実車解説？独特の形状で幻的魅力のユーゴ版T-34/85。残念な事に大戦後のモデル。しかもちょっとだけの生産で、試作に近い物らしい。
キット解説？
マムートさんにて３８００円のプライスで購入。この値段なら、普通は改造パーツであるが、驚いた事にマケットのT-34/85（砲塔除く）が入ったフルキットであった。うーん。マケットのキットっていくらだっけ・・・。バウマンじゃこうは行かないよね〜。
懐かしきガレージキットの味！つくづくキットの魅力とは多様な物だと思う。値段で好印象持ったせいか、このキットの手作りっぽいところが大いに気に入ってしまった。細部のモールドは気泡で欠けていたりするけれど、大きい気泡は型抜き後に手作業で埋めてあったりして微笑ましい（笑）。キットの箱は、マケットのバレンタインの物を裏返して使っている。本当に素敵だ。
車体上部に大きな変形はないので、手間をかけてやれば見れるものに成りそうだ。変な材質のレジンも事後変形を気にして採用したのだと弁護したくなる。 ところで、この材質は収縮が少ないのか、プラの車体下部との合いは意外と良いようだ。
ルーバー部分。今時のキットとしては気泡が多い。モールドが欠けているのが見えると思う。白い物はシリコン。これ以降のロットでは、ここが欠けている筈（笑）。
ところで、説明書を見ると、マケットの砲塔のランナーからもパーツを使う指示になっている。という事で、元々はマケットとのセットではなく、別売りだったと思われる。一部は型取りして用意されているが、全てではない・・・。無視するか、マケットの「砲塔セット」を買うか・・・どうせならドラゴンあたりを買って、そっちををベースにした方がよいかも。