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全然がんばってない野辺山野辺夫さんの質問。

「羽毛はどうしてあんな小さい穴から出てきちゃうんでしょうか。」

羽毛は確かにあの小さな毛穴から出てくるようには見えません。
羽毛の大きさにくらべて毛穴はあまりにも狭き門です。
その難関を突破しようと羽毛が思ったのはエリート志向です。
毛穴を突破できるような優秀な羽毛であれば、大企業入りや高級官僚になれる――。
その思いで必死に毛穴突破を目指しての受験勉強です。
赤本や単語集をもって寝る間も惜しんでの猛勉強です。
その結果、他人にはとても無理と思われる毛穴突破をなしとげたのです。
これは奇跡ではなく、努力の結果です。
現在の政財界の主要メンバーはそうした毛穴の出身者なのです。
「真鍋ー!お前は、俺の、俺の、俺の、」――大仁田厚――