オーストラリアとシドニー

第22回オリンピックが開かれている
オーストラリアのシドニー。
どんなところでしょう。
そこはきっと
お菓子でできた夢の国。
ああ、いったい
どんなところでしょう。



オーストラリア大陸は
世界の6大陸の中で一番のプチ大陸です。

オーストラリアは南半球にあるため、
日本とは季節が逆です。
したがって現在は春先のシーズンで、
12月になれば真夏。
サンタクロースや赤穂浪士はサーフィンに
乗ってやってきます。

また、オーストラリアはは有袋類という、
オーストラリア以外にはわずか一種類しかいない動物が
山ほどいるのです。


コアラ、カンガルー、ウォンバット、
フクロヤマネ、フクロネコ、フクロアリクイ、
フクロシマリス、フクロトカゲ、フクロモモンガ、
フクロイヌ、フクロダヌキ、フクロシラサギ、
フクロトナカイ、フクロヘビ、フクロミンク、
フクロネギ、フクロカンノミホ、フクロダンス、
フクロツリザオ、フクロアストニシュ、フクロフロッピーディスク、
ワライフクロカワセミなどが存在しています。
では、なぜオーストラリアはこのような
わけのわからん生き物がいるのでしょうか?

かつて世界中の大陸はひとつでした。
そこからまっさきに分かれたのが
オーストラリア大陸なのです。
いわば大陸の中の不良です。
反抗精神にあふれているため、
この大陸を慕って動物の中の落ちこぼれ達が
集まってくるのです。

そんなオーストラリア大陸は、
ヨーロッパやアジアの文明の
影響をほとんどうけずに来ました。
アボリジニと呼ばれる先住民達は
それほど数が多くないため、自然はほとんど
手つかずのまま来たのですが、
1426年ごろ中国の漁民に、1532年ごろポルトガル人によって
「発見」され、1770年にはジェームズ・クック提督により
イギリス王室に献上されました。

1788年からは総督が置かれ、流刑囚などが入植し、
開拓が始まりました。
当初は流刑地として使用され、
伴善男や後鳥羽上皇や紀貫之などが流刑されたと
いわれています。
その後、1829年には正式にイギリス領になり、
1850年ごろにはゴールドラッシュが起こり、
アメリカ、中国などから多数の移民や千秋が入植してきました。
しかし、有色人種の増加に危機感を強めた
イギリス系移民たちは「白豪主義」と呼ばれる
白人達の支配を強めていきました。






1901年にはイギリス連邦内の自治領として独立、
第一次、第二次世界大戦、朝鮮戦争への
参加を通して、国際的な発言力を強め、
イギリスからはなれた独自の道を歩んでいます。


シドニー
オーストラリア最大の商工業都市。

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