シーン15:ファンタスマ(逆位置)

GM
えーと。シーンプレイヤーになってないのは… ミントか。 同行者は誰を指定しますか?
ミント
指定しなかった場合はぐれるの?
GM
うん。指定されなかった人が[登場判定]に失敗するとそういう事になる。
ミント
それじゃ、さっきのメンバーを。
GM
はい。ランドール、レオン、アローン、あさひ、ライアン、じじいの6人ね。で、どちらに?
ミント
ずんずん進みますよ。
GM
それじゃ、丘についた事にしよう。お城に到着しますね。
ミント
「到着〜」
アローン
「町じゃないのか…」(爆)
ランドール
「いや、我々は町に行くとは一言も言ってないが」(笑)
アローン
「確かに相乗りは頼んだが… 出れると思ったのに」(笑)
あさひ
「ってゆうか、城じゃん。丘じゃないじゃん」
ミント
「うん。まぁ、城主がじじいだから」
GM
では。城門の方に向かうとですね、門が自動的に開いて城に迎え入れられます。
ミント
城主を呼んでみよう。くる?
GM
うん。謁見の間で会おうだそうです。
アローン
よし。誰かおぶってくれ。
編集
 ここでミントが茶目っ気を出して、≪元力:炎≫≪元力操作≫を使ってじじいのケツに火を。 じじいは【体格】に失敗して心臓麻痺。レオンが手当てをしてなんとか息を吹き返したのち、 じじいの反撃。あさひから≪声援≫≪光の翼≫が飛んで、じじいの≪幻撃≫がクリティカル。 ミントは抵抗にクリティカル。

 無意味にハイレベルな戦闘が…
ミント
「なんやねん。動かれへんってダダこねるんが悪いんやないかぁ!」
アローン
「何いうてるねん。じじいやで? ダダこねてるんやなくて、ホンマに動かれへんねん」
レオン
「解った解った。おぶったるから!」
アローン
「わーい。やったぁ」
編集
 一応の解決を見たようである。
GM
では謁見の間。
レオン
つぼ触ったときに見たような顔なんだね?
GM
うん。

「ようこそおいでくださいました。皆様がた準備は宜しいか?」
ランドール
「一応、話は大まかには聞いているが?」
「リヒャルト(鳳)」
「うむ。ユニコーンを退治してもらった後、その角を用いて即座に封印、と言うのが仕事だ」
ランドール
「質問がある。角は消えたりはしないのか?」
「リヒャルト(鳳)」
「消えはせんよ。それがどうしたかね?」
ランドール
「その角をもらって帰りたい」
「リヒャルト(鳳)」
「無理な相談だな。封印に使うためその角は動かせん。それとも貴様は獅子を檻から放り出すような真似をするのか?」
ランドール
「封印と言う事は、いずれは破られると言う事だな?」
「リヒャルト(鳳)」
「では、後処理をしてくれると言う事だな?」
ランドール
「俺の恩人の命がかかってる。その為に角がどうしても必要なんだ。 いずれ破られる封印なら、葬ってしまえばいいんじゃないのか?」
ミント
「葬れないから封印してるんじゃ… 楽に行こうよ」
ランドール
「楽に行ってたんじゃ助からない命があるんだよ」
「リヒャルト(鳳)」
「その一人の為に、100人の命を犠牲にするというのだな?」
ランドール
「俺が葬ってやるさ!」
「リヒャルト(鳳)」
「…貴様ごときで何が出来ると言うのだ、ヒヨッコめ。我々とて、 好きで封印をしつづけているわけでは無いのだ。

 ユニコーンを始末するためにこの城から出たものは、全て返り討ちにあった。 そして、封印されているモノはそのユニコーンよりもはるかに強い」
ランドール
「じゃぁ、封印されているものは何なんだ?」
「リヒャルト(鳳)」
「はるか昔の話だがな。フォールン・ウルフェンというのは9つの血筋がある。 その一つの中でも中ぐらいの強さを持ったものを封印してある」
ランドール
「仮に封印したとしてどのくらい持つ?」
「リヒャルト(鳳)」
「100年程度だろうな。その間に体を鍛え、技を磨いて行くしかない」
ランドール
「だったら、前はどうやって封印したんだ?」
「リヒャルト(鳳)」
「死闘に死闘を重ねた結果だ。 ユニコーンのいる所へはミントの短剣が導いてくれるだろう」
2回目のライブで「花が無い」と、どきっぱり書かれてしまいました。ウワァァァン
***編集後記
 やっと歯車が回りだしたかな。

 どーでもいい事だけれども、なんでそれぞれの事情をよく相談しあわなかったんだろう…