−仙窟基礎・掘り始め−
 では実際はどのようにして仙窟を発展させ、大地を蘇らせるのかを、作業に則して解説していきます。
 洞仙の仕事は龍脈の乱れを感じ取ったところから始まります。実際に大地が衰えている地域に赴き、龍脈の乱れのひどい所を探り当てます。そして一発削岩功!仙窟の第一歩です。

因みに大地の復活の為には地上の人間の生活が多少犠牲になっても仕方が無いのが洞仙的常識。例えばそこが一番適していると判断すれば市場のど真ん中でもお構い無しです。もしかしたら気にするような穏健派洞仙もいるのかも知れませんが、主人公は微塵も気にしません。仙術で地中に部屋を作成するのですから、別に地面に大穴空ける訳ではありませんが、術に伴う轟音・地震は、まぁ何も知らない人にとっては災厄でしか無いかもしれません。この辺から既に洞仙に対する誤解の根が。

 仙窟に入って最初にすべき事は、龍穴炉を探す事です。龍穴炉とは、地中を走る龍脈と仙窟をダイレクトに繋ぐ場所。ここから龍脈に必要な分エネルギーを注ぎ込んでやるのが洞仙の最終的な目標です。最初の削岩功で龍穴炉に直行すれば良いのに、とたまに思いますが、これは主人公の洞仙がまだまだ未熟な証拠でしょう。

 探すと言っても、モグラやミスタードリラーやゲッター2じゃあるまいし地中をモリモリ掘り進む訳ではありません。削岩功で一つずつ部屋を増やしながら地道に探していくのです。削岩功は部屋と通路の2種類掘る事が出来、それぞれ部屋の大きさ/通路の長さによって必要なエネルギーと部屋/通路ポイントが違ってきます。この部屋/通路ポイントはそれぞれ別のポイントで転用は利きません。一方のエネルギーも、スタート時に作業用としてある程度所持していますが、とても大地復活には足りません。龍穴炉発見時に調子こいて手持ちエネルギー全部振り込むとニッチもサッチも行かなくなるので要注意です(実際は部屋神様が救済してくれますが)。
 首尾よく龍穴炉を発見したら(この出現条件はシナリオ毎で決まっています)、いよいよ大地を活性化させるべく仙窟を育てていきます。まあ本当はここまでの部屋作りも計画的に来ていないとヘッポコ仙窟になってしまいますが、大雑把な流れなのでご容赦。

さて、ここまでのお話でエネルギーの役割は「龍穴炉に振り込んで大地を復活させる」「削岩功で仙窟を広げる」という事でした。前者は最終目的であるとは言え、手持ちのエネルギーを減らしてしまうので後者の円滑な進行を阻害してしまいます。が、仙窟発展においても龍穴炉振り込みは大変重要な行動なのです。そのメリットとは

  1. 部屋/通路ポイントの補給
  2. 掘削可能スペースの拡大
  3. HP/MPの回復
・・・部屋/通路ポイントは、シナリオスタート時にある程度持っていますが、そのうち間違い無く不足します。エネルギーを振り込む事で大地を弄繰り回す許可でもとってるんでしょう、きっと。ポイントがもらえるレートはシナリオによって異なります。当然率が低い方が難しいですな。

・・・仙窟を広げられるスペースは無限ではありません。最初は特に狭い範囲で運営していく必要があります。それがある程度エネルギーを振り込むと地響きと共に「岩盤に変化が起きました」のメッセージが。大地が活性化した事により、弄繰り回しても大丈夫なスペースが拡大するのです。この条件も例によってシナリオ次第。因みにこの時の地鳴りも地上のパンピーには傍迷惑な天災でしか無いので洞仙敵視理由其の二です。

・・・おまけみたいなもん。龍脈からあふれ出る陽気の恩恵にあやかって体力が回復します。1ポイントだけしか振り込まなくても回復できるので、仙窟での戦闘で傷ついてピンチな時は活用しましょう。

という訳で、これらの要素と、手持ちのエネルギーによる仙窟拡充のサジ加減がこのレベルにおけるキーポイントです。実は上で話しているエネルギーとは主人公の洞仙が持ち歩いているエネルギーであり、仙窟の管理維持におけるエネルギーとは別物と言って良いのですが、それは部屋のお話で。


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