キャンパーに欠かせない装備としては、真っ先にサブバッテリーが挙げられます。キャンプ先でメインバッテリーが上がってエンジンがかからないと,大変なことになります。かといってエンジンかけっぱなしでは、うるさいし不経済です。
サブバッテリーの充電方法
2の方法は、ダットラの前に乗っていた、ワンボックスバンで採用していました。アイソレーターとは電気の流れを一方通行に規制する部品のことで、これなら走行中も停車中も、サブバッテリー側から電気を消費しても、メインバッテリーが消費することもありません。
また走っていれば勝手に充電してくれるので,一番これが煩わしくなくてお勧めですが、専門の業者に頼むのも面倒だったし高い(パーツ代1万円+取り付け料)ので、3にしました。
3の方法は、大した電気の知識のない私でも簡単に配線でき、部品代も安い(2千円位)ので、現在も採用しています。リレースイッチというのは、エンジンがかかっているとき通電し、エンジンを切ると通電が止まるスイッチのことで、配線はとても簡単、メインバッテリーとサブバッテリーのプラス同士をケーブルで繋ぎ、途中にこのスイッチをかませるだけ。エンジンを切るとメインとサブの間が切れるので、サブが空になるまで使い切っても、メインは影響ありません。
一口メモ〜バッテリーの並列配線
そのため、4つ目の方法として、バッテリー切り替えスイッチを付ける手もあります。本当はこれにしたかったのですが、エンジンルーム内にもう一つバッテリーを置くスペースがないのと、エンジン始動のケーブルに手を付ける勇気(瞬時に数百アンペア流れる)がなかったので、やめました。
サブバッテリーの種類
ただ、充電時電極からガスが発生しますので、ワンボックスの室内に置く場合は,あまりお勧め出来ません(私はキャビンと荷台の間に置いてます)。また再充電可能な回数も後者より少なく、寿命は短め(2〜3年?)でしょう。
2のタイプはデュープサイクルバッテリーと言いまして、繰り返しの充電・放電に強く、またシールドタイプなのでガスが発生しません。車内に安心して置けます。一般のカー用品店では扱ってないので、RV雑誌での通信販売がよいでしょう。
ただ、シールドでガスが出ないということは,過充電に弱いということで、単にアイソレーターやリレースイッチで繋ぎっぱなしにしておくと、1年持たずに劣化します。電圧計で常に充電状況を確認し、OKならスイッチを切っておくなどのメンテがいるので,ちょっと煩わしいですが、きちんとすれば長持ちするそうです(私は2個パーにしました)。また,走行中の並列充電ではなかなか電圧が上がらなかったような気がします。