新しい日記ほど上に掲載してありますので、ご面倒でもスクロールして下からお読みいただけば幸いです。 2000年2/26(土)曇り後晴れ
山頂からの、早朝の南斜面の降りたての雪質は、昨日以上に最高のコンディション。で、プッツン切れてしまい、標高差300mのチセの大斜面をわずか5〜6ターンのハイスピードで一気滑り!。いやー、チビリそうだったけど、最高!。 午後からは以前からのHP仲間である坂口さんと合流して、またしても三週連続のチセヌプリスキー場で林間コース。本人曰く”深雪なんか滑った事ないんだよねえ”と言いながらもさすが現役のスキー指導員でした。こっちなんて、後ろにそっくり返ったり前につんのめったりと大変だったけど、彼は常にばっちりフォームとポジションを決めて(なんせ指導員ですからね!)、一度も転けることなく安定した滑りを見せて頂きました。 今回は時間に余裕がなかったのでゲレンデだけでしたけど、今度はシールを付けてゆっくりと、山を一緒に滑りましょう!。 2000年2/25(金)大雪
さすが寒いなかの大雪だけあって雪はとても軽くて深く、この3週間のなかでは最も良いコンディション。しばらく林間コースで足慣らししたのち、見返りコースへ。全くのノートラックのパフパフ三昧、存分に楽しめた。トレースがなかったので当然、スキー場への帰りのコースは下りラッセルが待ちかまえていたけど。 深雪に満足した後、倶知安の駅前通りにある、ニセコの深雪愛好家御用達の”スポーツたきぐち”へ。ここはスキーヤー&テレマーカー必見の店!。店内一杯にこれでもか!と言わんばかりの品揃え。特にパウダー系は道内一?。しかも札幌の量販店で買うより遙かに安い!。幅13cmもある極太板(一度乗ってみたい!)が半額で置いているなど、興味津々で見ていたが、昨シーズン末に板を買ったばかりの私としては指をくわえて見ているだけ(ショボン)。 倶知安のレストラン”たんぽぽ”(ボリュームのある店)で夕食を取った後、ニセコ町で車中泊。相変わらず雪が降っている。 2000年2/20(日)曇り
スキーはもちろん面白かったけど、もっと面白い珍事件が発生したのでちょっと報告(当人にとってはえらく深刻な事態だったらしいけど)。 林間を滑り降りて、大湯沼の上流側を巻いて雪秩父の駐車場をえっちらほっちら歩いていると、川の対岸からなにやら呼ぶ声が!。見ると女性ボーダーが、どうやら今日の深く重い雪で身動きが取れなくなったようだ。”そこからだと川があって渡れないので、上流に歩いて大湯沼の上流側まで行けばトレースがあるぞ!”と呼び返すと、”もう疲れて歩けなーい!”との返事。それだけ大声張り上げられれば大丈夫だと思いつつ、”わかった!”と答えてスキー場へ向かう。
リフトの係員に事の状況を説明し、スノーシューを借りようとするが、置いてないとの事。とりあえずなにもなしで山頂駅から遭難現場?へ滑り降りる。
しかしてそこには、半ば放心状態でぽつんと雪の上に座っている20歳前後のオネーチャンが一人。”怖かった!私ここで死ぬんだなーってずっと考えていたー!。もうボードなんて絶対しない!”と半べそ状態。旅館が対岸に見えるのに、”なんてオーバーな!” 取りあえず落ち着いた所で事情を聞くと、”スキーのトレースがあったのでー、跡付いて行ったけどー、途中で付いていけなくなったしー、進まなくなったのでー、ここまで歩いて降りてきたけどー、もう歩けなくなったー”との事。にわかバックカントリースノーボーダーだったらお灸をすえにゃーいかんかと思ったけど、コース境界のロープは雪に埋もれて見えなかったそうな。 取りあえず川までは若干標高差があるので、スキーで緩い下りのトレースを付けてストックを彼女に貸すと、なんとか漕ぎ漕ぎ進めて、スキー場まで残り1/3地点まで到着。ここからは全く平坦なので、今度はジルブレッタのヒールを開放し、行ったり来たりの返し縫い歩行で道作り。彼女にそこを歩かせて、スキー場手前でようやく到着したパトロールに後を引き継いでようやくお役御免。
救出作戦、こうやって無事完了しました。チャンチャン!。ボーダーの皆さん、トレースがあるからと言ってもロープの外は冬山!。お気をつけ下さいね。
2000年2/12(日)曇り
2000年2/6(日)快晴無風(絶好のクロカン日より)
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