パラフィン | 低フッ素入り |
CH8(+1〜-4℃) | LF8(+1〜-4℃) |
CH7(-2〜-8℃) | LF7(-2〜-8℃) |
CH6(-6〜-12℃) | LF6(-6〜-12℃) |
(トータルで+1〜-12℃の雪温帯なので、3本のうち、どれかは合います。また一度しっかりワクシングすれば、100kmやそこらは平気でワックスが持続しますので、塗り直しもしません。)
大会の初戦となる、一月下旬の北海道スキーマラソン直前に、気は心とちょっとフッ素の入ったLF6〜LF8を、3本の板に上塗りし、時折大会で長距離使った板だけ塗り直して、これで2月下旬の湧別原野まで通します。
(LF6(-6〜-12℃)に合うほどの雪温ともなると、雪の湿度が非常に低いので、フッ素を含むLF6は必要ないという説もあります。)
私は、スタート後序盤ではあまり飛ばさないので(体力温存作戦)、多少滑りが渋くてもあまり支障ありません。但し終盤になると体(特に太股)が持たなくなるので、この時の負担軽減を狙って、雪が腐り始めた終盤の雪質に合わせ、暖かめのワックスを選択します。そのためSWIXの7番と8番で、北海道の1〜2月中の大会なら9割方網羅出来ました。極まれに湧別や十勝で6番を使うことがある程度です。
(注〜トップ選手は、雪温の低いスタート時から一気に飛ばし、そのペースを維持したまま、雪が腐る前にゴールしますので、この限りではありません。もうワンランクずつ低い設定でもいいでしょう。)
以前、湧別以降も大会で走っていた時期は、3月に入ってから、低温でもう使わなくなったLF6(-6〜-12℃)を塗った板に、LF10(0〜+10℃)を塗り直していました(トータルで-8〜+10℃の雪温帯)。ただLFと言えどもフッ素入りなので、一度CH10のパラフィンでクリーニングしてから塗った方が良いでしょうね。
ただ今は、3月に入ると軟弱にもレースのシーズンオフ。先に書いたよう再度、滑走面保護のためパラフィンワックスを塗ったままにしておいて秋まで保管、おやすみなさ−い。
もっと気楽にワックスと付き合いたいなあと思っている方は、こんなずぼらな人もいるんだという程度に、ご参考下さいませ。
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