実施日：2000年３月11日（土）

　参加者：にしふたみさん、YA--MAさん、ありる@ピカチュウ電鉄社長さん、てふてふさん、ぼくやんまさん、えぼりゅいしょんさん、Loop Lineさん、Ｏｍｉｙａさん、私（あっきー）の９名

　内容
　11日は、西神地区の路線を中心に乗車することにしました。その中には、路線再編で廃止対象となる200系統も含めてですが・・・。

１．西神地区路線乗車

　集合は、当初10:00西神中央駅にしていたのですが、最初に本数の少ない21系統に乗車することにし、時刻表を調べたところ、ちょうど10:00発の便だったこともあり、少し早めの9:50としました。西神中央駅に到着すると、すでににしふたみさんとYA--MAさんが来ておられました。少し電車を待ってから21系統の乗り場へ行きました。

　と、言うことで21系統ですが、来たバスは２段窓のバスの最終グループでした。と、言うことでシートは新しいタイプで・・・。ちなみに、今回西神地区で乗車したバスで２段窓のバスはこれ１台きりで、そのほかはいろいろと年代に偏りがあるものの、逆Ｔ字窓のバスです。この路線は西５号線経由の最短コースとなっておりますが、本数は神姫バスが同じ区間を走っていることもあり、少なくなっております。さて、バスは西神中央駅のバスターミナルを出発し、少し北上の後、団地内の道路に入っていきました。最短コースということもあって、直進コースが続いております。乗客も少な目（もしかしたら私たちだけだったかも・・・）で、美賀多台、春日台の住宅地を走っていきます。かすがプラザを過ぎてから、神姫バスではそのまま直進して郊外に出るのですが、21系統は西体育館に行くために路線変更します。春日台６丁目は、仮説住宅のための臨時停留所だそうですが・・・。それほど渋滞もなく、西体育館に到着しました。

　さて、西体育館に到着し、別の系統で西神中央駅に戻ろうと思ったのですが、そこで待っていたのは、思った以上に本数が少ないという実状でした。確かに、西体育館まではそれほど用はないといえばそれまでなのですが・・・。先ほどのバスは21系統で折り返して帰っていきますし・・・。と、言うことでとりあえず、春日台４まで歩いて戻るバスを探してみることにしました。これは、西神の住宅を走る路線が、西体育館行きで西５号線経由の最短コース、その北側を走って春日台経由の路線、樫野台経由の路線と３つあるほかに、春日台〜樫野台の循環路線もあり、その最寄り停留所が春日台４と言うこともありました。このあたりから、今回の調査不足が思わぬ結果となって出てくるのですけどね。

　バス停をたどりながら、春日台４のバス停に到着し、まずは樫野台方面の時刻を調査すると、これまたバスが出たところ、今度は春日台の北側を経由する22系統側の時刻を調べると、結局西体育館の便になっていて、また元の路線に戻り、西体育館口から23系統に乗車することにしました。

　23系統は、西体育館から春日台経由の22系統の路線で西神中央駅にいったん入ってから、西神工業団地方面に行く路線です。西体育館から来たバスは、乗客はなしの状態でした。春日台の方を走って行くにつれて、乗客は徐々に増えていきます。春日台経由の路線は、西神住宅の路線では北側を走行していきます。一度西神中央駅にバスは入っていきました。この23系統も、路線再編後は西神中央駅発工業団地の路線になるので、せっかくと言うこともあり、そのまま乗り通すことにしました。これが、またまた裏目に出るとは・・・。とはいえ、西神中央駅で降りるお客さんがほとんどで、気がつけば、西神工業団地の方面に直通する乗客は、私たちだけという状態・・・。乗客を降ろした後は、今度は乗客を別の場所で行い、再びバスは発車しました。ちなみに、西神中央駅のターミナルでは、こういう扱いをする系統があります。これは、また後ほど出てきますが・・・。西神中央駅を発車したバスは、再び北に走って、高塚の方から西神工業団地に入っていきます。西神工業団地ということもあって、土曜日のこの時間帯はそれほど乗客も少なくて、私たちは興亜池公園で下車して、次のバスに乗り継ごうと言うことで、下車しましたが・・・。ここで待っていたのは、バスが全然こないという、本当の調査不足が招いた結果でした。西神中央に戻る系統としては、24系統があったのですが、この路線も朝夕の工業団地輸送がなくなれば、西神中央駅〜狩場台５の折り返し路線になっているので、この地域にバスが走らないということでした。と、言うことで24系統が走っている狩場台５まで徒歩で移動です。これがまた結構距離があって大変だったのですが・・・。

　24系統の狩場台５の停留所は、簡単なターミナルになっていました。到着したときには、少ししたらバスがくるということでして、待っていました。でも、ここから、少し不安が頭をよぎり始めています。と、言いますのも11:33発の本数が少なく、廃止対象路線である200系統に乗車できるかということでした。200系統から一度合流されるという人もいるのに・・・。さて、バスは発車して、順調に狩場台の団地に入っていって、糀台公園から西神中央駅東口に到着しました。ここで降りて走っていれば、200系統の接続ができたかもしれないのですが、とりあえず間に合うだろうと言うことで、西神中央駅ターミナルへ戻りました。時間がわからなかったので、とりあえず合流予定のありる＠ピカチュウ電鉄社長さんには、携帯メールで200系統の乗り場へ行ってもらうようにお願いしました。しかし、少し遠回りすることを忘れていたこともあり、西神中央駅に到着したときには、200系統のバスが発車するのが見えました。これは、本当に調査不足が招いた結果です(^^;。とりあえず、ありる＠ピカチュウ電鉄社長さんに確認すると、バスに乗車されていたようで、西体育館で待機のほどをお願いしました。本当にすみませんでした。

　さて、見事に乗車失敗した私たちでしたが、代替路線として、神姫バスで堅田、繁田経由の時刻を調べたところ、11:43発の神姫バス48系統がちょうどタイミング良くありましたので、そちらに乗車することにしました。厳密に言いますと、この路線と200系統は若干経由が違いまして、200系統が高塚高校からいきなり堅田の方に入るのに対し、神姫バスは高塚高校から西神工業団地の方に一度入り、養田から堅田に入ります。乗客はやはり少ないと思っていれば、養田あたりから少しお客さんが増えました。でも、200系統も通る堅田、繁田あたりは乗客がいなかったのですけど・・・。神姫バスは西体育館には行きませんので、最寄りとなる平野小学校前で下車し、西体育館まで歩きました。料金は少し遠回りをしていることもあって、200系統の280円とは違って370円でした。西体育館までのアクセスは、少し上り坂があって・・・という感じでした。途中には、有名な高校もあって10分ほどの散歩？のあと、西体育館でありる＠ピカチュウ電鉄社長さんと合流することにしました。本当に申し訳なかったですね。

　さて、再び西神中央駅に戻るアクセスを調べたところ、近い時間で27系統の農場公園行きがあると言うことで、それに乗車することにしました。27系統も22系統と同じ路線で一度西神中央駅に入った後、農場公園まで行く路線でして、路線再編では、西体育館からの直通便がなくなる予定です。と、言うことでまたまた直通して一度移動することにしました。やはり西神中央駅までは先ほどの23系統と同じような感じでして・・・。西神中央駅では直通利用者はやはり私たちだけでした。ここで、一度ありる＠ピカチュウ電鉄社長さんとお別れでした。その後、27系統は23系統と同じように高塚方面から狩場台５に入って農場公園まで行くのですが、接続などの関係で、私たちは狩場台５に降りて24系統に乗り換えることにしました。

　再び24系統のターミナルに来ましたが、今度は少し時間があったので、いろいろと見てみると、昼間までのバス停と夕方以降のバス停とでは位置が異なっている感じでした。夕方になると、循環方向が逆になるみたいでして、同じターミナル内の別の停留所に時刻がかかれていました。先ほどと同じように24系統で昼食の関係で今度は西神中央駅東口で下車、昼食としました。結局200系統に乗り遅れるという失態はありましたが、直通便を２回体験できたのは逆によかったのかもしれません。

　昼食の最中に200系統関係の時間を念のために調査したところ、14:05にちょうどあると言うことで、昼食後に再び200系統で西体育館まで行くことにしました。その前に少し時間があったこともあり、時刻表をもらったりしましたが・・・。実は、このときは200系統廃止の話は全然聞いていなかったのですが、後から考えてみれば運が良くオフ会という形で乗車できたのかもしれませんね。200系統は予定時刻を少しだけ過ぎたところで到着、乗客は私たちの他に１人だけでした。先ほどの神姫バスと違って、高塚高校を過ぎると、そのまま直進してのどかな堅田に入ります。こののどかな風景を200系統は走行します。やはり乗客もいない状態でしたね。途中で先ほどのお客さんが降りられまして、私たちはそのまま終点の西体育館まで行ったのですが、さすがに運転士さんもよくわかっているのかはわかりませんでしたが、降車するときに21、22、28系統の西体育館行きってなかった？と聞かれていました。確かに21、22、28系統は200円で移動できるのに対して、200系統は近郊区路線ということもあって280円かかるので、一般から見ればこのような乗り通しはしないですよね。まさに、バスファン丸わかりの行動になってしまいました(^^;。

　西体育館からは、今度は樫野台経由の28系統に乗車も考えたのですが、近い時刻のバスが22系統の春日台経由西神中央駅ということもあり、そちらの便に乗車して西神中央駅に戻ってきました。来たバスは、最後の最後に運がいいのか最新車でした。1999年のバスから、料金表示装置が変わっていて、上に行き先表示が出て、下に整理券番号と料金がかかれています。ちなみに、従来は時刻表示が別になっていたのですが、このタイプは、右下の方に表示されるようになりました。整理券の発券番号数が23→21に縮小されたのですが、それでも十分なのでしょうね。西神中央駅に戻ってくるときには、先ほど200系統で乗車したバス（西）934は西神中央駅まで回送した後、12系統の運用で発車していました。西神営業所では、このような運用系統が変わることが多いらしくて、たとえば最初に乗車した（西）926の２段窓バスも、21系統運用の後、24系統に入ったり、22系統の循環系統を担当したりと、多種多様に動いておりました。これは、他のバスでも同じようでした。

　結局西神中央〜西体育館３往復を始めとする西神路線堪能はこうして幕を閉じましたが、途中で調査不足で乗車ミスがあったものの結構路線を堪能してきたと思います。

２．三宮まで・・・

　さて、西神中央から今度は、三宮まで行くことになっていますが、西神中央から神戸市バスを乗り継いでも名谷あたりに出てこれるのですが、さすがに時間と費用（近郊区間なので１日乗車カードが使用できない）がかかると言うこともあり、地下鉄で名谷まで移動しました。本来なら、妙法寺からでもいいのですが、値段が変わると言うこともありましたので・・・。電車は北神急行の7000系でした。阪急グループの鉄道と言うこともあり、車内の木目調は阪急グループの伝統を引き継いでいるのでしょうね。車窓をいろいろと楽しみながら？電車は名谷駅に到着しました。

　名谷からのアクセスの関係で、時刻表を見てみたところ、79系統が近い時間帯にあると言うことで、そちらに乗車することにしました。79系統は名谷駅から東白川台の路線で、途中の停留所は落合団地前、若草町といった具合に団地の路線になっています。名谷駅の停留所は、よくできていて、バスの乗り場のところについたてがあり（そのおかげでバスの写真撮影は難しいのですが）、そのついたてのところにベンチがあります。乗客は、そのベンチを先頭に並ぶような構造になっているので、お年寄りの方などは並びながら着席できるという仕組みです。79系統も例外でなく、ベンチを先頭に乗客が並んでいました。そのころから、雨もいよいよ本降りになってきたようでした。到着したバスは、三菱の高出力タイプのバスで、前面のワイパー点検用に大きなふたが着いているのが特徴のバスでした。ちなみに、この点検用ワイパーが大きいのは、数台しかなく、そのほかは別のところに点検口があるようです。バスは、落合の住宅街を走っていきまして、落合団地を過ぎたところにある白川ランプを右折して、西神戸有料道路の道路に入りますが、この系統は板宿方面に出て、一度若草町に寄ります。若草町の停留所は、回転地の関係で東白川台行きと名谷駅行きが同じバス停になっております。側面や後面の方向幕が行き先のみになっているのは、このためなのかもしれません。若草町で私たちは降りましたが、バスは元の道路に戻って東白川台に出ました。

　次は、５系統に乗車して板宿方面に出ます。５系統は結構古いバスが使われることで有名で、パイプいすバスがくることも多いのですが、今回はパイプいすバスがくればいいのにと思っていたところに、２段窓の新しいシートのバスが止まっていました。以前別の機会で同じような接続になったことがあったのですが、バスはパイプいすバスだったことを考えると、どちらかが代車運用されていたのでしょうね。ちなみに、神戸市バスは決まった時間に決まったバスを入れる運用の方法を採用しております。バスは、三木街道の狭い道を走っていきます。確かに狭い道と言うことで、新しいバスを入れないと言うのがよくわかります。ちなみに、平日は須磨営業所のバスが入るのですが、こちらは他の路線が平地の関係か、新しいバスと登山バスを入れているようです。所々、名物の？渋滞に巻き込まれながらも（いずれも信号の渋滞なのですが）、バスは走っていって、板宿に到着しました。

　板宿からは以前の接続で８系統ノンステップバスに乗れるかもしれなかったのですが、今回は渋滞が多かったこともあり、ノンステップバスは出た後でした。ノンステップバスに乗れなかったら・・・と言うことで、今回は10系統で一気に三宮まで出ることにしました。10系統も路線再編で、海岸線と並行している部分が多く、廃止の対象になっております。同じく、山手回りの11系統も三宮までは行かなくなるので、10系統と合わせて板宿から三宮までバス１本で行けることはなくなってしまいます。今回は、全路線が廃止になってしまう10系統です。10系統は、専用のバスとして塗装が他のバスと異なっているものが運用に入っています。須磨営業所担当なので、いすゞ車になっています。また、震災前まではバスの接近と同時に停留所に案内をするバスロケーションシステムが採用されていたのですが、今はバスの車内にバスロケーションシステムが残っているものの、停留所側にはなくなっています。国道２号線まで南に下って、国道２号線をしばらく走行して、東尻池２丁目からさらに南に下りて海沿いをバスが走ります。途中には、大きな工場がある和田岬や中央市場などがあります。吉田町あたりには、開通予定の地下鉄海岸線の車庫ができるようで、その関係で大きなビルが建設されておりました。神戸駅に出るあたりまでは、それほど大きな渋滞もなく到達することができましたが、そこから元町、栄町方面にバスが行くに従って、渋滞にあいました。ちょうど時間的にそうなるのかもしれませんが・・・。と、言うことで最後は渋滞に巻き込まれながらも、三宮駅前に到着して、今回のバス乗車は終了しました。時間を気にしなければ、200円で移動でき、地下鉄と違って車窓も楽しめるバスも結構いいものですね。

３．その後、あとがき

　第１日目のオフ会は、ここからまたいろいろとありまして・・・。三宮に到着した私たちは、いつもお話会で使う場所に行き、いろいろと話をしておりました。しばらくして、ぼくやんまさん、ありる＠ピカチュウ電鉄社長さん、てふてふさんと合流しました。いろいろとお話しして（いきなりひかりRailstarがトラブッたとかいう話もありましたが）、ＹＡ−−ＭＡさんとにしふたみさんと別れることになりました。

　その後、三宮で２時間ばかしカラオケになりました。これは、この企画は当初予定していたのではなく、ふりーぼーどでいろいろと話をしていくうちに決まったものでした。途中えぼりゅいしょんさんが合流されました。歌の内容はまあ、いろいろありまして、英語の歌あり、少しギャグに走る歌あり、○○颪まででてきました。歌っている最中でも、やはりバスの話は絶えなかったのがまた面白いところでした。

　次に、LoopLineさんと合流の上、ボウリングの予定でしたが、所用で遅れたLoopLineさんのおかげで、京都方面の方の終電が気になり、結局ボウリングの代わりに喫茶店でお話会になりました。しかし、土曜日と言うこともありどこもいっぱいで、なかなか場所探しも大変でしたが、JR三宮駅から少し西に移動したところにある喫茶店が空いていましたので、そこに行くことにしました。途中Ｏｍｉｙａさんも駆けつけた下さり、23時までお話会は続きました。でも、やはり話題の中心はバスでしたね。

　第１日目は、西神系統を中心に攻めてみましたが、名谷循環と比べると利用者の数は少し少ない気もしましたし、本数も少なく設定しているのもあるのかもしれませんが、少し使いづらい感じがしました。また、事前調査不足がもろ表にでてしまい、最初に予定していた200系統乗車ができなくなってしまいましたが、何とかそれも達成することがで、また23系統、27系統の西体育館からの直通コースも体験できて、充実しておりました。200系統は2000年３月31日で廃止にになってしまいましたが、その活躍している姿は、地味とはいえずっと覚えておきたいと思っております。

　こうして、１日目のバス乗車を終わらせることができて、今度は２日目なのですが・・・。詳しくは２日目の報告でどうぞ。

　ご協力ありがとうございました。そして、お疲れさまでした。

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