主な活動 -Main Activity-
≪武産合気研究所≫
| 日時 |
毎月第1・第3日曜日
午前10時〜12時 |
| 会場 |
京都市左京区聖護院円頓美町 平安神宮西隣
京都市武道センター |
合気剣、合気杖の武器技を修練します。
開祖植芝盛平翁が残された合気の剣・杖は茨城県岩間に伝承されています。
開祖に二十四年間仕えられた斉藤守弘師範は、合気の剣・杖・体術の理合を体系的にまとめられました。
海外では岩間スタイルまたはトラディッショナル合気道と呼ばれています。
<Takemusu Aiki Study>
Date: first and third Sunday of each month
10:00am〜0:00pm
Place: Kyoto City Budo Center (located
next to Heian Shrine)
We practice sword
(Ken) and stick (Jou) techniques of
aikido.
These techniques of Ken and Jou were made
by Master Morihei Ueshiba and have been handed
down in Iwama Dojo in Ibaragi prefecture.
Master Morihiro Saito, who served master
Morihei Ueshiba for 24 years,arranged the
techniques of Ken, Jou, and many martial
arts of Aikido quite systematically.
In the countries outside Japan, his systems
grow popular and are called Iwama style or
Traditional Aikido.
合気剣考 ―入身の剣―
合気道には、体術をはじめ合気の剣や合気の杖などの武器技が伝承されています。
合気の剣は、合気道の基本的な原則に基づきます。これらの原則には、円滑な動き、円の中心軸、そして相手の攻撃を誘導して制御することが含まれます。円滑な動きは、無駄のない効率的な動きを指します。円の中心軸は、自分の身体を中心にした回転軸を意味し、バランスを保つために重要です。相手の攻撃を誘導して制御する能力は、合気道の要となります。
合気の剣には、切る、突く、そして動きを含むさまざまな技法が含まれます。これらの技法は、相手の攻撃を受け入れて、それを無力化し、制御する方法を教えます。合気の剣は、相手の攻撃を直接的に撃退するのではなく、その力を利用して制御することが重要です。
合気の剣は、特定の動作や形を通じて技術を学びます。これらの形は、相手との模擬戦闘を通じて実践され、基本的な技術と動きを確立するのに役立ちます。
合気の剣は、身体の調和、精神の集中、協力性、柔軟性、そして自己防衛の能力を高めるために非常に重要です。また、合気の剣は合気道の他の要素と統合され、円滑な流れと調和を追求する合気道の哲学と一貫性があります。
DVD『合気の剣・杖』 斉藤守弘師範
昭和49年に岩間の合気修錬道場で撮影された記録映画。植芝盛平翁から唯一人、合気剣の指導を許された斉藤師範が開祖直伝の合気剣、合気杖の演武をする。組太刀、太刀取り、組杖、杖取り、剣に対する杖術、三十一の杖ほか、気迫溢れる斉藤師範の剣技。
斉藤守弘著『合気道 〜 剣・杖・体術の理合』 全五巻
開祖植芝盛平直伝の合気剣・合気杖。素振り法から合わせ法、そして組太刀・組杖までを収録。斉藤師範は開祖が伝えた技をそのまま伝承すると同時に、体術と武器技の理合いを分類して体系的にまとめ、詳しい説明が記されている。
斉藤守弘著『武産合気道 〜 基本技術編・呼吸投げ編』 全四巻
基本技術編では一教から四教、四方投げ、小手返し、入身投げ、回転投げ、腰投げ、天地投げ、十字投げ、座り技呼吸法、諸手取り呼吸法までの基本、変化技を段階ごとに詳しく解説。呼吸投げ編では呼吸投げの基本、応用技を全78技収録している。
斉藤守弘著『武産合気道 〜 植芝盛平翁の技術書「武道」解説編』 別巻
戦前の植芝盛平翁の演武写真、解説とともに、斉藤師範が詳しく演武を行い、技の一つひとつを再現し、さらに詳細な解説をつけている。合気道の基本、変化技、気の流れが豊富な写真を使って段階的に著される。
≪合気道武産道場≫
| 所在地 |
京都市中京区寺町通夷川角
市バス 「京都市役所前」 徒歩5分
地下鉄 「京都市役所前」 徒歩5分 |
武産道場は合気の剣・杖・体術の理合に基づく伝統的合気道を少人数制で稽古します。
CD 『天地の聲』 合気道開祖植芝盛平
昭和36年頃の開祖77歳の肉声。植芝盛平翁が、古事記をひも解き合気道の精神を、武道とは愛なりと語る。この精神と技が結合して、強い技と、立派な人ができるのだと教える開祖の言葉がすーっと心に沁みてきます。そして、聞くだけで心を整え心が軽くなる祝詞の調べは、古きよき日本の心が聴こえてくるようです。
DVD 『京の合気道』 樋口隆成師範
月刊秘伝が、体技と開祖の思想が一体となった貴重な合気道の伝と評した合気の技。開祖が示す〇に・の図と△〇口の図が読み解かれ、六方の捌きと水火の結びがここに体現される。開祖を彷彿させる霊妙で柔らかい万川合気道の伝承。基本技から応用技まで全69技、134本を収録。
DVD 『京の合気道 武器技編』 樋口隆成師範
開祖植芝盛平が昇神したとき、樋口師範は22歳になっている。あの伝説的名人に接し、薫陶を受けた者は、京都にはもういない。国鉄京都駅の公安道場から鞍馬寺の修養道場を経て寺町夷川の武産道場。これは開祖から斉藤守弘師範へと伝承された合気の剣を修練する合気道武産会が、創立50周年を記念して制作した記録映像である。
書籍 『秘伝合気道』 樋口隆成師範
本書は合気道開祖植芝盛平の詠んだ和歌「道歌」を、樋口師範が10年にわたり続けてきた研究の集大成である。内容は、合気道草創期に開祖の記した「武道」の中の五十五首の道歌を綿密に解き明かしながら、道歌に刻まれた開祖の魂と武の世界を、道歌の躍動感そのままに生き生きと描いたものである。「宮本武蔵と植芝盛平」ほか。
<dojo training>
Address: Ebisugawa Kado Teramachi Nakagyo-ku
Kyoto
In our Takemusu-Dojyo, we train the traditional Aikido based on the logic of the sword,
the staff and the several arts of Aikido
in an intimate setting.
AIKIDO TAKEMUSU DOJO Takemusu Aiki Study
Non-Profit Organization Aikido Takemusu-kai was established in Kyoto in 1973 and in 2000 became certified as the first incorporated NPO of Aikido in Japan. We, Aikido Takemusu-kai, practice traditional aikido based on the principles of the founder, Morihei Ueshiba's Aiki-Ken (sword), Aiki-Jo (stick) and Taijutsu (Body techniques) with the aim of mastering Aikido where physical skill and the founder's thought unites.
Aikido doesn’t have competitive matches, so we practice basic techniques repeatedly. Aikido harmonizes with the spirit of the universe and defeats the opponent in an instant by the body movement like a beautiful dance. Regardless of age or gender, anyone can practice as there is no battle by force or clash with each other in Aikido.
In our Takemusu Dojo,we train the traditional Aikido baseed on the logic of the sword,the staff and the several arts of Aikido in an intimate setting.
Address : 700 Teramachi Ebisugawa-kado, Kyoto, 604-0916
Aikido Takemusu Dojo
Our dojo is a five-minute walk toward north from the Kyoto City Hall.
When you come to our dojo, first, you find the intersection of Teramachi-dori street and Ebisugawa-dori street.
Second, turn west toward the Ebisugawa-dori street, and you can see our dojo on your left.
Our dojo is two buildings down from the intersection of Teramachi-dori street and Ebisugawa-dori street.
For your information, there is a famous Japanese green tea shop, Ippodo, near our dojo.
http://www.ippodo-tea.co.jp/en/shop/kyoto.html
You will go about 20 meters away from Ippodo along the Teramachi-dori street toward north,and turn left at the intersection of Teramachi-dori street and Ebisugawa-dori street with a traffic light.
Our dojo is two doors down the street on your left.
A indigo blue flag is a landmark to our dojo.
≪武産会滋賀道場≫
JR彦根駅から徒歩10分、京町三丁目の合気道専門道場
≪武産会熊本道場≫
JR上熊本駅から徒歩5分、水前寺江津湖公園内にある総合体育館
入門案内
合気道は創始者植芝盛平翁が、日本古来の武道及び柔剣道を会得し、更に精神的修行を加えて編み出された独自の武道です。
合気道の技の中には、柳生流、起倒流、宝蔵院流及び最後に修行された大東流等の技が混然一体となって包含されています。
合気道は神人合一といいましょう か、天地と一体となるといいましょうか、天地の理を究め、天地の理に基いて動き、これを行ずることによって天地の理を身体に現実に描き出す道です。
戦前はこれを秘技として公開しなかったので、世人でこれを知る人は極めて稀でした。昨今は合気道の名声とみに高まり、多くの人に知られるようになりましたが、真の合気道とは如何なるものかを知る人は極めて稀であると思います。
合気道の「気」とは、有限の意識による腕力と違って、無意識に働く無尽蔵の活力をいいます。合気道は、和合の気、魂の恵みがあり、気の流れがあって、そこに生活が出来、物が産まれるのであると信じます。合気道では、これを武産(たけむす)といいます。この行を社会の方々に一人でも多く知り、また悟って戴くことを念願して私どもは日夜稽古に励んでいます。
合気道は敵をつくらない争わない気の世界であり、この練磨によって、この禊によって現実の社会の乱れを清浄に戻すことができると信じます。武は大愛であり、この大愛の精神こそ天地和合、人類大和の道といえましょう。
合気道は自己の気の流れを、宇宙の気に和合せしめ、美しい舞の如く円転流れるような体の捌きで、一触相手を倒してしまいます。腕ずくで揉み合ったり、ぶつかり合ったりしませんから、老若男女を問わず誰でも稽古することができます。
合気道武産会熊本道場は伝統的合気道を稽古します。
初心者を歓迎、入門は随時できます。
道場長 廣田将之
[道場]
熊本市総合体育館武道場 熊本県熊本市中央区出水2丁目7?1
[稽古日]
毎週 火・木曜日 午後7時30分〜8時30分
[連絡先]
廣田将之 Tel.090-8223-0926
E-mail : masa.aiki@gmail.com
[道場長略歴]
廣田将之 合気道五段
昭和51年(1976) 熊本に生れる。
平成7年(1995) 合気道武産道場(樋口隆成師範)に入門。
平成8年(1996) 花園大学に合気道部を創部、初代主将となる。
平成23年(2011) 熊本公徳会武道場に合気道武産会熊本道場を開設。
≪合気道奉納演武≫
鞍馬山は開祖植芝盛平翁修行の地。
毎年春の鞍馬寺花供養に合気道を奉納演武させていただいています。
Mt. Kurama is the place where master Morihei
Ueshiba had performed the ascetic training.
We dedicate our Enbu of Aikido in spring
at the flower memorial service of Krama temple
every year.
植芝盛平翁と鞍馬山
牛若丸と天狗伝説の鞍馬山。植芝盛平翁が21日間の修行をされたお山である。
魔王の滝の傍、神額に鬼一法眼と刻まれた小さな石の鳥居をくぐると鬼一法眼社がある。鬼一法眼社は牛若丸に六韜三略の兵法を授けた武芸の達人といわれる。武道の上達を祈願する人も多い。鞍馬寺には「兵法虎之巻」が伝わる。
来則迎 去則送 対則和
五五十 二八十 一九十 以是可和
察虚実 識陰伏 大絶方所 細入微塵
殺活在機 変化応時 臨事莫動心
来れば則ち迎へ、去れば則ち送る、対すれば則ち和す
五五は十なり、二八は十なり、一九は十なり、是を以て和す可し
虚実を察し、陰伏を識る、大は方所を絶し、細は微塵に入る
殺活機に在り、変化時に応じ、事に臨みて心を動ずること莫れ
これは、植芝盛平翁の伝書「合気柔術秘伝目録」の書き出しである。鬼一法眼のことばが合気の理を現す。
相手に対し心と心を結び速かに和合し右手を以て相手の頭上又顔を打突く事
相手の応じたる右肘を左にて上げ右にて相手の手首を右返しふみ込み倒す事
来る者は迎へ二八十なりの和を忘るべからず
身魂に宇宙の真気を呼吸し気海丹田に鎮め相手と合気和して電撃雷飛の
光の如く気を以て打突く事
一九の十なる和の勝速の理に依り左にて相手の肘を押へ右手にて相手の
右手首を掴み右に引倒す事
それは鞍馬山の中段にあるのですが、そこをちょっと登ったところに義経(牛若丸)が修行したという盆地がありまして、よく先生(植芝盛平)は夜中に起きて、月の出てない闇の中、これからそこへ稽古に行こうと仰るのですよ。それからその盆地の天辺に来て真剣を差すわけです。白い鉢巻をしてね。そして先生が、自分に打ち込んでこいと言うんですよ。これが所謂、気の修養ですね。そして、パーとこちらが打ち込んでいくと、先生はさっと避けて今度はこっちに打ち込んでくるわけです。その剣先がちょうど白い鉢巻のここら辺にくるのですよ。真っ暗だからよく分からんが、その剣先だけがポッと白く見えるんです。剣風というのですか、あれがふわっと感じられる。本当に厳しいんですよ。それでもって朝と夜、沢庵二切れとお粥しか食べないのですからね。たまには山の菜葉を採って食べました。そうして21日間鍛えられました。本当の、気の修養ですよ。 (塩田剛三『合気道修行』)
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