二個以上の物は、複数形で表します。
aで終わる女性名詞とuで終わる男性名詞は、a、uのかわりに i をつけます。 その他の形の名詞には、そのまま i をつけます。 tabula(テーブル) → tabuli(二個以上のテーブル) lupu(狼) → lupi(二匹以上の狼) frater(兄弟) → frateri(兄弟たち) ★例外★ 語尾に母音が二つ続く語の場合には、iをつけずにsをつけます。 gratia(感謝) → gratias(複数の感謝=ありがとう) die(日) → dies(日々) iu(私) → ius(私たち) om(人) → oms(人々)、tu(あなた) → tus(あなたたち)のように、慣習的にsをつける語があります。 |
すべての形容詞は、形容する語と性、数、格を一致させなくてはなりません。(格については次回説明)
形容詞の語尾は、女性名詞ならa、男性名詞ならu、そして複数形の場合には性に関係なく i になります。 benu(良い)について見てみましょう。 bena nos(よい夜=こんばんは) benu mane(よい朝=おはよう) beni dies(よき日々) 形容詞は bellu(美しい) malvu(悪い) ruberu(赤い) liberu(自由な) novu(新しい) albu(白い)... のように、基本形は男性形で表します。女性名詞や複数形の場合は語尾のuをaや i に変えて下さい。 porcu ruberu(赤い豚) alba rosa(白い薔薇) oms novi(新しい人々) 形容詞は名詞の前でも後ろでもかまいません。 どちらかというと、長い形容詞の場合は後ろに持ってくることが多いようです。 |
アウレシア語には、冠詞はありません。
もしあえて「一つの」を強調したいのであれば、「unu(1、一つの)」をつけます。 unuは形容詞と同様、女性名詞なら語尾がaになります。 unu filiu(一人の息子) una filia(一人の娘) また、定冠詞(英語のthe)をつけたいときは、「lu(彼、それ、その)」をつけます。 luもまた形容詞と同様、女性名詞なら語尾がaに、複数形の場合には性に関係なく語尾が i になります。 lu die(その日) la tabura(そのテーブル) li monti(その山々) |