シャクナゲ岳


標高〜1074m
標高差〜約500m

 以前は静かな山旅を、手軽なアプローチで楽しめたこの山、最近の春の時期は、スノーモービルのメッカと化してしまいました。立ち入り規制区域なのに、大変残念な事です。


 入山はチセヌプリスキー場からになりますので、アプローチはチセヌプリを参照して下さい。

 シャクナゲ岳本峰の取り付きまでは、だらだらと緩い登りが続きますが、本峰へは、短いながら急な登りがあり、クラストしていることが多いので、担いだ方が楽でしょう。

 シュカブラでうねっていなければ、下りもちょこっとだけど面白いです。 


 特筆すべきはこの無名峰からの下り斜面です。森林限界のオープン斜面でありながら、風の影響を受けにくいこの東斜面は、厳冬期にパウダーを求める人に人気があります。帰りにちょっと登り返しがありますが、是非どうぞ。

 但し長沼方面に行けば行くほど雪庇が張り出して、雪崩のリスクが高くなりますので、北寄りには滑らない方が賢明です。( ”ニセコの雪崩危険個所マップ”にも危険区域に指定されています)



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