神戸市交通局ギャラリー第3回オフ会 2日目

 

 実施日:2000年3月12日(日)

 参加者:にしふたみさん、YA--MAさん、A-Valさん、梅津の藤さん、K.MURAKAMIさん、TUTTIさん、Omiyaさん、34系統魚崎回りさんとその友人、ありる@ピカチュウ電鉄社長さん、てふてふさん、902Kさん、新森公園さん、ネコちゃんさん、Loop Lineさん、急行ライナーさん、私(あっきー)の17名

 内容
 2日目は、小型バスを中心に、1日乗車カードを使用して回れる区間を堪能しましたが、最後は魚崎営業所の路線をたくさん乗車しました。この日も路線再編対象路線を入れながらの行程です。

 集合は、10:00に新長田駅にしました。これは、最初に乗車する80系統の関係からですけど・・・。新長田駅は、地下鉄の駅でもあるので、1日乗車カードを購入できるものと思いましたが、念のために事前調査したところ、地下鉄の売店は休日は休みと言うことで、事前に購入依頼をされていた分については(ノンステップバス乗車の時は六甲道集合にしていたので、購入することができなかったので案内を出しておりました)、まとめて購入することにしましたが、駅売店では4枚しかなくて残りについては近くの定期券売り場で購入してそろえることができました。1日乗車カードといえば、観光用途に主に使われるはずのカードですが、販売場所については制約が多く(バスを利用開始すると思われる三宮は充実しておりますね)、もう少し販売場所と時間については考えてほしいと思います。

 今回は、参加人数もおそらく路線バスオフでは最多人数になっていたのではないでしょうか?集合時間を過ぎても現れる人が少なくて、80系統のバス停を知っている方が来ていない段階で、バスの時間も押し迫ったこともあって、バス停まで移動することにしました。

 

1.須磨一の谷へ

行程

発車時刻・場所

乗車路線

乗車バス
車体+エンジン

到着時間・場所

10:20 新長田駅

80系統

(須)341
西工+いすゞ
ワンステップバス

10:31 高尾台

高尾台から離宮公園前まで徒歩

11:23 離宮公園前

72系統

(落)045
三菱+三菱

11:53 須磨一の谷

須磨一の谷で昼食

 さて、最初はいきなり小型バスの登場です。80系統で高尾台まで行きました。このバスは、神戸市バスではここだけの前中扉仕様の中型ワンステップバスです。80系統の車内ではなぜかてふてふさんが・・・。早朝より大橋5で写真撮影をなされていたとか言うことで、いつもお疲れさまです。バスが小さいので、一番最初13人で乗車しても大丈夫かと思ったのですが、それほど乗客がいなかったので、満員と言うことはありませんでしたし、全員が着席することができました。バスは、新長田駅から北上して、から西に進路を取り、御屋敷通5などバス停を通過していきます。途中で下りられるお客さんもいましたが、乗客は、新長田駅のみで須磨区役所に入るところの交差点にさしかかりますが、北に再び進路を取ってS電鉄の踏切を横断してから、少しした山道に入ります。ここからが結構路線的にはおもしろいところでした。離宮公園の裏側を通過して高尾台に到着ですが、その前にバスが方向転換のために横の狭い道に入ります。小型バスでも何とか曲がれるという程度の狭いところでした。大型バスならどうなっていたのやら・・・。高尾台にバスは到着。私たちの乗車したバスはそのまま回送入庫のようでした。高尾台というところに到着したこともあり、バス停で記念撮影をしました。

 次のバスに乗り継ぐには、先ほど上った道を再び歩いて下って、離宮公園前のバス停まで行く必要があります。時間も少し余裕があったようで、バスで離宮植物園前という話もありましたが、少し怪しい行動(今回の団体自体が少し怪しいのかもしれませんけど・・・)になりつつあるので、時間的にも余裕があることですし、やはり歩いて行くことにしました。途中、回送バスがあがってくるところでいい撮影ポイントがありますよと言うことで、回送バスがくるのを待っていましたが、気がつけばたくさんのカメラの視線が・・・。そして、バスがやってきて一斉にシャッターを切るという・・・。運転士さんはさぞかしびっくりされたのではないでしょうか?失礼いたしました。先ほどの路線を歩きながら下っていきますが、やはり気候がいいときなどは最高かもしれません。離宮植物園付近から車がよく通る道を歩き、離宮公園に到着しました。次に乗車するバス停に行くために歩道橋があるのですが、その上からは公式側から撮れないものの、バス撮影には少し良さそうな場所でした。

各場所で(画像クリックで拡大写真が見えます)

高尾台へ回送中の(須)342
(水野橋〜高尾台)
離宮交差点付近の(落)038
歩道橋の上から撮影です。

 少し時間待ちの後、次に乗車する72系統のバスが到着しました。その前に、10分程度の間で71系統のバスが来たという少し不思議な現象もありましたが・・・。来たバスは1日目に続いての、三菱のワイパー点検口が大きいタイプの高出力バスです。ちなみに、このあたりは、71、72、75系統と同じ路線を走っていますが、75系統はニューエアロスター中心に対して、他の系統はターボ車が出始めの頃のバスや、低出力車、2段窓のバスまでくることがあります。この差は一体・・・。72系統は、最初は急な上り坂を上って、奥須磨公園や多井畑厄神、下畑あたりの須磨区や垂水区を循環して須磨一の谷に行く路線です。この路線も、やはり狭くてカーブが多く、運転士さんも大変そうな感じな路線になっています。景色的にも少しのどかなところもあるのですけど・・・。循環路線と言うこともあり、乗車していたお客さんは次々と下車され、逆に中間の停留所から乗車されたお客さんも結構いました。離宮公園に戻ってからは、南に下りて、国道2号線まで行き、須磨一の谷まで西に行きます。ちなみに、この路線は、時間によって循環する方向が変わって、昼以降は今回乗車した経路と反対に運行されます。

 須磨一の谷に到着して、近くにある海の家で昼食です。なにぶん人数も多かったので、テーブルも2つに分けてになってしまいました。最初は人が少ないように思ったのですが、今回は、いろいろとあって急に人が増えてきました。あまりに長居してもということで、予定より早く出ることにしました。とりあえず、海の家前で記念撮影をしました。

 

2.須磨から六甲道へ

行程

発車時刻・場所

乗車路線

乗車バス
車体+エンジン

到着時間・場所

12:42 須磨一の谷

85系統

(須)368
いすゞ+いすゞ

12:50 須磨水族園

12:59 須磨水族園

81系統

(須)595
いすゞ+いすゞ

13:22 湊川公園東口

13:49 湊川公園東口

92系統

(石)139
三菱+三菱
ニューエアロスター

14:08 布引

布引営業所跡を見学

14:15 布引

18系統

(中)380
いすゞ+いすず

14:42 JR六甲道

 さて、記念撮影も済んだことですし、昼からのバスツアーがスタートです。最初は、須磨一の谷から神戸駅方面に出ると言うことで、85系統に乗車です。この系統も路線再編の対象になっていて、今までは須磨一の谷〜神戸駅までの路線だったのが、81、82系統あたりと絡められて、神戸駅〜真駒ヶ林公園と須磨一の谷〜新長田、長田の循環路線に変わってしまいます。やってきたバスは、いすゞのV8車でした。やはりこのエンジン音が好きな人も多いようでして・・・。通常ですと、このまま神戸駅まで乗っておきたいところだったのですが、今回は別の路線を回ることもあり、国道2号線での走行のみ体験して、須磨水族園で乗り換えになりました。須磨水族園では、すでに81系統が発車するところで、残念ながら乗車はできませんでした。次の便までお預けです。結局その後の行程から考えて、昼を少し早めてもよかったのかもしれません。

 さて、次はまたまた路線再編で長田〜大倉山の山手バス路線がなくなる81系統です。須磨水族園では十分待ち時間もありまして、バスの待避所では、(須)369のV8車が停まっていました。次もV8車だと思っていてしばらく待っていると、また別のバスが回送から待避所に入り、81系統の方向幕を出しました。と、思ったらそのバスがそのまま次の運用につくではありませんか。少し予期せぬ出来事でした。まあ、いすゞ車はあと1台しか乗車できないし、これでいいのかもしれません。国道2号線を再び東進して東尻池2から北上、地下鉄長田駅から再び東に路線を通って、地下鉄と並行に大倉山まで行き、神戸駅に入る系統ですが、路線再編では長田〜大倉山がバッサリ切られるようで、代替手段は地下鉄を利用してくださいというような感じでしょうか。でも、この案で実施されるかは定かではありませんが・・・。乗客もままいるようでした。湊川公園西口で902Kさんと合流しましたが、よく考えると、須磨水族園の時点で連絡がついて、湊川公園にいると言うことで、同じところで長時間またしてしまったという、大変申し訳ない話でした。(^^;。長田方面に歩いていこうとしたところ、乗車しているのを目撃したので乗ってきたそうで・・・。本当に失礼しました。で、ここでは湊川公園東口で下車し、次のバスに乗り換えます。

 次も、またまた路線再編で山手回りがなくなる91、92系統で、新開地先行きで山手方面から布引へ行く92系統に乗り換えです。ここでは、新森公園さんと合流するために少し時間待ちです。その前に、(石)122のニューエアロスターが到着しましたが、まだ新森公園さんが到着していないと言うことで乗車できず、バスが発車してすぐに、反対側の82系統から新森公園さんがやってこられて、合流しました。で、次のバスを待っていると、またまたニューエアロスターの(石)139厚生年金バスでした。これに乗車して、布引まで行って布引営業所跡を見に行くことにしました。湊川、大倉山、県庁前とまたまた地下鉄と併走する区間を走行していきます。これも、すっぱりなくして地下鉄を利用してもらおうということなのかもしれませんが、これからの様子でどうなるかは定かではありません。山手方面からは三宮に出ず、少し北の加納町から布引の方に出ます。渋滞もそれほどなく、布引に到着しました。

 布引から少し時間があるので、布引営業所跡を見に行きました。バスが撤収されている感じもして、本当に寂しい感じでした。こちらでネコちゃんさんとはお別れになりました。さて、いろいろありまして、写真撮影が少し遅れてしまったこともあり、少しあわてての出発になりましたが、ここで思いがけない迷惑をかけることになるは・・・。すみません、みなさん。

布引営業所跡地です。

 次は、遠方からの初参加の方もいらっしゃるので、18系統で行くことにしましたが、目の前にはすでに18系統のV8バスが・・・。中でLoopLineさんと合流する予定でしたので、電話で確認して、車内にいることを確認しました。バスは私たちが乗車するのを待ってくださいましたが、後ほど確認すると、LoopLineさんが発車しようとしたバスを止めてもらって、わざわざ私たちが乗車するのを待ってもらうようにお願いしていたそうでした。そのとき10人ぐらいの団体でバスに乗り込む姿がやはり異様だったそうで・・・。本当にありがとうございました、運転士さん、LoopLineさん。さて、18系統については、ルミナリエオフでも乗車していたのですが、2系統の派生的存在で、違いは現在休止中の摩耶ケーブル下駅を経由することです。もともと2系統の路線は、山手の住人を運ぶ路線として重宝していて、乗客もかなりいます。18系統も経由地はちがえど、同じですが、乗客は少し少ない感じがします、とはいえ、便によって違うのですけど・・・。2系統の山道もさることながら、観音寺北あたりの摩耶ケーブル下駅に行く坂道は本当に急ですが、V8エンジンで登っていきます。また、道も狭い上に、急な曲がり角も多くて、運転も大変そうです。震災前は、赤バス2台が18系統に入っていたのですが、この道路なら導入してもおかしくないと思いました。摩耶ケーブルは休止中ですが、住人の足として、この系統はまだ残っていますね。摩耶ケーブル自体は復旧の予定がそろそろあるようです。摩耶ケーブルを過ぎると、今度は桜並木のトンネルを下っていきますが、覆い被さっている桜並木をバスが走るのは、結構よけながらという感じで大変そうです。春になれば、桜が満開になって、それこそ桜のトンネルを体験できます。再び、2系統の路線と合流し、今度は、少し下り坂を交えながら阪急六甲に到着、18系統はさらにJR六甲道まで続いており、そちらまで乗車しました。以前は2系統がJR六甲道まで路線があったのですが、現在は18系統がJR六甲道まで行き、2系統は阪急六甲止まりです。こうして、須磨から六甲道までバスで移動しました。約2時間かけて来ました。

 

3.東灘路線堪能

行程

発車時刻・場所

乗車路線

乗車バス
車体+エンジン

到着時間・場所

14:51 JR六甲道

32系統

(石)009
新呉羽+三菱
小型バス

15:12 楠丘町3

15:17 楠丘町3

16系統

(魚)147
三菱+三菱
ニューエアロスター

15:26 六甲ケーブル下

鶴甲団地まで徒歩

15:43 鶴甲団地

36系統

(魚)154
三菱+三菱
ニューエアロスター
アイドリングストップバス

16:07 阪神御影

16:28 阪神御影

19系統

(魚)059
三菱+三菱

16:46 赤塚山

赤塚橋まで徒歩

17:02 赤塚橋

31系統

(魚)031
三菱+三菱

17:08 渦森台

17:11 渦森台

31系統

(魚)031
三菱+三菱

17:35 JR甲南山手

17:56 JR甲南山手

34系統

(魚)043
三菱+三菱

18:20 阪神御影南口

 六甲道に到着してから、てふてふさんと別れて、東灘区、灘区の路線堪能です。最初は、御影山手方面の循環路線、32系統です。これは、18系統とほぼ似た時間に走るという、Omiyaさんのお話から実施できたものでした。やってきたのは三菱の小型バスです。車体は120系統のリフトバスと同じく新呉羽車体です。さてさて、車内は普段でさえ地元住民で結構乗客が多いのに、オフ会のメンバー、しかも14人も乗車していれば・・・。と、いうことで小型バスの車内は超満員となってしまいました。それ以前に、シートの配置から、同じ中型の80系統ワンステップバス、今回は乗車しませんでしたが6系統用の赤バスと比べると手狭く感じました。バスが発車して、阪急六甲で少し時間調整をしてから御影山手の路線に入ります。阪急六甲のバス停は、少し歩かなければならないところにありました。再び御影山手で時間調整の後、再びバスは発車。ここからは小型バスを導入したことに納得を感じる狭い道を進んでいきます。とても大型車では曲がり角を曲がっていけなかったでしょうね。この循環路線を行っているあたりから、乗客の入れ替えがあり、再び元の路線に戻ったかと思ったら、一度北に上がって楠丘町3のバス停に到着、私たちはここで下車しました。よく考えると、バスを満員にさせた上に、路線堪能と乗り継ぎを考えて1周までしてしまったのですから、迷惑な話だったかもしれません(^^;。すみませんでした、運転士さん、乗客のみなさん。

 次は、楠丘町3から16系統に乗車するため、反対側の車線に横断です。と、いうことで32系統のバスがいるのに大人数で横断ですから、本当に行動的にどうだったのか・・・。16系統は阪神御影、JR六甲道、阪急六甲から六甲山へのアクセスである、六甲ケーブル下駅までを結ぶ路線です。今回は、乗り継ぎのことを考えて、楠丘町3からの乗車です。六甲山のアクセス、神戸大学のアクセス、地元住民のアクセスの3つの役割があるので、乗客は結構多い路線になっております。バスは、先の交差点を左折すると、上り坂になります。これが、16系統の特徴で、車線は2車線ながらもここからは結構急な上り坂です。投入されるバスも、新しいバスが優先的に導入され、ニューエアロスターやターボ付きエアロスターの後期のものが入ってきます。今回もニューエアロスターと言うこともあり、坂も平気でした。神大国際文化学部前で乗客がかなり下車するものの、終点まで行く人も多かったです。また16系統の特徴は、鶴甲2の案内のときに、英語で料金の案内をおこなうことがあります。これは、六甲山の観光目的とした外国の方を反映したものでしょう。同じように六甲ケーブル下終点、下りの阪急六甲、JR六甲道、阪神御影でも案内を英語で行っております。終着六甲ケーブル下では、記念撮影を忘れてしまったものの、ちょうど2000年3月31日に営業をやめた神戸市営の観光バスが、さよならのヘッドマークを付けて止まっていました。

六甲ケーブル下で(画像クリックで拡大写真が見えます)

乗車した(魚)147
さよならヘッドマークをつけた
観光バスです。

 六甲ケーブル下から36系統に乗車するために、歩いて下っていきましたが、途中でイノシシを見かけました。最近、山を切り崩して自然がなくなりつつあるためなのかは分かりませんが、ここで出てくるとは思いませんでした。鶴甲3でバスがいたのですが、JR六甲道止まりということで、次のバスを迎える前に鶴甲団地まで徒歩で移動し、記念撮影をしました。

 36系統は、16系統と同じく阪神御影、JR六甲道、阪急六甲から神戸大学付近を通って鶴甲団地に行く系統ですが、こちらは、鶴甲2→鶴甲団地→鶴甲3の区間は循環となっており、16系統と同じように六甲山のアクセスはないものの、地元住民、神戸大学のアクセスとして路線があります。定期券でも16、36系統は同じに扱われている関係もあり、関わりの深い物となっています。当然路線も16系統と同じく坂道が多い系統になっています。鶴甲団地に到着したバスはアイドリングストップ付きのニューエアロスターでした。鶴甲3から神戸大学関係と住宅地を通過しながら坂を下っていきますが、16系統と違うところは、途中に急カーブが多いこともあり、見通しが悪く運転しづらそうに思います。また、36系統は神戸大学関係がつく停留所名が多くなっています。六甲登山口から阪急六甲に到着、阪急の踏切を渡って、JR六甲道に到着しましたが、今回はここから先の阪神御影まで行きます。阪神御影は、位置的には東にあるため、JR六甲道−阪神御影のアクセスでも結構使えます。桜口から国道2号線を東に走って、阪神御影駅手前の交差点を南に降りて、阪神御影駅のターミナルに到着しました。ちなみにターミナルは、狭いところにあるので、バスの扱いがややこしそうです。

 阪神御影で急行ライナーさんの到着を待った後、19系統か38系統に乗車することになっていましたが、東灘の路線に詳しいLoopLineさんとOmiyaさんが19系統で登る方が路線的に面白いと言うことで、19系統に乗車しました。急行ライナーさんの到着を待っている間に、2段窓のバスが行ってしまい、次に来たバスは19系統には珍しいターボ付きのバスでした。19系統は、阪神御影を発車するときから面白みがありまして、ターミナルから180度回転して出発するのが結構大変そうなこともあります。その後、一方通行の狭い道を北上していき、国道2号線の交差点も北上していきます。ここからは一方通行はなくなりましたが、道幅は狭いという記憶が・・・。その後も狭い道を行きながら阪急御影の停留所で乗客を乗せて、阪急の少し高さが低い高架橋をくぐってからがこの系統のすごいところでした。丸山方面の循環系統の4系統と同じように上り坂の上に、道が狭くてカーブも急な道が続きます。確かに登っていくのが面白い路線ということは確かですね。さて、最初は蓬莱山荘から渦森台2まで歩こうという計画でしたが、LoopLineさんの話により、公団住宅前で下車、に間に合わず赤塚山で下車して赤塚橋まで徒歩で移動となりました。地図上では、前者の方が近かったのですが、道がなくて遠回りになるようでして・・・。赤塚山で降りて、下り坂を歩いて赤塚橋まで行きました。それにしても、今回の行程は、歩くのが多かったですね。

 さて、次のバスをどちらとも見て、一度渦森台に上がることにしました。このころから、ルートの方はLoopLineさんとOmiyaさんにお任せのような感じで、本当にありがとうございます。待ち時間の間に19系統に関する話をLoopLineさんがしておりました。当初は神大付属小学校と赤塚山高校があって、小学生の乗るバスの時間帯が決まっていたとか、朝ラッシュのみ双方向の循環があって、利用者は近い方を選ぶことができたりとか、いろいろとありました。ちなみに、現在は赤塚山高校は六甲アイランドに移設されています。

 と、言っている間に31系統のバスが到着。渦森台に上がります。この路線も道が狭くて、上り坂、急カーブなどありますが、19系統に比べるとまだ運行しやすいようです。ちなみに、乗車したバスは31系統としては夕方に使われるという初期のターボバスです。上り坂を堪能しながら渦森台に到着。ここからの景色も非常によかったですね。

 記念撮影などしている余裕もなく、先ほどと同じく31系統でJR甲南山手まで行きます。運転士さんに聞かれる場面もあったようでしたが、LoopLineさんがうまく答えてくださったようです。本当にいろいろとありがとうございます。今度は下っていって、白鶴美術館から岡本方面を回って山手幹線に出ます。JR本山駅前でありる@ピカチュウ電鉄社長さんとお別れになりました。甲南山手まではやはり乗客はそれほどありませんでした。それにしても、魚崎の系統は、結構坂があって、カーブも結構ある路線が多いことを発見できました。私たちには路線も面白いのですが、運転している方は底辺だろうと思います。いつもお疲れさまです。

 JR甲南山手で34系統魚崎回りさんとその友人とお別れになり、ここで解散でもよかったのですが、路線再編対象の34、35系統があることもあり、もう1本乗車することにしました。そこで悩んだのが、新ステップの35系統と34系統でしたが、やはり路線再編で直通がなくなる34系統にしました。ニューエアロスターとワイパー点検口が大きいバスがありましたが、来たバスは後者のバスです。山手幹線を再び西に走行して、岡本2から南に進路を取り、国道2号線、国道43号線も通過して神戸市バスの魚崎営業所前に到着、そこから一度西に行ってまた北に戻るという経路で国道2号線からさらに西に進み、東灘区役所とJR住吉駅を通過してから、阪神御影の南口へ到着しました。3/27の分割を前にこの系統を利用できて本当によかったと思いました。さすがに甲南山手〜阪神御影の直通利用者はいませんでしたが、分割される魚崎車庫前から先で下車、つまり分割後バスを2本乗車するように利用する人はいたように思います。と、いうことで東灘区の路線を中心に攻めた2日目のバス乗車も終わりになりました。

 

4.その後およびあとがき

 阪神御影駅に到着すると、さすがに前日の疲れもあったことと、昼食も少しゆっくりできたということもあり、今回はお話会をなしにしてそのまま解散としました。お話会が開けなかったのは少し悔やんでおりますが・・・。でも、バスの中で結構お話も弾んだようですし、それはそれでよかったような・・・。

 2日目のメインは小型バスと、魚崎系統を中心に攻めてみましたが、小型バスが導入される理由も納得でき、また魚崎のアップダウンの激しい道や、狭い山道などまたまた神戸市バスの神髄を味わったと思います。今回は、途中から私に代わってナビゲータをしてくださった方お2方がいてくださったこともあり、やはり充実しておりました。最後は2000年3月27日で分割されてしまった34系統に乗車できましたし・・・。

 また、参加者の数も今までで最多でしたので、いろいろととまどうこともありましたが、みなさんのご理解とご協力で無事終わらせることができました。でも、さすがに小型バス32系統はきつすぎましたね(^^;。

 今回達成できなかったノンステップバス乗車オフは、また機会を改めて実施したいと思っております。

 

 ご協力ありがとうございました。そして、お疲れさまでした。

 

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