加藤清正大好きっ子
「達」さんの質問。
どうして鉛筆で書いたものは
消しゴムで消えるんですか? 」

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ぼちぼちがんばる「チアキ」さんの質問

「なぜカツオブシはご飯の上で踊るの」

カツオブシはご飯に乗せたとき以外にもお好み焼きの上にのせたときも踊ります。
これはけっしてパラパラやソシアルダンスやええじゃないか踊りや風流踊りではなく、
踊っているように見えるだけなのです。
カツオブシという魚肉を煮てから何度も煙でいぶし、乾燥させるのをくりかえしただけの
物が踊るわにけはありません。
ご飯やお好み焼きに共通するのは「湯気が出ている」 という点です。
カツオブシは魚肉を煮てから何度も煙でいぶし、乾燥させるのをくりかえしただけの物です。
カツオブシはそんな自分自身を誰よりも過小評価しているため、卑屈な態度に終始しがちです。
そんなわけでご飯やお好み焼きなどの湯気を出しているものを見ると自分自身に対して
怒っているように思い、ひたすら頭を下げて謝るのです。
しかしその様が他人から見て踊っているように見えるのは皮肉というほかありません。
そしてまた怒られるのです。悲しき、悲しきカツオブシ。

ジミヘンを加藤姓だと頑なに主張する「0-sam」さんの質問

「ニンニクは芽が生えると死にますが、どうやって増えるのですか」

そもそも芽が生えた時点でニンニクが死ぬという時点で間違っています。
ニンニクというのはたいへん生命力の強い植物です。一見枯れたように見えても生きているのです。
ニンニクと生命力で検索すると健康食品のページばかりです。
さて、かつて寺の入り口には「葷酒山門に入るを許さず」と書かれたものが置かれていました。
葷とはネギやニラやニンニクなどの香りのある野菜のことです。
それと酒は神聖な寺の領域内には入ってはいけないという意味です。
葷の字の意味の「香りのある野菜全般」という意味はは後世になって付け加わったもので、
本来はニンニク自体を指していたといわれています。
さて、西洋では悪魔よけにニンニクなどを用います。吸血鬼ドラキュラもニンニクに弱かったのです。
西洋社会というのはキリスト教社会です。キリスト教徒は非キリスト教徒を悪魔のしもべの異教徒として見ていました。
ですからキリスト教徒の悪魔というのは非キリスト教徒のことなのです。
「非キリスト教徒はニンニクに弱い。」ということです。
寺の僧侶はキリスト教徒ではありません。仏教徒です。ですからニンニクに弱いということになります。
では、なぜ非キリスト教徒はニンニクに弱いのでしょう。
ためしに一人のいやがる僧侶にニンニクを無理矢理食べさせてみました。
ニンニクを切り刻んでオリーブオイルで炒めたものを使ったペペロンチーノです。
ここまでしてもニンニクの強い生命力は途絶えることはありません。
一日目、変化ありません。僧侶は口臭を気にしています。
二日目、変化ありません。
三日目、僧侶の顔が紫色になってきました。
四日目、僧侶の目の色がやや変わってきました。「メロンパン、メロンパン」ととりつかれたように繰り返しています。
五日目、僧侶の口から緑色の草が生えてきました。スーパーなどでよく見られるニンニクの芽です。
六日目、すっかりニンニクの草におおわれてきました。僧侶がもうどこにいたかもわかりません。
七日目、大きな花が咲きました。 ゆらゆらとゆれています。
八日目、丸い大きな実がつきました。
九日目、身がはじけてたくさんのニンニクがとびちりました。農家の人がとりにやってきました。
というわけで、どうやらニンニクは仏教徒の身体を栄養にして増えていくのですね。
皆様もニンニクを食べたければぜひ改宗を。アーメン。