ひとり言 第11ページ
 ちょっと困った。8/13
 とりあえず車体側面を張り付けて見ました(画像では1部剥がれていますが)。この大きなパネルを何と呼ぶのか分かりませんが、車体外側と内側に同様なパネルが4枚使われています。完成時にはその外周をキャタピラが一周するので、ズレているとメロメロになって格好悪くなります。気を付けないといけません。

 ・・・が、この4枚のパネルは前後で2分割な上、フリーハンドで切り出したようなダルい輪郭、それぞれ微妙に形が違っています。案の定、適当に接着していったらズレてしまいました。画像は、何とか修正をしようとしているウチに割れてしまった場面。

 接着には、ウェーブの「高強度」瞬間接着剤を使っていたので、簡単に剥がれます!。この瞬間接着剤、未開封でも品質が低下するらしく、私の使った物はぜんぜん接着力が有りません。ヒドイです。後にアロンアルファを使ったのですが、その部分はガッチリ接着されていて・・・逆に困りました(笑)。
 これが優れ物。8/9
 前回の続き・・・「プラ板を直線に切る優れ物」とはコレの事。よくよく考えると何の事はない、紙を切る奴でプラ板を切るだけ・・・でも、なかなか便利で嬉しくなる逸品です。

 K-heckのヘッドセットのパッケージは、写真を半分に切って使うというローテクで出来ています。それ用に、当初はレバー式でガッチャンっと切る裁断機を探していたのですが、現在はあまり売っていないらしく、仕方なくカッター(回転刃)をスライドさせるコレを購入しました。ところが、これがアタリでした。A4サイズだと比較的安くて3980円でした。

 コレが如何に便利かは、プラ板をよく使う人しか分からないと思うのですが、第1に、アッという間に直線に切る事が出来る。第2に、簡単に直角を切り出せる。第3に、直角と直線で、平行な「帯」や四角形を簡単に切り出せる。・・・ほんと大助かりです。これらをカッターと「サシ」でやるのは面倒な作業で私は大嫌いでした。・・・それに、使い古しのプラ板が綺麗な形なので有効利用出来るという利点も有ります。これまでは使えば使う程プラ板の残りが「いびつ」な形に成っていき、最後まで使い切る事はまず有りませんでした。

 まぁ、本来の「紙を切る」という使用目的があった上での便利さなので、わざわざプラ板を切るためだけに買うものじゃないですけど。
 MK.B!8/3
 いやぁ〜。パソコン壊れて、約20日ぶりの更新。前回の「相撲ファン」なんか1ヶ月もトップページにあったんだよな。ああ、格好悪いHP(笑)

 で、その20日前に「キット紹介」で取り上げたMK.Bをノロノロと作っております。白く写っているのがプラ板。これは、この側面に付く装甲板との間合いを取るためののスペーサー兼補強板です。本当の補強板は内側の見えない部分に沢山張り付けてあります。このキット、一事が万事この調子でヘロヘロの薄いレジンを補強せねばならないので少々面倒ですが、この辺は「疑似スクラッチ体験」とでも言えそうな作業で(今の)私はそんなにイヤじゃありません。

 この補強作業。以前なら高く付くけど角プラ棒を張り付けていました。プラ板を直線に切るのって結構面倒なので。でも、今は優れ物アイテムを持っているので苦になりません。・・・・・・続く(笑)。

 相撲ファン・・・7/4
 その名もズバリ「SUMOFAN」(右上に小さくTMと書いてある・・・)。エライ自信を持ってメーカーが出していると推測します。コレを考え、コレを作り、コレを売る奴がいて・・・という事実だけで十分に奇蹟ですが、果たしてコレを買う奴は居るのだろうか・・・と思っている私に雲の切れ間から一条の光が射し、気付かぬ間にレジでお金を払ってました。トホホ・・・

 全高20センチほど、彩色済みソフビ製。胸から突き出た謎の物体に安モーターが入っていて、スポンジ状の触っても痛くないプロペラを回します。非力な割に単3電池を4本も使うので、持久力は有りそうです。と、思ってしばらく回すとモーターの焼ける独特のニオイが・・・モーターの冷却を全く考えていないイイカゲンな「ファン」なのでした。

 「化粧マワシ」は何だか米俵みたいだし、「マゲ」も変。いったい何なんでしょうコレは。まぁ、とにかく21世紀に伝えたいバカアイテムではありますね。20年後のアンティークショップでイイ味出しそう。

 モデラー必見資料集(ドッカ〜ン!)6/29

 長年探し求めていたレア本を古本屋でついに発見!(ウソ)。たったの300円とはラッキーでありました。この本、当時は恥ずかしくてとても買えた代物じゃなかったのですが、今ではそういう感覚は一回りして平気で買えてしまえるのが不思議です(笑)。 まぁ、ある意味、全ページ「爆笑に次ぐ爆笑」本なのは皆さん容易に想像つくと思いますが、タダの石原軍団写真集では終わっていないぞ!と言いたいのです。

 「西部警察」の記念すべき第1話と第2話に登場した「装甲車」が表紙に出ていますね。(新番組当時の宣伝でやたら装甲車を全面に出していたのを思い出します。) で、この本のマニアックなところは、この装甲車の4面図が細かい寸法入りで掲載されている!ところでしょう。凄い!

 細部のディテールを見ると実車(笑)と違う部分があるのですが、私はむしろ信憑性を感じます。つまり、「これは実車写真から割り出して描かれたテキトウな図面じゃなく、この図面こそが実車図面で、ディテールは制作時に現物合わせで処理された。」と想像されるからです。基本形は図面どおり作られたのではないでしょうか。・・・設定上の諸元も出ているのですが、残念ながらベース車輌の楽屋裏的なデータはありません。

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 モデラー的興味はまだあります。登場人物が皆さん違ったタイプの「濃い顔」をしているのです(寺尾 聰 除く)。 日本のオッサン顔を作る上でこの上ない良い資料となるでしょう。

 巻末には「西部警察装備カタログ」としてMGC社製のモデルガンが出ています。レミントンで犯人の銃だけを撃ってしまう大門団長も凄いですが、ワルサーP−38「アンクルタイプ」も装備していたとは・・・まさに「恐れイリヤのクリアキン」ですわ。(笑)


 心が豊かになる模型 6/24
 タスクフォースのジュニア707(写真手前)を買いました。このキットの存在は知らなかったので全くの衝動買いだったのですが、今ではお気に入りです。私の買った物は透明部品に気泡が入ってひどく見栄えが悪いので、これから購入される方は店で確認する事をお勧めします。

 私はスケールキットでも、寸法や考証を絶対視しディフォルメを全否定する(のが偉い!みたいな)考え方が好きではありません。イロイロな価値観を見つけられる人の方が建設的で趣味人として豊かな感性を持っていると思うからです。まぁ、素人を騙すような粗悪品はダメだし、良く考証された物を評価するのは当然ですが、決して大きとは言えない模型の世界を更に狭く捉える事が、この趣味の将来にとって幸せなのかは大いに疑問を感じます。

 このキット、パーツの合いやキレの良さから見て新金型だと思うのですが、ゴム動力のギミックや部品の構成など、昔のイマイか?と思わせる所があってオヤジ連中には懐かしく思える内容でした。意図的にそうした「確信犯」ですね。余程好きでないとこんなキットは出せません。

 そうそう。中に入ってる「仮想開発史」にファインモールド的な「好きでやってる」精神を感じました。昔のタミヤのMMもこうだったんだけどね・・・タミヤはユーザーをチャンと見ているから、大多数のユーザーは望んでいないという事か。


 これはコレでカッチョエエ〜6/18
  いやぁ。エンジンが壊れてしばらく物陰に放置していたモトラ。車に積むため路上で分解し、ようやく連れて帰って参りました。写真は取りあえず移動出来るように組み上げた状態です。

 モトラとは「モト・トラック」の略だそうで、前後の大型キャリアが無いと存在意義すら疑われるシロモノなのですが、こうして余計な物が無い状態で見るとなかなかオシャレな事に気付きました。キャリアという生活感の有る物が無い事で、ミスマッチこの上ない馬鹿RV風の「木目」も馴染んでます(笑)。・・・この状態で丘下りしたら面白いだろうなぁ。

 エンジンの故障は自分で直すつもりです。手間はボア・アップするのと変わらないのですが諸事情でヤメ。せめて50cc版のアルミシリンダーが有れば冷却のために使いたいのですが、そんなの無いんだよな〜。


 ポスター?6/14
 壁に貼ったオリジナルヘッドの見本写真。これ全体で広げた新聞紙くらいのサイズです。ヘッドの写真や文字はパソコンプリンターで出力した物で、それを色付きボール紙に張り付けています。 これを写真(フィルム)に撮って焼き増しして商品版「オリジナルヘッド」の袋に同封しようと思っています。

 どうしてもレンズの歪みが出てしまうし、ライトの反射でテカる問題もあります。手間や制作費を考えるとパソコンでデザインしてプリントした方がよっぽど速く上手く出来るのですが、これの為に最新のプリンターを買う事もないかなぁと思うし、画像の経時変化を考えると写真の方が良いと思ってこうしました。どこかで現物を見る機会がありましたら、「はは〜ん。あれだ」と今回の「ひとり言」を思い出して下さいまし。

 まぁ今の時代、次第にこういうアナログな方法をする機会がなくなって来ていますから結構良い経験でした。作業している間は自然に楽しんでしまったし・・・。でも、もうやりたくない(笑)。

 1/24の・・・5/30
 モノグラムの復刻版カスタム・ショー・ロッド「Li'l Coffin」。車の横でガイコツがポーズをとる箱絵は魅力的。キットには箱絵のデザインのトレーディングカードも入っていますが、こちらは背景が描かれているので、もしかすると今回の箱絵でカットされたのかも知れませんね〜。

 さて、店でもガイコツが入っているのかどうか話題になったと言うのですが、箱の説明を良く読むと入っている事が判明。嬉しくなり即購入。・・・この嬉しさを思うと「中に入っていない物を箱絵に描くべきではない。」というのも解る気がします。一般的にメーカーがその事を気にするようになってから箱絵がつまらなくなったと言われますが、本当は「箱絵どおりの魅力的なオマケ」を入れてくれれば問題はないのです。つまらない内容に合わせた箱絵がつまらないのは当たり前です。この車自体はそう売れるとは思いませんが、オマケを入れる事で「馬鹿な奴」が買うイカシた面白いキットになっているのです。

 さて、3パーツのガイコツは非常にアウトラインが宜しく満足。車自体も1932型フォード「デュース」がベースとは思えない変わり果てたスタイルで面白いです。ラダーフレームなのにこの低いスタイリング。当然、ドライビングポジションには無理がありますが、膝を曲げずに足を前に投げ出す「座いす」式のシートで解決しているのには感心します(?)。

 しかし、馬鹿アイテムも時間が経つと渋くなる物なんですねぇ。
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