少し前、ガングロ山姥ギャルは東京名物だと思えば腹が立たない、と書いた気がする。
 でも、あらためて見ると、やっぱりヘンだ、あのファッションは。

 ガングロ雑誌「egg」が休刊になるとのこと。
 その最終号がコンビニに置いてあった。
 店頭で表紙を見て、身体がのけぞった。大口開けたガングロギャルがドアップになって写っている。
 生理的に受け付けないのだ。

 ガングロのどこが醜く見えるのか、考えてみた。同じ色黒でも、アグネス・ラムや昔の夏目雅子の化粧品の広告のような、健康的な日焼け肌とはどう見ても異質なのだ。
 しばし考え、ああそうかと膝を打った。
 うんこに目、鼻、口を描くと、ちょうどガングロ山姥ギャルと同じ顔になるのだ。


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