期赤点取ってるナナはどうよ?(笑)
あとテスト中の「パッションパンティ発動」させてたナナには笑いました。
で、次回はお祭りとハモ料理に行くナナ。
大文字焼きかあ(間違い)


◆第9話「甘い誘惑!恋と秘密とカンニング?」3
脚本(池田眞美子)、絵コンテ・演出(中村隆太郎)、作画監督(山口晋)

というわけで今回は、ナナりんの話で、ナナレンジャーの秘密を知られた杉山さん(佐久間紅美)のカンニングを止めるって話。
結構感動的な話で、ネタも良く、杉山さんもメチャクチャ可愛かったのだが、なんか展開はちょっと無茶っぽかったな。
特に、実はカンニングペーパーではなく、自分を励ます紙だったっていうのが、ちょっとな。
あれは、ナナりんの「ガンバレ特進クラス」の励ましで、カンニングをやめるという王道の方が感動できたと思うのだが。
池田眞美子脚本にしては、ちとお粗末な感じであった。
あと、杉山さん結構いいキャラなのに、これで終わりとは激しく残念。
再登場希望。
しかしこのアニメは、基本的には丁寧な演出作画で(今回は「Lain」「サクラ大戦」の中村隆太郎さんか)、特にアップの表情のつけ方が秀逸なんだけど、ロングがちとヘタレ目に見えるな。
やはりロングだとキャラの目にハイライトがないせいかな?
で、次回は期末テスト。


◆第8話「英語で告白?家庭教師をやっつけろ!」3
脚本(小林靖子)、絵コンテ・演出(高橋滋春)、作画監督(梶浦伸一郎)

というわけで今回は、日本にナナの家庭教師としてやって来た メロディ・ハニー(松井菜桜子)と英語の発音対決をするナナっぺって話。
いつも通りに、ちょっと臭くて恥ずかしい展開ですが、丁寧な描写で、ちょっと泣かせます。
まあこのお約束っぷりがナナならではですな。
しかしハニーさん、全然金髪美少女じゃなかったな(笑)
あと、ちゃんとキャストに「英語指導」があったりするのもらしいですな。
で、次回はザ・カンニング。
あの可愛い女の子誰?


◆第7話「夜食モグモグ!料理勝負も受験のために?」4
脚本(横手美智子)、絵コンテ(オオウエヒロアキ)、演出(石井久美)、作画監督(大宅光子)

というわけで今回は、ナナっちの話で、病気になったナナの代わりに学校に行ったナナっちが料理勝負をするって話。
ちょこっと味っ子入ってて、なんかほんわりいい話で、見た後、なんか食べたくなります(笑)
「食は人の心を豊かにする」ってヤツですな・・ってつい最近009でも書いたな、このフレーズ(笑)
で、ナナに夜食を作ることで、「食事の大切さ」を学んで行くナナっちがいい味を出していましたなあ。
かなり食費かかりそうだなナナの家(笑)
にしても、それぞれのナナの掘り下げは完全に成功していってるなあ。
しかし相変わらずなかなかに丁寧な脚本演出作画が良いです。
まあ、まったりと地味で古臭い気もしますが(笑)
この「懐かしさ」っていうのが、長所でもあり短所でもあるんですよなあ、この番組。
でも、この「地味さ」「古臭さ」「懐かしさ」が微妙にいい味出してるんですよねえ。
で、次回はアメリカからルビー・ハニー登場。
金髪美少女ですかあ、ちょっと楽しみ。
今度はナナぽんの話かな。


◆第6話「受験番号623!深夜ラジオで大騒動」4
脚本(池田眞美子)、絵コンテ(小林智樹)、演出(山内東生雄)、作画監督(松本文男)

というわけで今回は、深夜ラジオで大騒動って話。
・・なんつうか、今時珍しい正統派で真摯なアニメやなあ(ほめ言葉)
「恋と受験」という、恥ずかくて臭いテーマを、本当に直球でやってるのがいい感じです。
今なら「NHK教育」でやる方がふさわしいアニメだと思う、色んな意味で(笑)
現役なら共感を得て、そうでなければ郷愁を呼ぶって作りだな。
でも、作りがちと古臭いので、人は選びそうだな・・自分は好きだけど。
で、今回のネタは深夜ラジオ。
なぜか中高の時ってラジオ番組ってつきものですよなあ、やっぱ。
自分も昔はよく聞いました、今は全然聞いてないですが。
しかし、ナナって結構リアルに受験描写があるので、非常に懐かしい感じに捕らわれますな・・描写が古臭い気もしますが(笑)
で、どうやら前回のナナぽんに続いて、今回はナナさまの話でした。
ナナさま、結構可愛いかも(爆)
うむ、こうやってそれぞれのナナも掘り下げて行くような感じなのでいい感じです。
それにしてもナナさまのお言葉はいちいちもっともだったな。
もしかしたらオリジナルナナが一番魅力がないキャラだったりして・・いやそのナナが成長して行くのが狙いか、やっぱ。
あと、久々に因数分解もやってみたが、答えを言ってくれないのであってるかわからなかったよ(笑)
で、次回はナナっちが料理勝負・・今度は夜食すか。


◆第5話「決定!神近君の志望校?」3
脚本(小林靖子)、絵コンテ(佐山聖子)、演出(晶貴孝二)、作画監督(桝井剛)

というわけで今回は、神近君の志望校を知ろうとするナナ。
そして、ナナぽんの催眠術で大騒動になるって話。
まあまあ面白かった。
なかなか丁寧に、受験と恋愛というテーマを元に、コメディをやっていってるのがいいですな。
なんか自分の中学の受験の時のことを思い出させます。
まあ、あんまり今川っぽくはないですが(笑)
少しやぼったい感じもあるけど丁寧な作画や、風景描写を大切にしている美術もいいです。
あとやっぱりキャラ的には、親友思いで優しい瞳ちゃんが、少し周りの見れてないナナより断然魅力的で可愛いですな。
で、次回は深夜ラジオで大騒動。


◆第4話「誕生!受験戦隊ナナレンジャー?」3
脚本(今川泰宏)、絵コンテ(佐藤順一)、演出(高橋滋春)、作画監督(菅井嘉浩)

というわけで今回は、クラス替えテストのために徹夜勉強をするナナ達。
そして、夜中のテスト勉強の邪魔をするヤンキー軍団を受験戦隊ナナレンジャーに変身してやっつけるって話。
なかなか面白かった。
しかし、京都(たぶん)の町並みが、なかなか丁寧にさ再現されていていいなあ。
で、今回はとうとう瞳ちゃんによって、7人のナナの名前が命名される。
オリジナルはナナ。
怒りんぼがナナっぺ。
笑い上戸がナナっち。
泣き虫がナナりん。
のんびりものがナナっこ。
冷静沈着がナナさま。
ちょっと変なナナぽん。
となったようである。
でも、やっぱり区別がちとつけにくいな(苦笑)
そろそろ、一人づつに焦点を当てた話が欲しいなあ。
で、次回は神近君の志望校が決定するって話。


◆第3話「七人みんなで一人のナナ?」3
脚本(今川秦宏)、絵コンテ・演出(渡部高志)、作画監督(山口晋)

というわけで今回は、フリーマーケットで七人のナナがナナレンジャーに変身するって話。もしかしたらこのまま変身ヒーローものになるのかもしれないな。
で、七人はそれぞれナナの中に眠っていた自分ってことで、その辺りオチをどうのように落とすか楽しみであるな。
フロイト的多重人格がどうのこうのってことかもしれない(適当)
しかし、やはり親友の瞳ちゃんがなかなかに七人のナナの船頭役って感じでいい味だしてるな。
で、次回は誕生、受験戦隊ナナレンジャー?


◆第2話「大混乱!七人そろって学校へ?」4
脚本(今川秦宏)、絵コンテ(小林智樹)、演出(大宅光子)、作画監督(小林明美)

セブン・オブ・セブン・・抵抗は無意味だ・・。
というわけで今回は、七人のナナが学校へ行って、神近君の手を巡って大騒動って話。
なかなか面白くなってきた。
なんか、双子入れ替えものの複雑バージョンって感じだな。
その辺り、色々アイデア豊富にやっていくと面白いかも。
あと、なかなか親友の瞳ちゃんはいいキャラかも。
それと、今回からOPがついた。
結構珍しく、七人のナナの声優さんはOPで紹介されてるんだな。
タイトルを全員で集めるのが良いね。
CMアイキャッチのノートのパラパラ漫画も密かにいい。
で、次回は七人のナナがナナレンジャーに?


◆第1話「ナナ×7=ナナ?」4
脚本・絵コンテ(今川秦宏)、演出(小林智樹)、作画監督(松本文男)

というわけで、ゲッターの時にもめたせいで業界から「ほされた」と言われていた、「味っ子」「Gガンダム」「Gロボ」のけれん味たっぷりの演出有名な今川秦宏監督のついに待望のアニメ、「七人のナナ」
なんといきなり萌えアニメ。
山賀監督並にびっくり・・これも時代か・・。
で、キャラ原案は、吉崎観音。
あと、七人のナナの声優は、鈴木ナナ(水樹奈々)、ナナっぺ(桃森すもも)、ナナっち(浅木舞)、ナナりん(福井裕佳梨)、ナナっこ(秋田まどか)、ナナさま(中原麻衣)、ナンぽん(名塚佳織)って感じである。
水樹奈々と名塚佳織以外は知らないな・・新人かな?
しかしナナ役に水樹奈々というのは、木之本さくらに丹下さくらを選ぶようなものなのだろうか、やはり?
で、今回はバレンタインデーの日に、祖父の珍発明によってナナが、それぞれ性格の違う七人に分裂してしまうって話。
まあ、なかなか面白かった。
正直、それぞれのナナのキャラ差はまだわからないのだが、まあその辺りはこれからわかるでしょう・・シスプリとかと同じく(笑)
しかし、顔が似たような感じだからキャラ分けは大変そうだな。
まあ、その辺は演出・作画さんと、声優さんの頑張り次第かな・・不安だが。
でも、やはりそれほど今川っぽくはないなあ。
今川っぽかったところといえば、七人のナナが暴走してチョコレートを渡そうとする所だな。
あそこはなかなかに豪快なアクションでかなり良かった。
もしかしたらこういう感じのケレンで行くのかな?
まあそれはともかく、今後のドタバタ展開が楽しみです。
で、次回は七人のナナが学校に行くって話。


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