またソールに手を入れると、場合によっては毛羽が残ってかえって滑走性が落ちることもありますので(使い込むうちに時期に良くなりますが)、このような処理は、シーズン始めか終わりにやった方が安全でしょう。
新しいフィッシャーRCS,CSの場合は、ストラクチャーを壊さないために、いきなり320番を使います。さらにサイドウオールを320番で軽くサンディングし、なめらかにします。
ペーパーは、コルクに巻き付けて、トップからテールへかけます。
でも付けすぎると滑走抵抗になりますので、トップ選手は雪質に合わせてレースのその都度付けています。但し、一度ソールにペーパーをかけると、しばらくはなかなかけばが取れません。シーズン初めには、酸化層を剥くためにかけますが、私はその後はあまり頻繁にはかけていません。
ショップのパンフレットでは、この作業を3〜4回も行うことを推奨していますが、ワックスがもったいない人は(私の事)、レース直前でなければ、一回行った後試走して、滑り具合を見てから再度行っても遅くないでしょう。
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