シーン22:ディアボルス(正位置)

GM
[マスターシーン]です。PCはいつ登場してもらっても構いません。

 小屋の中でフラウシュとミーシュが対峙しています。

「ミーシュ。よくここまで大きくなったね」
「うん。ちょっと早めに来ちゃった。お兄ちゃんももうすぐ来るよ」
「そう… 村をどうすんの?」
「パパをどうしたの?」
「あんたのパパはね… あたしが殺した」
「うん。覚えてる。どうしてかな?」
「そうだろうね。ミーシュにとっても、あの人にとっても人間はにくいよね」
「パパは人間嫌いだったね。お兄ちゃんも嫌いだよ」
「あんたは? あんたもあたしの事が嫌いかい? …だったらゴメンね。憎ませちゃってさ」
「ううん。怒ってないよ。光をくれて有難う」

 ミーシュが母親の鎖に触れると、彼女を拘束していた鎖が消えます。そして、 ミーシュの影から6つの光球か飛び出し、あたりをグルグルと巡りだすと、 家の壁なども次々と消滅していきます。

 そんなところで外が騒がしくなります。

「来たー! 狼だ! 狼が来た!」
ファング
それは俺が出ないと話にならないな。(いっころ)失敗したぁ〜…
ニキータ
それじゃこっちが(いっころ)2です
「ミーシュちゃん無事だったにゃー」
GM
いいたい事を先に言われた少年が口をパクパク(笑)
「ミーシュ! これはどういうことだよ?」

 ミーシュの操る光の球が小屋を消滅させていきます。

「これ? 光だよ。上手でしょ」

 消滅した壁向こうには彼女たちを拘束した男たちが立ち尽くしています。 が、こちらも上半身が消滅しています。武器とそれを握る手だけが空中に浮かんでいますね。

「ほら、上手でしょ。全部けしちゃうからね」

 [悪徳]の鎖を。
ファング
なんてこった… この子が[殺戮者]だったのか!
GM
[悪徳]なんて物を知らない少年はそのままつぶやきます。

「ミーシュ… ミーシュがやったんだな?」
「うん」
「あの村人たちだけじゃなくて…」
「うん」
「人間が… 憎いか? …だろうな」
「うん。今から全部消すよ。お兄ちゃん。狼さんたち全部返していいよ」
ニキータ
「だ、だめにゃー!」
GM
「そうだ! ダメだ! 奴らは俺がやる。お前はそんなことしちゃダメだ!」
「…だって、お兄ちゃんよりあたしの方が上手だもの。あたしはもっと光を集めるから、 お兄ちゃんはあたしを守ってね」

 6つの光の球に聖痕が浮かび上がります。そして、ミーシュがニキータを指差します。

「あのね、あたしもっと光を集めるの。だからそれ頂戴」

 彼女の影が空中に浮かぶと、真っ白に染まり、純白という[異形]を表し[宴]が起こります。
リィナ&ミント
登場成功です。
ファング
ギルザは出ましたよね?
GM
はい。登場しています。
ファング
それじゃ、因縁付きで(コロコロ)成功。
GM
では、ギルザと同時に登場した事にしましょう。

「あれは… 長と同じ…?」
ファング
「だな。しかし、一体いつあんな力をあの子は手に入れたんだ?」
「ギルザ」
「…わからん。が、村人をやったのは彼女だ」
ファング
「ということは、その時既に…」
百鬼繚乱:陰陽座:    これも俺が持ってるのはインディーズの時のものだよ! くそ! メジャーデビューしてから一回も聞きに行ってねぇよ! お進めは帝都魔界譚と化外忍法帖とがいながてやだな! 無理にとは言わねぇよ!
***編集後記
 ちょっとさじを投げかけた。 次のシーンからが本当に辛かった。 あぁ、辛かったよ。