楽屋裏

 いやはや、終了しました。一年も待たせておきながら、 このつたないシナリオを発表するとは… 私はアホか(笑)
それはともかく、恒例のNPC紹介から。

ヴァン・C・エース
 名前が適当なくせに妙に存在感のあるキャラクター(笑)
 出所して、律儀にブレダ王国で騎士修行をするかどうかは不明。 一家が皆殺しにされてるから、ブレダに行くのは間違いないのだが…
Ventus = Luna = Adamas

エリア・コートウェル
 アゼルの50人目の恋人。根は真面目な娘だが、少々世間知らず。 アゼルがどう思っていたかは不明だが、彼女は本気だったようだ。
Stella = Angulus = Angulus

マーク・コートウェル
 エリアの父親。自分の死を恐れない攻撃で、随分とPCたちを脅威にさらした。

 今回の[殺戮者]
Ignis = Lex = Luna

ルージュ
 ランゲルハンスのルナギルドを仕切る女性。座右の銘は“情報を制するものは世界を制す”

 表の顔は化粧品会社の社長。
Corona = Luna = Lex

ヴァーミリオン
 [殺戮者] [聖痕者]をおとす事を至上目的に、 様々な事件で暗躍している男。基本的にはいい人に見えるが、 どこか不思議な魅力がある
Dextra = Ignis = Ventus


 今回のシナリオの元ネタは、父親の持っていた小説。内容はかなりエッチである。 金澤先生が“シナリオのネタを拾うなら、18禁系から拾うと中々いい” とかつて言っていた覚えがあり、私も参考程度に官能小説を読み、今回のシナリオを完成させた。

 いざ書きあがると奇妙な偶然を見つける。ダブルクロスのサンプルシナリオに似た部分が多いことだ。 娘を殺された男の復讐が、男を悲しい[殺戮者]に変えた−

 そんなシナリオな訳だ。

 私は[殺戮者]を“絶対悪”とは考えない。[殺戮者]はある意味犠牲者であるからだ。 自らの欲を満たすため、持ってはならない力を手に入れ、元に戻れない道を進んでしまった−

 そんな力を手に入れてまで、求めるものがあり、生きようとあがく。その姿はある意味、 非常に人間らしいのではないだろうか?

 とはいえ、ここまでリプレイを書き上げるのが遅くなったのは、私が筆不精であることと、 私の怠慢によるためです。いいんちょ殿には多大な迷惑をかけてしまいました。反省。

 何はともあれ、次のリプレイ製作が控えています。Sigil で公開している Blade of Arcana の、 リプレイのトリとなるかどうかは、いいんちょ殿の許可次第… というわけですね。

 タイトルは“ラ・プランセス・ドゥ・マヌカン”です。個人的にはかなり気に入ったシナリオなので、 リプレイとして皆様の目にかなえば嬉しいです。

 それでは、運がよければまた会いましょう。
 というか、イラストの方にそろそろ向かいたいんだけれども…