パラフィン系ワックスの塗り方
ブロンズブラシをトップからテールへ、7〜8回かける。
これは古いワックスや汚れを落とすためです。
止めのワックスがある場合はリムーバーで落とすが、そうでない場合はリムーバーは使わないそうです(リムーバーは溶剤なので多用するとソールの酸化を助長するそうです)。
雪質にあったワックスを、煙のでない温度(105度くらい)で塗る。
仕上げにワックスをじっくり塗り込む。
スキー1本につき2分間。絶えずアイロンを動かすこと。
室温で30〜40分放置する。
追記〜以前私は、ワックシングは寒い玄関先でふるえながらやっていましたが、アイロンをかけてもワックスがあっと言う間に固化してしまい、ソールに染み込む暇もありませんでした。やはり暖かい室内でぬくぬくと作業する方が、人にもスキーにもよろしいようで。
プラスチックスクレーパーでワックスを7割程度削る。
スクレーパーでワックスを全部削り落とそうとすると、ついでにソールまで削ってしまう(ワックスの削りかすが黒くなる)ので、程々にとの事。
コンビブラシで、ワックス屑が出なくなるまで、トップからテールまで念入りにブラッシングする。
仕上げにファイバーテックスで2〜3回,トップからテールまで磨く。
ファイバーテックスは買うと高いので、貧乏な私はスコッチブライト(ナイロンたわし)を使っています。
追伸〜スクレーパーの辺は、つねにペーパーで削ってエッジを付けておきましょう。
平らな机の上にペーパーを敷いて、ペーパーとスクレーパーが直角になるように積み木・ブロック等をあてがいます。後はスクレーパーを前後に擦れば,縁は正確に直線・直角に磨くことが出来ます。