●3日目(11.23)

宿毛アジト検証(本城山)
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大月町(姫島遠景・大堂海岸)
(昼食とったから13:00ごろ?)
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足摺に入る
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唐人駄場
(15:00ごろ)
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金剛山福寺
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ホテル海上館
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(夕食)
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足摺展望台
:
ホテルで七青さんとお別れ


今日はまず本城山へ、宿毛砦検証に行きます。
この場所は計画時に地図上でまったく見当がつかなかったので、一番行き当たりばったりでした。
中村市役所の駐車場に駐車し、それから徒歩で、とりあえず一番高いところにあるように思えた天満宮に登ってみました。行ってみて、ここが頂上?と少し途方にくれます。いくらなんでもアジトには不向きだし、咸陽島だって見えません。
しかしその内あきやさんが山へ登る道を裏手に発見。
落ち葉で滑る、細く曲がりくねった山道を、本当にこの道をバイクで行き来できるんだろうか?と悩みつつ、ひいこら言いながら登ります。途中開けた場所に出てそこからの眺望にみとれました。確かにここからなら咸陽島もばっちり見えるし、奥には沖の島も、そして姫島も、双眼鏡を使うと小さく見えていました。
一休みした後少し元気を取り戻し、また続く道がやや平地に見えることにも力づけられて、さらに歩きます。歩いて歩いて、やがて天満宮の本宮にまでたどり着きました。すると、なんと簡易宿泊のできる社務所?があるではありませんか。すでに「宿毛アジトには具体的なモデルはないんだろう」と決めかかっていただけに、私たちの喜びもひとしお。社務所はちゃんと畳敷きでした。赤鯨衆の腕を以て改造すれば、ここもきっと立派なアジトに早変わりするでしょう。「兵頭」や「吉村」という寄進者の碑名を見つけては、先生もこの道を歩いたはずとの確信を勝手に深めたのでした(笑)



本城山から


宿毛アジト?


大堂展望台。
ここには姫島を近くで見るために行きました。船便は1日1往復のみという沖の島に渡るほど、スケジュールの余裕はなかったからです。
双眼鏡で覗いてみたけど、孔雀法の痕跡はすでに消え失せているようでした(笑)




展望台から姫島を望む

余談5(昏い優越(笑))
まさかこの展望台が、後日27巻の舞台になろうとは、神(=桑原先生)ならぬ身には知る由もなかったのです。
けど、27巻読みながらすぐに「あ、ここってあそこの展望台じゃ」とピンと来ました。
写真を撮っていなかったのは残念だけど(こればっかし)、やはり実際に行ったことのある場所は臨場感が違いますね。おいしいシーンだけに、ささやかな優越感?(←嫌なヤツ)を味わうことができました。


大堂海岸。
先生がさまよったあたりにも行ってみたくて少し車でうろうろしてもらいましたが、大堂海岸は広すぎて、見当もつきませんでした。
仕方なく適当な場所で車を止めてもらい、車内で腹ごしらえ。ちょっと外に出て、あの時の先生の心境を思って感傷にふけってみたりもしました。でも寒くて、あまり長居はできませんでしたけど。

足摺唐人駄場。
車はいよいよ足摺岬へと向かいます。
まずは、スカイラインから横道にそれて、足摺唐人駄場へ。
ごろごろと大きな岩が無造作に積み上げられています。ちょっと奈良の石舞台を連想しました。あれほど大きな岩ではないけれど、でもこんな山の上にどうやってこれだけの岩を運んだのか、謎です。
先に登っていた学生のグループにつられて、なんとなく岩の上に登ってみましたが、運痴な私は足が震えて怖かったです(^-^;)
ここでは星が納まっていると思われる場所を検証しました。二箇所ぐらい、候補と思われる場所がありました。
それに、高耶さんと先生が通った(もしかして体の一部がかすったかもしれない)とおぼしき場所にもちょっと抱きついてみたかった私でした(笑)




駐車場から見た唐人石



唐人石に登って


足摺金剛山福寺。
前回のツアー以来、七青さんがずっとこだわっていた(でも私も欲しかった)虎目石の数珠を買いに行きました。
しかし残念ながら数珠は売り切れていました。
そのほかにも寅のお守りだけが売り切れてたりして、なんかあやしい(^-^;)
ここの社務所に犬がいたり、お遍路さんが犬連れてたりして、(そのほかにも色々あって)今回妙に犬に縁がありました。
その後、お寺の前のお土産物やで、こだわりの虎目石の数珠を無事ゲット。


ホテル海上館着。

足摺テルメで夕食。
ここは入浴施設の充実した国民宿舎。足として車が確保できるなら、今度来るときは(笑)宿泊は絶対ここにしようと決めました。

夜、足摺展望台へ(何度訪れても、いいものはイイ。)
今回は、月の位置が展望台から見える範囲の海面から大きくそれていて、本物の光の道は確認できませんでした。夏はちょうどいい位置に見えてたのに、わずか4か月弱でこんなに移動するのね。
本物はダメだったけど、霧で本来山並みに隠れているはずの海面が上昇して見えたため、その幻の?海面上には光の道が映って見えていました。(こういう気象現象ってなんて呼ぶのかな。もしかしてめったにない体験だったのかしら?)
しかしこの日はなにより星空がすばらしかった。高耶さんにならって、ノーザンクロスを探してしまいました。星が多すぎて全然わかんなかったけど。
……って、そもそも足摺からこの季節にノーザンクロスは見えないものなのかな?(……無知)
ああ、でも降るような星空なんて、本当に何年ぶりだろう!
……しかし、この美しい星空の下で、私たちが行ったただれた行為はといえば……(^-^;)(先生、ごめんなさい)

この後ホテルに帰って、七青さんとお別れ。運転手、本当にお疲れさまでしたm(__)m
(実はこのあとちょっとしたハプニングがあるのですが……。ただれた行為の詳細とあわせ、そちらはぜひ七青さんのレポートでどうぞ(^−^))


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