シーン15:アダマス(正位置)

「兵士」
「この先がそうで御座いますぞ」
ソアラ
「うむ」
≪現か夢か≫(コロコロ)1。
GM
寝た(笑)
ソアラ
さてと、では奥へ進もうか。
GM
そーすっと奥の方から“もれんつぁだ”という声が。
エリィ
あれ? 先についてたんだ?
「モレンツァ」
「妃にならん奴などこうじゃ。えーいもれんつぁ弓ぃ。 もれんつぁ矢! もれんつぁ矢っ! …うーむ。当たらんのう…」
ソアラ
「弓って言うのはね、こういう風に使うんだよ」
アームボウ(コロコロ)7。モレンツァに。
GM
えーと不意打ちだからダイス−1個して…  (コロコロ)1,1(笑)
「モレンツァ」
「むぅっ。なに奴っ! 何をするのかっ!?」
ソアラ
「わぁ、凄い凄い。いや、弓矢って言うのはこうやって打つんだよ」
「モレンツァ」
「なるほど、こうやって打つのか」
(コロコロ)7。チップに当たった*1
ファン
あ…
「モレンツァ」
「うーむ… やはり難しいのう。でわもういっちょ。妃にならない奴など用はないわっ。あーばよっ」
ソアラ
あぁ、まったまったまった!
ファン
…∵爆破∵
「おーやおや。暴発してしまいましたねぇ」
GM
弓矢が暴発とは是如何にっ(笑)
「モレンツァ」
「うぬぅ… はっ! 貴様等は妃共… と後1人はなんじゃ? 男装の麗人か?」
ビブロス
「…なんでチップを?」
「モレンツァ」
「妃にならん奴などいらぬわ」
ミリィ
「ゴッタードと同じ〜」
「モレンツァ」
「もれんつぁだ」
ソアラ
これやると面白いかも。≪虚言≫(コロコロ)5。
「私が本物のモレンツァだ」
GM
(コロコロ)… 失敗しやがった…
「では、モレンツァは何なのか? いや、モレンツァはもれんつぁであって、もれんつぁもれんつぁもれんつぁ…  あ”〜っ」
…頭よわ…
ソアラ
「偽者であるお前には妃なんか要らないの」
「モレンツァ」
「そうか… いらないのか…」
ソアラ
「ほら… 河の向こうでじいやが手招きを…」(笑)
「モレンツァ」
「も、もれんつぁ?」
ソアラ
「ほら、行ってあげないと」
「モレンツァ」
「あぁ、じいや… じいやぁ〜」

シーン、退・場。
エリィ
ご、ゴブリン並みの知性(笑)
さ、と言う事でチップを助けよう。
GM
かなりぐったり。
ソアラ
≪薬草知識≫<手当>(コロコロ)成功。
エリィ
「あの手紙はナニ?」
ビブロス
「あの請求書はナニ?」
「チップ」
「はぁ、お手紙読めませんでしたか?」
エリィ
「インクがにじんで一切」
「チップ」
「いや、捕まちゃったから、助けてって… 読んだから来たんじゃないんですか?」
エリィ
「いや、気になったから」
「チップ」
「あう… あと、お金がなくなっちゃったから…」
ファン
「嫌だなぁ。君と僕との仲じゃないか」
エリィ
「ん? お金がなくなったってことは、いつもの報酬?」
「チップ」
「うん。でもここに捕らわれてちゃだめじゃん?」
エリィ
「しょーがないなぁ…」
ビブロス
「あなた、ゴッタードに借金が? 幾らぐらい?」
「チップ」
「え〜っとぉ… 440金貨ほど」
ファン
「一体、何にそんなに使ったんだい?」
「チップ」
「えっと、ご飯と買い物と宝石とお洋服と…」
ミリィ
「素直に体で払え」(笑)
「チップ」
「だから、体で払ってるじゃないのぉ。ぶー。新薬の実験になったりとかさぁ」
ソアラ
そっちか(笑)
ビブロス
「てゆうかさぁ。その借金があたしの方に回ってきてるんだけどねぇ…」
「チップ」
「は? あなた誰ですか?」
ファン
「おお! そういえば忘れていたよ」
ファン&エリィ&「チップ」
「誰?」
ビブロス
「ビブロス」
「チップ」
「あぁ! 知ってます知ってます。図書館でたまたま見かけた筆跡だったので、 それをそのまま拝借して」(笑)
ビブロス
「おのれわぁ!」
「チップ」
「運が無かったと思って諦めて下さい」
エリィ
「いやぁ、さすがだねぇ」
ミリィ
「ねぇねぇ、ところでさ。どうやってそんな大金がめた訳?」
「チップ」
「始めは10金貨だったんですけどねぇ。利子が膨れに膨れてここまで…。 で、あのガマガエルをだまくらかそうかと思って、モレンツァさんの借用書に、 ゴッタードの筆跡で保証人に仕立て上げたら… てへっ」
エリィ
「よしよし。それじゃ、実験体も無事確保したし。帰ろっか」
ファン
「そうだねぇ。あはははははははは」
「チップ」
「実験体…」
現在アダマスの装備品で、【AP】が0になった経験は俺だけでは有るまい(笑)
*1チップに攻撃
 ここからファンさんの∵爆破∵までの一連の流れは、 だーいぶ前から用意していた物。シナリオの核が実はこれだけ。 本来なら、“恩人”とかその辺を使いたかった。捕らわれの人物も、 チップではなくサルモン・フィーストなどの、価値有る人物の予定だった。

 それがどう言う訳か、こんな内容に。ネタだけでやるもんじゃないね。
***編集後記
 モレンツァがこんな性格じゃなきゃぁねぇ。 こんな展開にはならなかったんだけれども… やれやれ。 それにしても、話のつじつま合わせに苦労しているのがミエミエだわ(笑)

 さて、ここまで根気よく本編を読んでこられたあなた。 もーちょっとです。もーちょっとで、この地獄から開放されます。 頑張ってください。

 おかげで俺もRPGってもんに対する理解が深まりました。 いや、本当に。